安い手羽元を使って食感と辛さを楽しむ、ぷりっぷりの「麻婆風鶏豆腐」のご紹介

合い挽きミンチを買いにスーパーに出かけたら、
普通でも手に入りやすい手羽元が特売になっているのを見つけて
合挽きミンチを買うのを忘れて、手羽元だけ買って帰ってきました。(汗)

そもそも、「麻婆豆腐が食べたい」と言う、主人の要望を叶えようと
買い物に出かけていたので、開き直って
手羽元で麻婆豆腐を作ったわけなんです。

でも、骨から外した手羽元の、ブリンとした美味しさに感動!
脂が少なく、コラーゲンの多い手羽元を使って
ピリ辛の鶏の美味しさと麻婆豆腐の美味しさを味わう、
「麻婆風鶏豆腐」のご紹介です。

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「麻婆風鶏豆腐」はいかがですか?

合い挽きミンチを買い忘れた事から生まれたメニューですが
大人ピリ辛の絶妙旨々で、飽きの来ない美味しさで
骨から外した手羽元肉の特徴の、ブリンッ とした食感がたまらない
最高に美味しい麻婆風鶏豆腐ができました♪

水解き片栗粉は先に作っておく

麻婆となったら、トロミのために片栗粉を水溶きしますが、
・片栗粉、大さじ2 + 水、=カップ半分量 で、溶いて

これは! 
先にやっておかないと、片栗粉の粒子がしっかり水を含まなくって
とろみが付いても水戻りしやすいくなるので、
一番最初に水に浸しておきます。

特売の手羽元

他のお肉に比べて、比較的年中お安く手に入る手羽元ですが
こうしたお安い時に、まとめて買っておいて、冷凍しておきます。

この写真の手羽元は、同時に買ってきた8本入りですが
実際に使ったのは、10本入りで224円の
主婦にとってはとってもありがたい手羽元でした。

この、ありがたさのおかげで、
合い挽きミンチを買い忘れて帰ってきたわけなのですが(笑)

手羽元を骨から外す

さすがに麻婆で骨付きは食べにくいので、骨から外しますが
ミンチのように叩かないで、 ブリンとした食感を楽しめるようにします。

棍棒のようになってる手羽元ですが
上下、両方の関節周りの筋を切り離して、骨に添わせて指をスライドさせて
骨から肉をはずします。

丁度、手羽元でチューリップを作る状態で
関節両方を剥いて、ツルンと肉を引き抜きます。

生肉を触る時は、ビニールの手袋をされることをおすすめしますが
この関節周りを外す時は、滑って危ないので
素手で行いました。
(鶏肉にはサルモネラ菌が付着することが多いため、生肉を触った時には
 きれいに手を洗いましょう。)

肉に下味をつける

揉み込みの時には、包丁の危険がないので
素手ではなく、ビニール手袋をおすすめします。

・骨から外した手羽元肉、10個
・岩塩、全体にまとう程度
・黒胡椒、10ガリガリ  (結構コショウはしっかり目に行います。)

これは、味付けというよりも、
鶏の生臭みを出さないための塩コショウですので、忘れずに行います。
(塩分が濃くなると、タレに影響しますので、塩分はあまり濃くないようにします。)

香味を切る

麻婆を作る「正統派の食材」 な不足していますが
香りの素から切っていきましょう。

中国山椒を使うと、本格的な香りになるので使いたいのですが、
一度、油を越したりしなくてはいけないので、使わないで作っていきます。

・生姜皮ごと、
 大1かけ 半分は食感が残るように乱切り、半分は香りが馴染むように千切り
・にんにく、1個 タテ半分に切って (芽は取ってね~)
(休日前だったら、にんにくをみじん切りにして使うのですが、
                 平日だったので半分に切るだけにします)

香りを引き出す

フライパンに油を入れ、弱火でゆっくりと香りを引き出します

・オリーブオイル、大さじ1.5程度
・切った生姜とにんにく
を入れて、 弱火でゆっくりを香りを出します。

火加減が強いと、にんにくが焦げてゴムの焼けたような臭いになりますので
ここは、じっくりといい香りを引出しように、弱火で加熱します。

肉を焼く

いい香りが立ってきたら、
・揉んだ鶏肉     を入れて焼きます。

これも弱火のままで、全体に焼き色がつくまでひっくり返しながら焼きます。

ねぎ

ねぎは、普通の麻婆豆腐ですと長ネギを使いますが

今回は、香り重視で
・香りのいい青ネギ、1束  小口切りに刻んでおきます。

(肉を焼いているのと同時進行で行います。)

ネギを入れる

・粗めに刻んだ青ネギ  は
焼き色の付いた鶏肉のフライパンに入れて
弱火のままで、かき混ぜながら火を入れます。

九条ねぎや、こうした青ネギは、
火が入ってもしんなりしにくい特徴を持っているので
ゆっくり火にかけながら調理ができます。

強火が命と言われる中華料理ですが、材料を選ぶことで
弱火でも、失敗なく作ることができます。

中国調味料

・甜麺醤(てんめんじゃん)、・豆板醤(とうばんじゃん)
を、取り出して、風味の準備!

この、「YOUKIの豆板醤」 は 辛さが際立っているので
この全体量に小さじ1の豆板醤でも、ちゃんと辛いですから入れ過ぎ注意です。

そのかわり、風味の良いしっかり四川風の辛さを望めますので
大人の風味にできるんです。

豆板醤をなじませる

・豆板醤、小さじ1   入れて
(辛いのがお好きな方は、小さじ2までならおすすめです。)
(会社によって辛さが違いますので、加減してください。)

シッカリと絡めて、全体に豆板醤の辛さを馴染ませます。

タレを別に作る

フライパンの鶏を絡めながら、「混ぜダレ」 を作ります。

先に混ぜダレを作っておくことで、味が決めやすくなります。
・オイスターソース、大さじ1
・甜麺醤(てんめんじゃん「中国甘味噌」)、大さじ2弱
・三温糖、大さじ1
・醤油、大さじ1
・ガラスープ顆粒、大さじ1
・水、カップ1と3/4 で、しっかりと溶いて
いつもは、水はカップ3/4だけにするのですが、

今回は、「鶏肉の塊」 が入っていますのでね
少し煮込みますから、水をカップ1、 多くしました。

混ぜたタレを一気に入れる

・混ぜ合わせたタレ を、フライパンに入れて

火加減を弱火から、中火の強火に上げてタレを溶かしながら沸騰させます。

豆腐を入れる

お豆腐は、絹ごしでも、木綿でも良いのですが
今回は鍋用の絹ごしにしました。 (他のお豆腐に比べて安いのと崩れにくいので)

・絹ごし豆腐、1丁  手の上で食べやすい大きさに切って

主人が言ってましたけど、
どこかのテレビ番組で、手のひらの上でお豆腐をこぼさないで切ったら
女子力が高くってモテるって言って、しかも
半丁ずつ切ったら、絶対にこぼれないから女子力が高く見えるんだって
評論家が言っていたそうです。

もしそうだったら、「私ぐらいのオバチャン年代は」 は大モテですね(笑)
どうします?  手の上でお豆腐切ったくらいでモテるんだったら
路上で、100丁ぐらい 手のひらに乗せて切っても良いのですが(笑)

煮込んでいく

豆腐を入れたら、フタをしないで、中火で20分煮ます。

中火で20分煮ましたら、
鶏肉にもしっかりと火が入って、タレも煮詰まって
こんな感じになります。

水溶き片栗粉登場

そこに、先に溶いてあった
・水溶き片栗粉    を入れて、
トロミが安定するまで、沸騰し始めてから中火の弱火で5分沸騰させます。

(沸騰が足りないと、食べている間に水戻りしてしまいますので、
          ここで、しっかりと加熱して、トロミを定着させます!)

風味のごま油

ごま油は、加熱すると風味が飛びやすいので、
食べる直前にかけるようにします。

食べる直前に、もう一度作った「麻婆風鶏豆腐」を、温め直して
器に盛って
・ごま油、  たらり~っと、一回しかけて テーブルへ運びます。

テーブル

琵琶湖の川エビも春の旬として手に入ったので、揚げて
テーブルに供しました。

まだ、生きていたエビを揚げたので、とっても美味しかったです。
最高水深、104mある琵琶湖ですが
エビ類は、普段80~100mの深さで生息しているそうです。
ただ、この春先の時期に発生する、植物プランクトンを餌にするために
水深30メートルほどのところまで浮上してくるそうです。
なので、春の味覚ですね♪

見た目

見た目は、なんとなく麻婆ですが、香りがとってもいい麻婆豆腐の香りです。
特徴的なミンチが見えませんので、
主人は、うちの家計がそんなに切迫してるのかと気をもみました。(笑)

鶏のゴロンとしたのも、豆腐に見えたようです。

取り分け

取り分けは、各自で行こないます。

麻婆をご飯にかけたかった主人は、
ドンブリご飯に、ダイレクトに「麻婆風鶏豆腐」をかけて
おいしそうにたべていました。♪

実食

ゴロンとした手羽元の肉は
もも肉などを切った状態とは違うので
箸で持ち上げてもその、「ブリンっ!」とした感じがわかります。

でも、噛むと、なんとも言えない弾力のあとは柔らかく噛み切れて
油っこくなく、鶏のジューシーな旨味が口の中に広がります!

麻婆のこの味わいとも最高に合います!

白ご飯と一緒に

白いご飯との相性は!
もう、言わなくってもお分かりいただけると思います♪
優しい甘味と旨味が鶏の旨さと豆腐の柔らかさを通り越したあと
気持ちの良い辛味があとからゆっくりとやって来ます。
乱切りにした生姜も爽やかな辛さをプラスして
スプーンの止まらない美味しさでした!

麻婆風鶏豆腐!ぺろりと、怒涛の勢いで食べちゃいました。

麻婆豆腐って、たまにどうしても食べたくなるものの一つと思います。

こうやって、変わり種で味わっていただくのもなかなかいいものです。

ハフハフ言いながら食べていただきたい
美味しい 『麻婆風鶏豆腐』 の、ご紹介でした♪

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