ヤマトシロアリの特徴とは?自分でできる対策方法も紹介

ヤマトシロアリは日本の在来種のシロアリで、湿度の高い場所を好み、床下や水回りに被害が出るのが特徴です。ヤマトシロアリを兵アリと羽アリから見分ける方法から、活動時期、対策方法まで紹介します。

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ヤマトシロアリの見た目の特徴

提供:LIMIA編集部

ヤマトシロアリは、ほぼ日本全域に生息している在来種のシロアリです。社会性昆虫のため女王アリや働きアリなど役割に応じて姿形が異なりますが、見分けるときは兵アリと羽アリをチェックしてみましょう。

兵アリは頭が細長く褐色、胴体は薄い黄色の見た目をしています。また、羽アリは全体的に黒っぽく、前胸板が黄色っぽいのが特徴です。

大きさ

特徴

役割

女王アリ

約15mm

腹部が大きく白っぽい

・繁殖や産卵をする

王アリ

約4.5〜7.5mm

頭と胴体が黒っぽい

・女王アリと協力して繁殖する

副女王、副王アリ

約4.5〜7.5mm

胴体は王アリより白っぽく、頭は黒っぽい

・女王アリ、王アリの予備存在

羽アリ

約5〜7mm

頭と胴体が黒っぽく、胸板が黄色っぽい

・幼虫の時は働きアリと同じ階級 ・新しい住処を探すために羽を生やす

兵アリ

約4〜6mm

頭が細長く、黄色っぽい

・緊急時に敵を攻撃、防衛する

働きアリ

約3.5〜6mm

全体的に白っぽい

・エサなどを運ぶ

役割ごとの特徴は表の通りですが、多くは巣の中や蟻道(ぎどう)というトンネルに生息するため、見かける機会は実際には少ないでしょう。羽アリだけは新たな巣を探すために、外に出て一斉に飛び立つ(群飛)時期があるため、目につきやすいと言えます。

ヤマトシロアリのイエシロアリとの違い

提供:LIMIA編集部

ヤマトシロアリと見た目が似ているイエシロアリですが、兵アリと羽アリの大きさや色などから見分けることができます。

イエシロアリの兵アリの大きさは6〜9mm程度、頭部は薄く茶色、胴体は白っぽいです。羽アリになると大きさは7〜9mm程度あり、全体的に黄褐色。

一方、ヤマトシロアリの兵アリは4〜6mm程度あり頭部は褐色、胴体は薄い黄色羽アリは5〜7mm程度、全体的に黒っぽく、胸の一部が黄色っぽいのが特徴です。

ヤマトシロアリの活動時期や巣の特徴

シロアリによって、活動時期や巣を作る場所も異なります。ここでは、ヤマトシロアリの活動時期や巣の特徴について解説します。

  • 寒さに強い
  • 活動時期は1年中
  • 水気の多い場所を巣にする

ヤマトシロアリは寒さに強く、巣は寒さが伝わりにくい湿度の高い場所を食害して作るため、1年中活動することが可能です。寿命も働きアリで約2年、女王アリで十数年あると言われています。

また、4〜5月頃は、より活発に活動する時期になり、繁殖や新しい住処を探すために、働きアリが羽アリになって群飛(ぐんひ)している姿が見られます。

ヤマトシロアリの被害に遭いやすい場所

ヤマトシロアリは水分を多く含んだ場所を好んで巣を作りますが、ここでは具体的にどのような場所が被害に遭いやすいのかについて解説します。

湿度の高い床下の土台

ヤマトシロアリは湿度の高い場所を好むので、湿気が溜まりやすい床下の土台などが被害に遭いやすいです。

被害に遭った土台は耐久性が弱くなるため、家が傾いたり、災害が起きたときに被害が大きくなるリスクが高くなることがあります。

お風呂などの水まわり

タイル張りのお風呂などの水まわりも被害に遭いやすい場所です。

とくに、タイルに亀裂があると水が漏れ出してしまい、木材が水分を含むとヤマトシロアリが好む環境を作ることとなります。

ヤマトシロアリを引き寄せないためにも、タイルなどに亀裂がないかチェックしておきましょう。

雨漏りのあった天井裏

ヤマトシロアリは湿度が高ければ、天井裏の木材も食べることがあります。過去に雨漏りがあったり、今雨漏りしていたりするとヤマトシロアリをおびき寄せる原因のひとつになります。

早めに雨漏りの修繕工事を行い、ヤマトシロアリがいないか点検してもらいましょう。

結露しやすい断熱材

ヤマトシロアリには鋭い牙があり、硬いものでも穴を開けることができるため、断熱材が食害に遭うこともあります。とくに、結露しやすい断熱材だと湿度が高くなり、ヤマトシロアリが来やすくなります。

被害に遭った断熱材は、寒さや暑さから家を守ることができず、室内の温かい空気も逃げやすくなってしまい、住宅の寿命が短くなることも。

自分でできるヤマトシロアリの対処方法3つ

  1. 1.水で流す
  2. 2.粘着テープで取り除く
  3. 3.発生場所をビニール袋で覆う

ヤマトシロアリは臆病な性格なので、自分で駆除しようと市販の殺虫剤などで刺激を与えるとより奥へ逃げて被害が広がるリスクがあります。今回紹介する対処方法は、あくまでも応急処置であり、自分で完全に駆除するのは難しいため、早めに専門業者に駆除を依頼しましょう。

【1】水で流す

玄関や庭など水を流せる場所であれば、シロアリの写真を撮ってから水で流すとよいでしょう。シロアリの写真を残しておくことで、業者の人がどんな種類か判断しやすくなり、種類に合った対処を行ってくれます。

【2】粘着テープで取り除く

家の中など水が使えない場所でシロアリを見つけたときには、ガムテープや粘着テープ(コロコロ)などを使って対処するのがおすすめです。

また、シロアリがついたガムテープや粘着テープもいくつか残し、専門業者の人がシロアリの種類を判別できるようにしておくとよいでしょう。

【3】発生場所をビニール袋で覆う

大量発生している場所が分かれば、発生している隙間や穴をビニール袋で覆う方法もあります。発生場所をビニール袋で覆うと、家に侵入されることも防げます。また、ビニール袋は業者の人が来るまで刺激を与えずにそっとしておきましょう。

ヤマトシロアリの駆除は専門業者に依頼するのがおすすめ!

ヤマトシロアリを放置しておくと、家の耐久性が低くなる危険性があります。活動が活発になる前に、予防や駆除をしておくのがおすすめです。

「シロアリ110番」は、一部エリアを除いた日本全国で24時間365日シロアリの駆除などを受付ています。相談や見積もりは無料なので、気になったら、早めに専門業者に相談しましょう!

ヤマトシロアリに関するQ&A

Q1. ヤマトシロアリの見た目の特徴は?

A. 兵アリは頭が細長く、淡い褐色。羽アリは全体が黒く胸板が黄色っぽい

ヤマトシロアリはイエシロアリと似ていますが、イエシロアリに比べて小ぶりです。また、兵アリと羽アリに特徴があり、兵アリは頭が細長くで淡い褐色、羽アリは全体的に黒く前胸板が黄色っぽくなっています。

Q2. ヤマトシロアリが羽アリになる時期はいつ?

A. 4〜5月頃の午前中に見られる

ヤマトシロアリが羽アリになる時期は、地域によって若干ズレが生じますが、おおよそ4〜5月頃の暖かい季節に見られます。また、光に向かって飛ぶ特性があり、午前中に飛び回ります。

Q3. ヤマトシロアリには危険性がある?

A. 被害に遭うと家の耐久性に問題が生じる

ヤマトシロアリ自体は臆病な性格なので、攻撃性は低いです。しかし、家屋が被害に遭うと、家の耐久性が低くなる危険性があります。そのため、早めに対処するのがおすすめです。

ヤマトシロアリの駆除は自分でできる?

A. 完全に駆除するのは難しく、被害が広がる可能性も

ヤマトシロアリに限らず、シロアリは自分で完全に駆除するのは難しいです。また、殺虫剤にはシロアリの嫌う成分が配合されているので、その場から逃げて違う場所で巣を作り、被害が広がるリスクがあります。シロアリを発見したら、刺激せずに専門業者に駆除を依頼しましょう。

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※記載している商品情報は、LIMIA編集部の調査結果(2022年11月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。

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