家具に使われる板の「フラッシュ構造」「ハニカム構造」って何?
家具のカタログなどを見ていると、
その家具にどういう板が使われているか書かれていることがあるんですね。
その中に「フラッシュ構造」とか「ハニカム構造」
とか書かれていたりするんですね。
それって何?どんなものなの?
というのが今回のお話し♪
本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
- 80612
- 15
- 0
-
いいね
-
クリップ
どうもこんにちは!
あなたの暮らし応援アドバイザー。
北海道の標茶(しべちゃ)にある平田家具店、
店長の平田敬(たかし・弟)です!
さてさて。
今回は「家具に使われている板」をご紹介したいわけなんですね。
家具のカタログや、お店で価格表なんかを見ていると
「板の種類・構造」を表している言葉が書かれていることがあるわけなのです。
そういう板の中で家具によく使われている
「フラッシュ構造」
「ハニカム構造」
の2つのお話しをしていきますね~♪
「フラッシュ構造」ってどんな板?
まずはこちらの写真をご覧ください♪
「フラッシュ構造」とは…
角材や厚い板で枠組みを作って、その裏と表にベニヤ板などの合板を貼った板
ということなんですね。
なので、こうやって断面図を見ると「中身がない」ってことになるわけです。
そんなわけで、このフラッシュ構造の板は叩くと
「ポンポン」と中身が詰まっていない音がするんですね~。
なんか「中身がない」というと良くない感じがするかもしれません(笑)
でも、このフラッシュ構造によって
「板を軽くすることができる」というのが最大のメリットなんですね。
それに、板が反ってしまうことも防ぐことができるのです。
そんなわけで家具には広く使われている構造の板なんですよ♪
「ハニカム構造」ってどんな板?
まず「ハニカム」って何か?と言いますと。
「蜂の巣」のことを英語で「ハニカム」っていうんですね。
そんなわけで、蜂の巣のように「六角形が繋がっている構造」のことを
「ハニカム構造」っていうのです♪
こういう上の写真のような「ハニカム構造になっているダンボール」が、
先ほど解説した「フラッシュ構造」の隙間の中に入っている板のことを
「ハニカムボード(ハニカム合板)」
っていうんですね~。
フラッシュ構造では中身がないことで軽量化ができていたわけですが、
このハニカムボードにすることで軽いだけじゃなく「軽くて強い板」にできるのです♪
押す力に強い、丈夫な構造なので、
こうやってテーブルの天板に使われていたりするんですね~。
これらの構造は広く家具に使われているのです。
今回ご紹介した「フラッシュ構造」と「ハニカム構造」の板は
家具を作っている板には広く使われている構造なんですね。
これによって軽くて丈夫な家具を作ることが出来ているのです。
それに一番大事なポイントは…
天然の木材を使うよりも安価だ、というところでしょうか(笑)
そんなわけで組立家具には
ほぼフラッシュ構造かハニカム構造の板が使われているんですね。
あ、この構造だからってすべて安いものというわけじゃないので
その点は誤解なされないように♪(笑)
身近な板の構造なので、よかったら覚えてあげてくださいね~。
さてさて。
それでは今回はこの辺で。
店長でした~!
- 80612
- 15
-
いいね
-
クリップ
あなたにおすすめ
関連キーワード
関連アイデア
-
板材を学ぼう!「MDF」「パーティクルボード」「OSB」の違いを解説ひらた家具店
-
家具のカタログに「背面化粧(裏化粧)」って書いてあるけど…どういうこと?ひらた家具店
-
組立家具を「ノックダウン家具」って呼ぶのはなぜ?ひらた家具店
-
メジャーの先端の「銀色のツメ」がカタカタと動くのはなんで?ひらた家具店
-
家具の扉の磁石が「ピタッと閉じない時」に試したい方法。ひらた家具店
-
ウェービングテープ(ウェービングベルト)って…どんなものなの?ひらた家具店
-
木材レポート #1【第1回そあら流・DIY初心者講座】そあら
-
カーペットがズレない!「グリッパー工法」とは?ひらた家具店
-
ソファーの底にある「小さな脚」を外す方法を店長が解説♪ひらた家具店
-
テーブルの脚の裏には「高さを微調整する機能」があったりするんですよ~。ひらた家具店
-
家具がぐらぐらする…というあなたへ。ネジがゆるんでませんか?ひらた家具店
-
カーペットには「タフテッド」と「ウィルトン」って種類があるんだけど…それって何?ひらた家具店
-
古いブラインドの外し方を店長が解説♪【タチカワ・シルキーカーテン】ひらた家具店