【意外と知らない?】切り花を長持ちさせる方法5選!延命剤は使うべき?

お祝いで貰ったり思い出深い切り花は、出来るだけ長持ちさせたいですよね。今回は、切り花を長持ちさせる方法を5つ紹介します! 延命剤を使う方法や、ハイターを使う応用編も必見! また、開かないつぼみを咲かせる方法も紹介しています。

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切り花を長持ちさせよう

花はいつかは枯れてしまうけれど、なるべく長くきれいに咲いていてほしい……そう思う人は少なくないのではないでしょうか。切り花は、春と秋は1~10日、夏は4~5日、冬なら10~2週間程度持ちます。

今回は、切り花を長持ちさせる方法について紹介。切り花を大切に手入れして、長持ちさせてみてはいかがでしょうか。

水を与え続ければ、切り花は元気になる

切り花を長持ちさせるコツは、切り花に水を上手く与え続けること。ただ単に、水を与えればいいというわけではありません。

ヒトと同じように花も栄養がなければ、生きていけないのです。その栄養を水から吸収しているため、水をきちんと吸収できないと、枯れてしまいます。特に、切り花は野生の花よりもデリケートなので、しっかり水を吸収できるように、助けてあげましょう。

切り花を長持ちさせる方法5選

お祝いごとでもらった切り花を花瓶に入れてみたけれど、日に日にしおれていく……そんな切り花の姿は何ともはかないですよね。ですが、切り花を美しく咲かせて、長持ちさせる方法はあります。悲しい姿にさせる前に、切り花の特性を知って、切り花をもっと長持ちさせてみませんか。

切り花を長持ちさせる方法|1.茎を切る

切り花を長持ちさせる上で、重要なのが茎の切り口です。普通の花や植物は、根から水分を吸い上げますが、切り花は切り口から上部に向かって吸い上げます。

そのため、切り口の状態が悪いと、花は水分を十分に吸い上げられなくなり、蒸発のみが行われ、水不足に陥るのです。茎を切ることで、水分の吸収がしやすくなります。

水中で切る

切り花の茎を切るときは、水中で切ることがポイントです。理由は2つ。1つ目に、水中で切ることで、切り口からの空気の侵入を防ぎ、導管の水の移動をスムーズにするため。導管に空気が入ると、気泡となって水の移動を妨げる可能性があります。

2つ目に、切り口の乾燥を防ぐため。切り口が乾燥すると、花が水を吸収する力が弱まってしまいます。

切れ味のいいハサミで斜めに切る

植物の茎には、導管という組織があり、水を吸収する役割を担っています。切れ味の悪いハサミで茎を切ってしまうと、この導管が潰れて、水の吸収が上手くできません。ハサミの切れ味を確認してから切るようにしましょう。

また、斜めに切ると切り口の断面積が広がり、導管を潰すことを防ぐことができますよ。

毎日手入れする

花を長持ちさせるには、毎日水中で切り花の茎を切ることが大切。一度、茎を切ったからといって油断は禁物。水中に浸かっている茎は、時間がたつにつれ、傷んでいきます。毎日、水切りをして、花が水を吸収するのを助けてあげましょう。

目安は、最初に茎を切るときは、3~5cm(先端に傷んでいる部分があれば、傷んでいる部分+3~5cm)を切ります。その後は、毎日先から1、2cm(先端に傷んでいる部分があれば、傷んでいる部分+1、2cm)を切ってください。

切り花を長持ちさせる方法|2.余分なつぼみと葉を取り除く

次に大切なのが、余分なつぼみや葉を取り除くこと。切り花に、余分なつぼみや葉を付けたままにしていると、つぼみや葉に栄養が吸収されてしまい、花に十分な栄養が行き渡らなくなってしまいます。目安として、茎の半分から下のつぼみや葉は取り除いてしまいましょう。

花瓶の中に入ってしまうつぼみや葉も傷んでしまう可能性があるので、取り除いて大丈夫です。

切り花を長持ちさせる方法|3.直射日光の当たらない、風通しのいい場所に置く

切り花を入れた花瓶を置く場所は、直射日光の当たらない風通しのいいところがおすすめ。直射日光や風が当たると、花が痛む原因に。直射日光の当たる気温が高いところに置くと、水の中に細菌が繁殖して水が腐ってしまいます。

日差しのきつい窓際や、エアコンの風が当たる場所は避けましょう。1日で、日差しと影ができる場所だと、光合成が上手くできて長持ちしますよ。

切り花を長持ちさせる方法|4.毎日清潔な水に換える

切り花を長持ちさせる上で、水を清潔に保つのは重要なポイントです。毎日、こまめに水を換えてあげましょう。水を放置すると細菌が増えて、植物がその細菌だらけの水を吸収して枯れる原因になります。水を換えるときは、花瓶もスポンジで洗って清潔な状態を保つようにしましょう。

切り花を長持ちさせる方法|5.花瓶の水の量に注意する

花瓶の水の量は、切り花を長持ちさせる上で十分なポイントで、花の種類によって異なります。水の吸い上げがいい植物、茎が腐りやすい植物は、花瓶に数センチ程度の浅い水に生けましょう。チューリップやヒヤシンスのような球根植物が代表例です。

紫陽花やバラなどの切り花は吸い上げが悪いので、花瓶にたっぷりの水を入れて生けましょう。また、どちらにも当てはまらない場合は、花瓶の長さ1/3程度の水を入れて生けるのが◎。

【番外編】切り花を長持ちさせる方法

紹介した5つ以外にも、切り花を長持ちさせる方法があるのを知っていますか。基礎的な切り花の長持ちの方法を学んだら、少し応用して液体を使って切り花を長持ちさせたり、つぼみや茎を元気にしてみてはいかがでしょうか。

液体を使って切り花を長持ちさせる

先ほど述べたように、花が腐ってしまう原因は、花が活けてある水が腐ってしまうからです。切り花を長持ちさせたり、水が腐るのを防ぐために、花瓶を洗うだけでは物足りないという方は多いのではないでしょうか。

そこで、おすすめしたいのが化学成分が入った液体を使って、徹底的に水をキレイにしたり、切り花を長持ちさせること。切り花をさらに長持ちさせたい方は参考にしてくださいね。

延命剤を使って切り花を長持ちさせる

切り花を長持ちさせる1つの方法として、延命剤というものがあります。延命剤には、花の栄養になる糖類、花の色とpHを一定に保つ酸性成分、殺菌成分など切り花を長持ちさせるために必要な成分がたくさん含まれています。切り花を長持ちさせるにはぴったりですよ。

市販のものが効かないと感じる方は、延命剤を自作してみるのもおすすめ。お子さんが誤飲しないように気をつけてくださいね。

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炭酸水を使って切り花を長持ちさせる

植物が成長するのに必要な成分の1つに糖があります。炭酸水には、植物が吸収しやすい果糖ブドウ糖液糖が多く含まれていて、切り花を長持ちさせるのにおすすめです。今までの方法では、切り花を長持ちさせることができなかったという方は試してみてはいかがでしょうか。

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ハイター(漂白剤)を使って切り花を長持ちさせる

漂白剤は、花瓶の中の水を腐らせる原因である細菌の繁殖を抑えることができます。目安として、水1Lに《ハイター》のような塩素系の漂白剤を5~6ml入れると、細菌の繁殖が抑えられるそうですよ。より、水を清潔に保つために試してみてみるのはいかがでしょうか。

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つぼみや茎を元気にするおすすめの方法

次に紹介するのは、切り花の部分でもつぼみや茎を元気にする方法です。せっかく花屋で花を買ってきたのに、つぼみが開かない、花の頭がしおれて下を向いてしまっている……なんて悲しいことにならないように、切り花を長持ちさせる方法を紹介します。

「深水法」は花の頭がしおれしまったときにおすすめ

切り花を花瓶に生けたら、バラやひまわりなどの花首がぐったりしてしまった……なんて経験をした方は多いのではないでしょうか。そんな方におすすめなのが「深水法」。

深く水を張って、水圧を高めて水を吸収させる方法です。花に新聞紙を巻いて、半分以上水を入れたバケツに入れ、半日から1日放置して新聞紙を外せば、元通りになりますよ。

「燃焼法」は紫陽花におすすめ

茎が太い紫陽花には、燃焼法がおすすめです。根本以外の部分を濡らした新聞紙で包み、切り口から2~5cmの部分を焼きましょう。炭化したら、新聞紙に包んだまますぐに水を張ったバケツに入れ、花が元のシャキッとした状態になるまで付けてます。吸水性が高まるので、ぜひトライしてみてくださいね。

切り花のつぼみが開かないときは「間引き」をしよう

キレイな花を咲かせるはずのバラのつぼみが開かない……どうしたんだろう……そんな悲しい経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか。

つぼみが咲くには、茎や葉にある糖がつぼみに行き渡る必要があります。ある程度残して、他のつぼみや葉は取り除くようにすれば、きっとつぼみがキレイは花を咲かせるはずですよ。

水や栄養をしっかり与えて切り花を長持ちさせよう

いかがでしたか。今回は、切り花を長持ちさせる方法を紹介しました。茎を斜めに切ったり、毎日花瓶の水を換えたり、意外とこまめに手入れしてあげないといけないデリケートな切り花。ですが、きちんと手入れをしてあげれば、あなたの隣で美しい姿を見せてくれるはずですよ。

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