【ほりえさちこのすぐ楽レシピ #1】作り置きして損なし!主菜にも副菜にも使える簡単ベジボール

フードコーディネーターのほりえさちこさんによる、すぐにおいしく食べられて、しかも作るが楽ちんな“すぐ楽”レシピを紹介するシリーズ。第1弾は作り置きの強い味方“ベジボール”です。きのこ、ミックスベジタブル、ほうれん草&エリンギを使います。

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きのこ、ミックス、ほうれん草&エリンギ。基本にしたい3種のベジボール

食事の献立や弁当のおかずって、毎日作っているとネタ切れしがちですよね。ほりえさん流のベジボールは野菜たっぷり。作り置きして冷凍しておけば、主菜や副菜があっという間に作れて、料理の時短にもなるんです。アレンジ料理と一緒にぜひ覚えておきましょう♪

ベジボール1:しめじ&舞茸ボール

まずは2種類のきのこを使った便利な“きのこ玉”の作り方をチェック! 材料は、次の2つだけOK。

●材料(6個分)
・しめじ、まいたけ…あわせて300g

●作り方
しめじと舞茸は子房にして、ラップにかけて電子レンジで3~4分間ほど加熱したら、4つに分けてそれぞれラップで包んで冷凍します。きのこは加熱すると結構水分が出るので、水分は除いてからラップするといいですよ。以上、1品目はこれだけ!

「今回はしめじと舞茸を使いましたが、基本的にきのこ類ならなんでもOK。特売品でたくさんきのこが手に入る時にまとめて作っておくと便利ですよ。水で戻した干ししいたけを使用すると、料理に旨味をプラスできます」(ほりえさん)

アレンジメニュー:きのこのココットチーズ焼き

ということで、しめじ&舞茸ボールを使って簡単にできる副菜レシピを紹介します。

●材料(4個分)
・キノコ玉……1個
・卵……1個
・めんつゆ(3倍濃縮)……小さじ1
・ピザ用チーズ……大さじ2
・塩、こしょう……各少々

1. キノコ玉を耐熱ボウルに入れてレンジで約2分間加熱して解凍しておきましょう。
2. 1に溶き卵、ピザ用チーズ、めんつゆ、塩こしょうを入れて混ぜて、ココット皿に入れてトースターで4~5分間焼けばできあがり。

「2ステップでできる簡単で旨味たっぷりの副菜です。さらにベーコンを入れるとコクが出ます。アルミカップに入れればお弁当のおかずにもぴったり。オムレツを焼くときに具材として使えば、メインのおかずにもなります」(ほりえさん)

ベジボール2:ミックスベジボール

次に紹介するのは、残りもの野菜3種類を使用したベジボール。今回は、ピーマン、たまねぎ、にんじんを使用しました。野菜をほかの料理に使って、端っこだけ残ってしまうことってありますよね? そんな時こそ、このベジボールの出番です!

●材料(4個分)
・ピーマン……4個
・たまねぎ……中1個
・にんじん……1/2本

材料をすべて粗みじん切りにして、耐熱容器に入れ、電子レンジで3~4分間加熱します。4つに小分けしてラップで包み、冷凍します。2品目のベジボールの作り方も、たったこれだけでOK。

「余った野菜をみじん切りにして合わせておくだけで、調理時の面倒な切りものや下ごしらえの手間が省けるので、時短調理にとても便利です。この組み合わせは、料理に彩りが欲しい時にもおすすめの組み合わせです」(ほりえさん)

アレンジメニュー:キーマカレー

●材料(2人分)
・ミックスベジボール……2個
・あいびき肉……180g
・カレールウ……40g
・ウスターソース……大さじ1/2
・にんにく、生姜のみじんぎり……各1片
・水……3/4カップ
・サラダ油……大さじ1
・塩、こしょう……適量

●作り方
1. フライパンを熱し、サラダ油、にんにく、生姜のみじん切りを入れて香りが出たら、あいびき肉を炒める。
2. 1にミックスベジボール、水を入れて、ベジボールが溶けてきたら、カレールウ、ソースを加えて煮詰めます。塩、こしょうで味を調えたら、器にごはんを盛り、2をかけていただきます。

「フライパンひとつで、しかもたった2ステップでカレーができるおすすめレシピです。実はカレーを作るのは、具材の切りものがたくさんあって面倒なもの。しかもまとめて作ると、連日食べる家族は飽きてしまいがち。これなら、当日さっと手軽にカレーが作れます。このミックスベジボールは他にもミートソースやチャーハン、チリコンカン、コンソメスープ、パスタ、肉団子などの具材にも使える万能ボールですよ」(ほりえさん)

ベジボール3:ほうれん草&エリンギボール

3品目は、青物野菜とキノコを組み合わせたベジボール。そのまま味つけするだけで副菜にも使える便利な1品です。

●材料(4個分)
・ほうれん草……200g
・エリンギ……1本

●作り方
ほうれん草を熱湯でゆでて水にさらし、汁気を絞って2~3cmの長さに切ります。エリンギは縦4等分に割いて3cmの長さに切って、電子レンジで3~4分間加熱します。これを4つに小分けしてラップで包み冷凍します。

「エリンギの歯ごたえと青物野菜の彩りが特徴の、キノコ+野菜のベジボールです。だし醤油などで味つけすればそのまま副菜にもなるし、お弁当に彩りが足りないという時にも便利ですよ」(ほりえさん)

アレンジメニュー:ほうれん草のバターソテー

●材料(1人分)
・ほうれん草とエリンギのベジボール……1個
・コーン(缶)……大さじ3
・バター……5g
・醤油……小さじ1/2
・塩、こしょう……各適量

●作り方
1. ほうれん草とエリンギのベジボールは、電子レンジで半解凍し、フライパンにバターを熱して炒める。
2. 1にコーンを加えて炒め、醤油、塩こしょうで味を整える。

「あと1品副菜が欲しいという時にあると、とても便利に使えます。具材を解凍して、ごま和えや白和えにするのもおすすめです。オリーブ油でニンニクと一緒に炒めて塩こしょうをふるだけで、ペペロンチーノもできます。クリームパスタにも合う組み合わせなので、ぜひ試してみてください」(ほりえさん)

バットにまとめて冷凍!

残りものの野菜でベジボールを作っておけば、時短調理ができるだけでなく、日々のメニューに手軽に彩りが加えられることがわかりました。野菜室のすみっこにある、残り野菜、はしっこ野菜を使ってベジボールを作れば、野菜室のお掃除にも。そしてマスキングテープでとめるとかわいさUP!

これなら特売で野菜がたくさん手に入ったときに、あますことなく材料を使い切れますね。ぜひ試してみてください。

【ほりえさちこ】
栄養士/フードコーディネーター。和洋女子大で健康栄養学を学び、栄養士や食育アドバイザーの資格を取得。祐成陽子クッキングアートセミナーの講師を経て、テレビや雑誌、広告などで活躍。『フリージング離乳食―1週間ラクラク』『フリージング幼児食 1歳半〜5歳 —1週間分作りおき!』は累計4万部のロングセラーに。近著に『サラ弁』がある。

●書き手 庄司真美
●カメラ さくらいしょうこ

▼「ほりえさちこのすぐ楽レシピ」は毎週土曜日の12時更新♪▼

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栄養士/フードコーディネーター。和洋女子大で健康栄養学を学び、栄養士や食育アドバイザーの資格を取得。祐成陽子クッキングアートセミナーの講師を経て、テレビや雑誌、…

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