メジャーの先端の「銀色のツメ」がカタカタと動くのはなんで?

長さを測るためのメジャー(巻き尺)ってありますよね?
DIYなんかをされる方などは馴染みがあるかと思います。

そのメジャーの先端に「銀色のツメ」があるんですけど、
そこがカタカタと動いていませんか?

それって何で動くの?というのが今回のお話し♪
壊れているわけじゃないんですよ~(笑)

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どうもこんにちは!

あなたの暮らし応援アドバイザー。
北海道の標茶(しべちゃ)にある平田家具店、

店長の平田敬(たかし・弟)です!



さて。
今回はちょっと雑学的な、豆知識的なお話しでも♪

カーテンやカーペットなどの大きさを測ったり、
DIYをする時なんかに大活躍するのがメジャー(巻き尺)ですよね。

そのメジャーって…


先端のツメがカタカタと動いてませんか?

動かないヤツもいるんですけど、
ちょっと大きめのメジャーだとほとんどのものが動くはずなんですね。


ひらた店長
この赤く丸をした部分が「メジャーのツメ」ね♪


これがカタカタと動くのは…

いったいなぜ?というのが今回のお話しってわけ。


先に理由をお伝えします♪

ひらた店長
近づいてみるとこんな感じ。


上の写真で店長が指差しているのが「メジャーの先端のツメ」なわけですが、
これがカタカタと動くのはなぜかと言いますと…











測った時の誤差をなくすため

なんですね~。


なぜカタカタ動くと誤差をなくせるの?

詳しく理由をご説明する前に、
まずはちょっとこちらの写真をご覧いただきたいんですね。


ひらた店長
メジャーの先端のツメに、定規を当てている図。


この写真の定規の目盛りにご注目いただきたいんですけど、
メジャーのツメの厚さが「ちょうど1ミリ」なのがわかりますか?

もしわかりにくかったら店長の写真が悪いせいです。ごめんなさい(笑)


この「厚さがちょうど1ミリ」っていうのがミソでして。
実は、ツメがカタカタと動く範囲も「ちょうど1ミリ」なんですね~。

測り方によっては、
そうやってツメが動かないと「1ミリの誤差」が出てしまうのです。


メジャーで長さを測る時には2つのパターンがある。

メジャーで長さを測る時って基本的には…

①ツメを引っかけて測る時
②ツメを押し当てて測る時

この2つのパターンになると思うんですよね。


ひらた店長
これが①の「ツメを引っかけて測る時」の図。
ひらた店長
こっちは②の「ツメを押し当てて測る時」の図。


こうやって①と②の方法で測った時に、
もしツメが動かなかったら1ミリ誤差が出てしまうんです。

ツメの厚さ分の1ミリが、
どちらかの方法ではズレてしまうことになるんですね~。


そういう誤差がおきないようにするために
メジャーのツメは、その厚さ分カタカタと動いているわけなのです。

このカタカタと動くことを専門的に言うと
「ゼロ起点補正」っていうんですって♪


壊れているわけじゃないのです(笑)

長く使っているから、ゆるんでカタカタと動くようになったのかな~

って思っていた方もいたのでは?





実は店長は昔、そう思ってました(笑)


決して「古くなったから」とか「壊れている」「不良品」ってことじゃないのです♪
1ミリの誤差を補正するためにがんばって動いてくれているのです。

そう考えるとちょっとかわいいですよね(笑)


そんなわけで長さを測る時に活躍するあなたのメジャー、
大切にしてあげてくださいね♪



さて。
今回はこの辺で。

店長でした~!

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