おやつにお野菜スイーツはいかが？ほうれん草のカップケーキレシピ

野菜を使ったスイーツに興味がある方は多いと思います。
カフェなどでメニューに載っているのを見かけることもありますし、テレビなどで専門店が特集されることもありますよね。

そんな注目度が高いお野菜スイーツを、お茶のお供に作ってみませんか？
私はほうれん草を使ったお菓子が好きなのですが、お気に入りのほうれん草スイーツの中から、今回はカップケーキのレシピをご紹介します。

葉の部分のみを使い、一度茹でたものを混ぜ込んでいるため、癖や苦みはありません。
お野菜スイーツ初挑戦の方にも受け入れやすい味ですので、子どもさんのおやつにもいかがでしょうか。

使用するほうれん草について

ほうれん草の旬は冬ですが、私が住んでいる地域では春でも店頭に並んでいることがあります。
とは言え終わりがけということもあり、価格はお手頃です。

もしほうれん草が手に入りにくい時期は、冷凍ほうれん草を使ってもOKです。
冷凍ものは旬の時期に美味しさをそのまま閉じ込めてありますし、価格も手頃で、保存も効くので作りたい時に作ることができますよ。

材料

9号のカップ　5～6個分

　卵　Ｍ1個
　グラニュー糖　50g
　薄力粉　50g
　ベーキングパウダー　1.5g
　無塩バター　50g
　ほうれん草の葉の部分(生)　80g※
　バニラエッセンス　3～4ふり


※冷凍のほうれん草を使う場合は60g程度準備する

準備

・オーブンは170度に予熱し始める
・型にグラシンカップを敷いておく
・小さなボウルにバターを入れて湯煎で溶かし、溶けたら火を止め、そのまま取り出さず温めておく
（混ぜる際、バターはあたたかい状態だと生地に混ざりやすいため）
・薄力粉とベーキングパウダーをふるう

作り方

①ほうれん草をペーストにする

　1.ほうれん草の葉をさっと茹でて水にくぐらせ、色止めし、3cm幅のざく切りにする

　2.軽く水気を絞って（この時点で葉と水気を合わせて50gに調整する）、ペースト状になるまでミルサー（小型のブレンダー）にかける
　→大きなミキサーやフードプロセッサーだと容量が少なすぎてうまく刻まれないため、お茶が挽けるような小さめのミルがおすすめ

②卵とグラニュー糖をボウルに入れて、35度くらいの湯煎で温めながら、ハンドミキサーでもったりとするまで泡立てる

③持ち上げるとリボン状に生地が表面に落ちるようになったら、低速で１分ほど混ぜ合わせて大きな気泡を抜き、①のほうれん草とバニラエッセンスを加えて更に混ぜる

④薄力粉とベーキングパウダーを加え、ゴムベラでボウルの底面からすくいあげて返すように混ぜ合わせる

⑤粉っぽさがなくなったら、ゴムベラの面で受けるような感じで溶かしバターを加え、更に底からすくって返すようにむらなく混ぜ合わせる

⑥型の9分目まで生地を入れ、予熱が終了したオーブンで18分ほど焼く
　→冷めたら乾燥しないようカバーなどで覆い、室温で保存
　→焼き色がつきすぎそうな場合は、ちょうど良い焼き色がついた時点でアルミホイルで覆うなどして、焼けるまで熱を通す

おすすめはチーズクリームのデコレーション

カップケーキはそのまま食べても美味しいのですが、クリームを絞り出すのもおすすめです。
普通の生クリームも良いのですが、ここではコクがあってほんのり爽やかな、チーズクリームをご紹介します。

チーズクリームの作り方

作りやすい分量

　クリームチーズ　20g
　グラニュー糖　10g
　生クリーム　80g


①クリーム用のクリームチーズとグラニュー糖をよく練る

②生クリームを少しずつ加えて溶きのばし、８分立てにする

③食べる時にケーキの上に口金で絞り出す

中は、鮮やかな緑色

外側には焼き色がつくためわかりにくいのですが、割ってみると、緑色がこんなに鮮やか！
新緑を思わせるような色合いで、今の季節にもぴったりではないでしょうか。

にんじんでアレンジ

ほとんど同じ作り方で、にんじんのカップケーキを作ることもできます。
最近のにんじんは甘いので、お菓子作りにもぴったりです。
にんじんをすりおろして加えるだけなので、ほうれん草よりもハードルは低いですよ。
作り方はこちらのリンクからどうぞ。