もしかしてシロアリ被害?手遅れになる前に特徴や対策を解説!
シロアリ被害を放置してしまっていると、家が倒壊する危険性が高まり大変なことに。手遅れになる前にシロアリ被害を確認する方法や、自分でできる対策についてご紹介します。
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シロアリ被害にあうとどうなる?
シロアリ被害にあうとどうなるのかを紹介します。被害にあわないことが一番ですが、シロアリ被害をチェックするうえで知っておいた方がよいため、参考にご覧ください。
換気の悪い床下の木材が食い荒らされる
シロアリ被害に遭うと、家屋の木材が食べられてしまい空洞のようになってしまっています。
進んでいくとさらに食い荒らされていくでしょう。
畳がボロボロになる
シロアリが食べるのは木材だけではありません。
「畳」も食べてしまいます。畳とその下の木材が接触しているため、そのまま木材にまで被害が及んでしまうことも。木材がボロボロになってしまっています。
新築でもシロアリ被害に遭う可能性は0ではない!
新築だからシロアリ被害は関係ないと思っている方は要注意です。
築年数が古くなってくるほど、シロアリ被害に遭う確率が増えるのは確かですが、新築も被害に遭う可能性は0ではありません。
新築で家を建てる際は、シロアリ予防対策の実施や保証がどのようになっているかしっかりと確認するようにしましょう。
シロアリ被害を受けやすい家の特徴
- 1.床下に十分なスペースがなく換気口がない
- 2.建具の建て付けが悪くなっている
- 3.周辺に池や川がある
- 4.押し入れからカビの臭いがする
- 5.外壁や基礎にヒビが入っている
【1】床下に十分なスペースがなく換気口がない
床下の風通しを良くするためには適切な空間が必要です。建築基準法では床高(地面から床の上まで)が45cm以上と決められていますが、それよりも低く、防湿処理などもされていない場合はシロアリ被害に注意した方がよいでしょう。
さらに通気口がないと、湿気がこもってしまう原因にもなり得ます。
【2】建具の建て付けが悪くなっている
窓やふすま、障子、ドアなどの可動部分とそれを支えている部分である「建具」の建て付けが悪くなっているとシロアリ被害に遭っている可能性や、家自体が傾いてしまっていることがあります。
被害に遭ったことでもろくなっていることが考えられるため、早急な対処が必要です。
【3】周辺に池や川がある
周辺に池や川などの水環境がある場合も要注意です。
水環境がない地域と比べ湿気が多く、シロアリが好む環境になりやすいといえます。
【4】押し入れからカビの臭いがする
押し入れがカビ臭い場合、家の中が湿度の高い状態になっていることが考えられます。シロアリにとって住みやすい環境と言えるので、被害に遭いやすいでしょう。
【5】外壁や基礎にヒビが入っている
シロアリは地面に近い部分のみではなく、外壁から侵入してくることもあります。羽アリが外壁のヒビから住宅に侵入し、巣をつくってしまうこともあるでしょう。
シロアリでなくても他の虫が侵入してくる可能性もあるため、ヒビを見つけた際には迅速に修理するようにしましょう。
シロアリの被害を放置するのは危険!
シロアリ被害の放置は避けましょう。シロアリが家の主要な構造材を食べることで、中が空洞になり、耐震性が低くなってしまいます。
その状態で地震などの震災が起こってしまうと、倒壊する恐れも。
シロアリの種類によっては時間とともに駆除が難しくなることも考えられます。
被害が深刻だった場合の修復費用も放置するほど高くなる可能性が出てくるため、早期の対処がおすすめです。
自分でできるシロアリ被害のセルフチェック
- 1.家に羽アリがいないか確認する
- 2.すき間に土がついていないか確認する
- 3.糞が落ちていないか確認する
【1】家に羽アリがいないか確認する
家に羽アリがいた場合、シロアリ被害を疑いましょう。
ヤマトシロアリはおよそ5月、イエシロアリは6月から7月の蒸し暑い夕方、アメリカカンザイシロアリは6月から9月になると羽アリとして飛び回るようになります。
羽を落とした場所で生活を始めるため、放置してしまった場合は被害が広がっていることも。羽アリを見つけた場合は早期にプロに相談しましょう。
【2】すき間に土がついていないか確認する
家のすき間に土が付着していたら要注意です。シロアリが乾燥から身を守るために作る「蟻道」の可能性が考えられます。
身に覚えのない土を発見した場合はシロアリを疑いましょう。
【3】糞が落ちていないか確認する
シロアリの1種であるアメリカカンザイシロアリは糞に特徴があります。約1mmの俵状で横向きに6本筋が入っている木屑のようなものを見つけた場合はアメリカカンザイシロアリが侵入しているかもしれません。
被害が甚大になる前に早急に専門の駆除業者に相談してください。
シロアリ被害に遭わないための対策
- 1.輸入家具の購入に注意する
- 2.湿気対策を行う
- 3.羽アリが活発になる時期に防除スプレーをまく
- 4.床下点検を行う
【1】輸入家具の購入に注意する
海外からの輸入家具には、アメリカカンザイシロアリが付いている可能性があるため、購入時には注意しましょう。
木材を食べられた跡がないか、くまなくチェックするのがおすすめです。万が一、購入後に形跡を見つけてしまった場合は速やかにシロアリ駆除のプロに相談するようにしましょう。
【2】湿気対策を行う
シロアリが好む「湿気」への対策も有効でしょう。定期的に換気をして結露を防止し、通気口を防がないようにしておくことが大切です。
閉鎖空間には吸湿剤などを効率的に使って湿気やカビ対策を行いましょう。シロアリが嫌う環境を作ることが対策への近道です。
【3】羽アリが活発になる時期に防除スプレーをまく
シロアリの種類にもよりますが、6月から7月にかけて羽アリの活動が活発になるといわれています。
夕方から夜にかけて街灯で飛び回っている虫を見た経験がある人もいるのではないでしょう。それは羽アリである可能性があります。
家に羽アリが侵入してしまわないように、網戸にシロアリを防ぐ効果のあるスプレーをまいて防止しましょう。家周辺にも防除剤をまいておくのもおすすめです。
【4】床下点検を行う
防蟻処理をしている家でも、シロアリ消毒効果が切れるといわれる5年が経ったら積極的に点検するようにしましょう。
点検する際は汚れや怪我には十分注意して、点検口は開けたままで行います。点検していく方向を決めておくのもおすすめです。
自分でするのが難しい場合は専門業者に依頼するのがおすすめです。
シロアリ被害にあったらすぐに駆除業者に相談を!
もしかしたらシロアリがいるかもと悩んでいる人は、「シロアリ110番」の利用がおすすめです。
1,320円(税込)/㎡〜依頼でき、最短即日対応可能。電話・メールでの相談は24時間365日受付ています。
もしかしたらシロアリがいるかもしれないと不安なときには、気軽に事前見積もりの相談をしてみましょう。
※66㎡以下の依頼は一律88,000円(税込)になります
※対応エリア・加盟店により記載の価格で対応できない場合があります
シロアリ被害に関する記事をチェック
※画像はすべてイメージです
※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年4月)に基づいたものです。
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