シロアリの見分け方!種類の違いや駆除・予防方法を解説

床下や壁の内部の木材を食べてしまうシロアリですが、似ている色や形状の害虫もいるため、シロアリかどうか迷うことも。そこで、シロアリとクロアリそれぞれの羽アリの見分け方やシロアリの種類の違いを解説します。

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シロアリの見分け方!クロアリ(羽アリ)との違い

提供:LIMIA編集部

シロアリ(羽アリ)

クロアリ(羽アリ)

触覚

・真っ直ぐで数珠状

・「く」の字に曲がった形状

胴体

・くびれがなく直線的

・くびれがある

・羽の模様が見えにくい ・4枚とも大きさはほぼ同じ

・羽が透明で模様がはっきりしている ・前側の羽が大きく、後ろは小さい

見た目が似ているシロアリとクロアリですが、シロアリはアリの仲間ではなくゴキブリの仲間で、クロアリはハチの仲間です。黒に近い色のシロアリもいるため、主に体の形状で判別しましょう。

また、「羽アリ」というのはアリの種類の名前ではなくシロアリやクロアリそれぞれの役割のひとつ。成長し、新しい巣を作るために飛び立つ個体には羽がついています。

LIMIA編集部
スタッフA
シロアリの羽アリの場合は早めの駆除がおすすめ!
シロアリが人目につく場所に現れるときは、羽アリの状態に成長していることが多いです。新しい巣を見つけたら羽を落として生活を始めるため、羽アリを見かけた際は早めに対処するのをおすすめします。

シロアリの種類の見分け方

日本には、20種類ほどのシロアリがいると言われています。特に数が多く住まいに被害を与える代表的な種類は、「ヤマトシロアリ」「イエシロアリ」「アメリカカンザイシロアリ」の3つ。

種類によって活動時期や生息範囲などが異なるので、イラスト画像を参考にしつつ特徴をチェックしてみましょう。

LIMIA編集部
スタッフA
シロアリの種類を見分ける際は、羽アリや兵アリに注目!
シロアリは、ひとつの巣に女王、兵アリ、働きアリ(職アリ)などが住んでいる「社会性昆虫」。卵を産むのは女王のみで、エサを運ぶ、新しい巣を作るなどそれぞれ役割が分かれています。どのシロアリも働きアリは見た目が似ているため、種類を見分けるには羽アリや兵アリをチェックしてみましょう。

ヤマトシロアリ

提供:LIMIA編集部
  • 活動時期:4〜5月
  • 分布:北海道北部以外の日本全土

日本のほぼ全域に生息しているヤマトシロアリ。兵アリは頭が細長く、羽アリは全体的に黒っぽい色をしているのが見分け方のポイントです。

乾燥に弱く、主に土のなかや水分がある場所に生息。寒さに強いと言われており、活動時期はほぼ1年中と言われています。特に4〜5月に羽アリが大量発生し、春や秋ごろの暖かい季節に活動的になります。

イエシロアリ

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  • 活動時期:6〜7月
  • 分布:太平洋側の暖かい地域、南西諸島、小笠原諸島など

イエシロアリの兵アリは頭が卵型で小さめ、羽アリの体の色は全体的に黄みを帯びた茶色なのが特徴です。

水を運べる能力があるため、乾燥している場所にも住みつくことが可能。7月の夕方ごろに多くの羽アリが飛び始め、家の明かりや街灯に集まります。特に暖かい地域の沿岸部や離島に生息していることが多いので注意しましょう。

アメリカカンザイシロアリ

提供:LIMIA編集部
  • 活動時期:7〜9月
  • 分布:岩手県、鹿児島県など各地に点在

近年日本各地で発見されているのが外来種のアメリカカンザイシロアリです。ほかの2種類よりやや大きめで、兵アリは頭部が四角形、羽アリは全体的に赤褐色や黒っぽい色をしているのが特徴です。

活動的になるのは主に7〜9月ごろ。壁のなかから木製の家具まで水分を含まない乾いた木材に巣を作れるため、生息場所を特定するのが難しい種類と言われています。

シロアリ被害の見分け方

ここからは、もしも家にシロアリが住みついていたらどんな被害を受けるかを解説します。

また、どんな場所がシロアリ被害に遭いやすいかもまとめたのでチェックしてみましょう!

シロアリ被害の初期症状

  • 床がギシギシする
  • 家の壁や柱を叩くと空洞音がする
  • 基礎に蟻道がある
  • 羽アリを見た

シロアリ被害の主な初期症状は、床のきしみや壁を叩くとポコポコと軽い音がすること。目に見える箇所に被害がなくても、床下や木材の内部に侵入しているケースが多いので注意しましょう。

ほかにも、庭や家のなかで羽アリを見かけたときは、近所から飛んできて新しい巣を作ろうとしている可能性も。

蟻道(ぎどう)という茶色い固まりが基礎や外壁にあるかどうかもシロアリ被害を見分けるポイントになります。

被害を受けやすい場所はシロアリの種類で異なる

  • ヤマトシロアリ:湿気が多い床下や水回りなど
  • イエシロアリ、アメリカカンザイシロアリ:家全体

ヤマトシロアリは、床下や日当たりや風通しの悪いスペース、湿気のある水まわりに被害が出やすいのが特徴。主に玄関やキッチン、お風呂場などが被害に遭いやすい場所です。

一方、イエシロアリやアメリカカンザイシロアリは、乾燥した木材にも住みつくため、建物全体が被害を受ける可能性があります。

LIMIA編集部
スタッフA
侵入経路もシロアリの種類で違いがある!
ヤマトシロアリとイエシロアリは、地面付近から侵入してくることが多いですが、アメリカカンザイシロアリは、地面と関係なく家の柱に小さい穴を開けて内部に侵入することもあるため、柱の周りに木くずが落ちている場合は注意!

シロアリが発生した!自分で駆除する方法はある?

シロアリを見つけた場合、自力で駆除しきるのは困難です。

駆除剤を使った場合、全て駆除しきれないと再発の恐れや別の場所に移動して被害が広がることがあります。また、床下に潜って薬剤を散布することは危険性があるため、害虫駆除の専門業者にお任せした方が安全です。

「シロアリ110番」は、シロアリに関する相談を電話やメールでも受け付けているため、被害を発見した際や、シロアリかどうか見分けるのが難しい際は相談してみましょう。

シロアリの予防方法

  • 定期的に薬剤を散布する
  • 家の周りに木材を置かない
  • 水回りは風通しをよくする
  • 1年おきくらいに雨漏りがないか確認する

シロアリの被害に遭わないためには、予防をすることが大切です。

シロアリ駆除剤の効果が続くのは約5年と言われているため、なるべく定期的に専門業者に依頼して薬剤を散布するのがおすすめ。新築時に薬剤を散布してから何もしていないという場合は気をつけましょう!

普段からできる予防策としては、家の周りや床下の換気口付近に木材や物を置かないことや、湿気をなくすため定期的に換気をする、雨漏りがある箇所は被害に遭いやすいためチェックしておくことが挙げられます。

シロアリの見分け方に関するQ&A

Q1. シロアリと羽アリの見分け方は?

A. 胴体や触覚の形状に注目してみましょう。

羽アリは、アリの種類ではなく役割のひとつでシロアリやクロアリが成長した姿。羽アリを見かけた際は、シロアリかクロアリかどうかを判断することが大切です。

シロアリは、胴体が直線的で、触覚は真っ直ぐで数珠状なのが特徴。一方、クロアリの胴体にはくびれがあり、触覚が「く」の字になっています。

シロアリかどうか不安な場合は、写真を撮っておいて業者の方に相談してみるのもひとつの手です。

Q2. シロアリの種類の見分け方のポイントは?

A. それぞれの兵アリの形状や羽アリの体の色に違いがあります。

兵アリの特徴

羽アリの特徴

ヤマトシロアリ

・大きさは4〜6mm ・頭部は褐色 ・胴体は薄い黄色

・大きさは5〜7mm ・全体が黒い ・胸の一部が黄色っぽい

イエシロアリ

・大きさは6〜9mm ・頭部は薄い茶色 ・胴体は白っぽい色

・大きさは7〜9mm ・全体的に黄褐色

アメリカカンザイシロアリ

・大きさは8〜10mm ・頭部は薄い黒〜茶色 ・胴体は薄い黄色

・大きさは7〜9mm ・全体が黒色 ・頭や一部が赤褐色

主に、日本に多く生息していて建物に被害を与える種類は「ヤマトシロアリ」「イエシロアリ」「アメリカカンザイシロアリ」の3種類。活動時期や生息範囲なども種類によって異なります。

Q3. シロアリ被害の特徴や見分け方は?

A. 壁や柱を叩くと空洞音がする、床がきしむなどの症状がシロアリ被害の特徴です。

シロアリ被害の特徴は、木材の内部を食べてしまうこと。表面をパッと見ただけでは被害を受けているか分かりにくいのが注意点です。

また、蟻道(ぎどう)と呼ばれる土で作られた固い道が基礎や外壁にある場合は、シロアリが住みついている可能性が高いです。

シロアリに関する記事をチェック!

※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2022年11月)に基づいたものです。
※画像はイメージです。

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