【ほりえさちこのすぐ楽レシピ #38】主役はレモンチキン!梅雨時期の傷みにくいお弁当の作り方♪

フードコーディネーターのほりえさちこさんが提案する、簡単&スピーディーな「すぐ楽レシピ」。今回は、「梅雨時期の傷みにくいお弁当」をご紹介。じめじめした季節の弁当作りは、とくに気を遣います。そんな季節だからこそ、日持ちしやすいレモンチキンをメインにした弁当をマスターしましょう!

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ジメジメの季節にお役立ち!「梅雨時期の傷みにくいお弁当」の作り方

ジメジメした季節にふさわしい、おいしいレモンチキンを主菜にした「梅雨時期の傷みにくいお弁当」の作り方を見ていきましょう。まずは、主菜のレモンチキンから。

【レモンチキン】
●材料(1人分)
・鶏のもも肉……1/2枚
・玉ねぎ……1/4個
・塩……小さじ1/3、
・砂糖……小さじ1/2
・こしょう……少々
・小麦粉……適量
・オリーブ油……適量
・酒……小さじ2
・バター……4g
・レモン輪切り……2~3枚

●作り方
1. 鶏のもも肉はひと口大に切り、塩、こしょう、砂糖、小麦粉をまぶし、玉ねぎは薄切りにします。

2. オリーブ油を熱したフライパンで1を焼き、焼き色がついたらひっくり返しましょう。

3. さらに玉ねぎを加えてさっと炒め、酒を加えたら蓋をして、弱火で1~2分間蒸し焼きにします。

4. 余分な脂をキッチンペーパーで拭き取り、バター、いちょう切りしたレモンを加えて肉にからめたらできあがり。

次は、同じフライパンで作る、副菜のアスパラガスのカレーチーズ炒めの作り方です。

【アスパラガスのカレーチーズ炒め】
●材料
・アスパラガス……2本
・オリーブ油……小さじ1
・粉チーズ……小さじ1
・カレー粉……小さじ1/5
・塩、こしょう……各少々

●作り方
根もとの固い部分とハカマを取り除いたアスパラガスを斜め薄切りにします。フライパンにオリーブ油を熱し、アスパラガスを炒めて、粉チーズ、カレー粉をまぶし、塩、こしょうで味を整えます。

フライパンをさっと洗ったら、お次もフライパンでできる、副菜の「にんじんとしょうがのきんぴら」を作りましょう。

【にんじんとしょうがのきんぴら】
●材料
・にんじん……1/3本
・しょうが……1/2片(※千切りにしておく)
・ごま油……小さじ1
・醤油……小さじ1
・みりん……大さじ1 
・いりごま……適量

●作り方
フライパンにごま油を熱し、にんじん、しょうがを入れて炒めます。醤油、みりんを加えて煮詰めたら、最後にいりごまをふればできあがり。

最後は、彩りがかわいらしい「梅おかかと梅たくわんおにぎり」を作ります。

【梅おかかと梅たくわんおにぎり】
●材料
・ごはん……約200g
・梅干し……2個(※梅の塩分によって調整)
・かつおぶし……2つまみ、醤油……小さじ1/2   
・たくわん……みじん切り大さじ1
・塩……適量
・青じそ……適量

●作り方
1. ごはんと、種を取り除いて包丁でたたいた梅干しを2等分にします。
2. 一方はかつおぶしと醤油、もう一方にはたくわんをそれぞれ入れて、混ぜ合わせます。
3. 2種類それぞれを握っておにぎりを作り、青じそを添えます。

ということで、完成したのが、こちら。彩り鮮やかに、おいしそうに仕上がりました♪

梅雨の季節ならではのお弁当作りのコツ

今回のお弁当では、カレー粉などのスパイス、レモン、しょうが、梅干し、青じそなど殺菌に繋がると言われている食材を使っています。そのほかのポイントこちら。

・ごはんやおかずは温かい状態だと蒸気が出て傷みやすくなるので、冷めてから蓋をする。
・汁けがあるものは汁けをきってから詰める。
・ミニトマトは菌の付きやすいヘタをのぞき、よく洗って汁けを拭いてから詰める。梅雨、夏場はカットしないでそのまま詰める。
・ごはんを炊くときに1合につき小さじ1の酢を入れて炊くと殺菌作用で傷みにくくなる。
・卵はしっかりと火を通す。
・100均などでも買える抗菌シートをのせるのもおすすめ!

梅雨どきでも安心のお弁当で、子どもたちもにっこりですね。

「梅雨時期でも傷みにくいおかずが詰まった弁当を考えてみました。『レモンチキン』に使用するレモンは薄切りにすることで、レモン汁を入れるよりも少量でしっかり香りづけできます。作り置きしておくと便利ですよ。副菜の『アスパラガスのカレーチーズ炒め』の日持ちするポイントは、カレー粉を使用すること。同じ味付けで、ヤングコーン、いんげんを副菜にするのもおすすめです。『にんじんとしょうがのきんぴら』は、単品でも十分おいしいので、作り置きしておくとなにかと重宝。弁当の隙間埋めをはじめ、おつまみや副菜にも大活躍します。おにぎりは、刻んだしそを混ぜ込んでも、色鮮やかに仕上がりますよ」

【ほりえさちこ】
栄養士/フードコーディネーター。和洋女子大で健康栄養学を学び、栄養士や食育アドバイザーの資格を取得。祐成陽子クッキングアートセミナーの講師を経て、テレビや雑誌、広告などで活躍。『フリージング離乳食―1週間ラクラク』『フリージング幼児食 1歳半〜5歳 —1週間分作りおき!』は累計4万部のロングセラーに。近著に『サラ弁』がある。

●ライター 庄司真美
●写真 さくらいしょうこ

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栄養士/フードコーディネーター。和洋女子大で健康栄養学を学び、栄養士や食育アドバイザーの資格を取得。祐成陽子クッキングアートセミナーの講師を経て、テレビや雑誌、…

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