こんな夜更けにバナナかよ！急に食べたくなっても簡単に作れるバナナのレシピ

急に思い立って食べたくなる、それがバナナ

夜中に空腹を覚えて急に食べたくなるものってありますよね。例えばバナナ。朝食用にいつもストックしているのに家族に食べられてしまって1本もなくて悲しい。それがバナナ。かと思えば、安売りされていたから大量に買ってみたものの食べきれなくて黒ずんでいく。それもまたバナナ。

夜中に急にバナナが食べたくなるのは、映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』の主人公・鹿野靖明（大泉洋）さんも同じ。鹿野さんは、幼少から難病の筋ジストロフィーを患い。常に車いす暮らし。動かせるのは体の中でも首と手だけという状態なのに病院を出て、札幌でボランティアたちと自立生活を送っています。

それにも関わらず、夜中に突然「バナナ食べたい」などと言い出すワガママな性格。そんなの鹿野に、彼の生活を支える医大生ボランティアの田中（三浦春馬）や美咲（高畑充希）らは振り回されっぱなしなのでありました。

なんとなく“小腹満たし”の果物として扱われがちなバナナですが、実は、かなりのポテンシャルを秘めた存在なのです。ソフトな甘みとねっとりした食感はスイーツの材料にぴったり♪　ということで、鹿野さんのように急にバナナが食べたくなった人をも満足させる、簡単＆時短バナナスイーツのレシピをご紹介しましょう。

材料2つでパパッと作れるバナナシェイク

とにもかくにもバナナ味の何かを口にしたくなったら、再現レシピ研究家 稲垣飛鳥さんによるこちらのシェイクはいかが？　冷凍バナナと牛乳をミキサーかフードプロセッサーで撹拌させるだけという超お手軽レシピなんです。冷凍バナナって、そのまま食べてもアイス代わりになって最高ですが、こうした使い方もできるんですね。冷凍庫にバナナは常に忍ばせておきましょう。

▽稲垣飛鳥さんの詳しいアイデアはこちら▽

HMがあれば作れちゃう！　コロンとかわいいバナナドーナツ

夜中に食べたくなもののひとつに「揚げ物」もありますよね。それがバナナだったら最高じゃないですか！　chouchouさんがご紹介するのは、ホットケーキミックス（HM）で作るバナナのドーナツ。HMにちぎったバナナ、卵、はちみつを加えてしっかり混ぜたら、つみれを作るようにスプーンで丸めながら油に落としていきます。

夜更けのおやつにぴったりの、小さくて丸いバナナドーナツの完成☆　揚げ立てのアツアツな状態を頬張るのがおすすめですよ！

▽chouchouさんの詳しいアイデアはこちら▽

工程を変えれば劇的に食べやすくなるフローズンバナナ

バナナが熟れすぎてしまいそうなとき、皮を剥いて1本ずつラップに包んで冷凍しますよね。典型的な冷凍バナナで、これはこれで食べやすくておいしいです。しかし、MEG♀さんのアイデアは目からウロコ！　先にスライスして串刺しにしてから凍らせるんです。

するとどうでしょう……。

ちょっとしたおしゃれなダイニングバーに出てくるスイーツのようですね。工程を少し変えるだけでこんなにも見栄え良く、食べやすい“フローズンバナナ”になるなんて。発想の転換は大事です。

▽MEG♀さんの詳しいアイデアはこちら▽

ワガママさんもきっと大満足のバナナレシピをお試しあれ♪

ちょっと手を加えればおいしいスイーツになるバナナのレシピ、いかがでしたか？　とっても簡単なので、急に小腹が空いたときに作ってみてくださいね。ワガママな鹿野さんのお口にもきっと合うことでしょう。

ちなみに『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』は実話なんです。周りを振り回しているように見える鹿野さんですが、筋ジストロフィーを患いながらも、自分らしさを忘れずに生きています。会いたい人に会い、食べたいものを食べる。自分の気持ちに蓋をして鬱屈した状態で生きるより、素直になる方が、人生はよほど素敵になるはず。映画を通じて、鹿野さんの生き方に触れてみてくださいね。

作品概要

『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』
●2018年12月28日（金）全国公開
●監督：前田 哲
●脚本：橋本裕志
●原作：渡辺一史『こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち』（文春文庫刊）
●出演：大泉洋、高畑充希、三浦春馬、萩原聖人、渡辺真起子、宇野祥平、韓英恵、竜雷太、綾戸智恵、佐藤浩市、原田美枝子
©️2018「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」製作委員会