オーブンで簡単ほったらかし! ミニトマトで作るセミドライトマトの作り方と活用法

旬のミニトマトがたくさん手に入ったら、セミドライトマトを手作りしてみませんか。そのまま食べてヨシ、料理に使ってヨシ。作り方はとっても簡単。ぎゅっと濃縮されたその美味しさにハマること間違いナシです。

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トマトの美味しさがぎゅっと濃縮! 手作りセミドライトマト

Kawano Maki
ピッカピカのミニトマトがたわわに実りました。夏の暑さとともに、次々と色づいていきます

毎年、我が家の小さな庭で家庭菜園をしています。今年はミニトマトを植えました。まめにお手入れをしたおかげか豊作。食べきれないほど次々と収穫ができるので、ドライトマトにすることにしました。

ミニトマトはサラダにしたり、お弁当に入れたりと、そのまま食べても美味しいけれど、ドライトマトにすると、甘みも味も美味しさもぎゅっと濃縮されて絶品。さらに、トマトに含まれている赤い色素成分リコピンも濃縮されて、栄養価も高まるとか。リコピンには抗酸化力があり、美容や健康によいと言われています。

ミニトマトをドライトマトにすると、長期保存が利くようになります。また、そのまま食べるのはもちろん、パスタやサラダなど、料理にも幅広く使えます。ちなみに、ドライトマトを購入しようとすると、少量でも結構なお値段するので、ミニトマトが安いときに買って作っておくとオトクです。

オーブン入れたらほったらかしでOK! セミドライトマトの作り方

Kawano Maki
旬のミニトマトがたくさん手に入ったら、セミドライトマトはいかが。作り方はとっても簡単です

ドライトマトの作り方は、天日干し、電子レンジ、オーブンといったいくつかの方法があります。実は天日干しにするのが一番美味しいと思うのですが、天気に左右されたり、乾燥するまで数日かかったり、またその間にカビが発生してしまうこともあるので、今回はより手軽な方法としてオーブンを使った作り方をご紹介します。

また、今回作るのはセミドライトマト。半生の状態です。完全に乾燥させたドライトマトにするためには、相当な時間かかる上に、少しでも水分が残った状態で置いておくと、カビや腐敗の心配があるため、ご家庭で作るときにはあまりおすすめできません。セミドライトマトでもオリーブオイルに漬け込んでおけば、冷蔵庫で1ヶ月程度保存可能です。オイルにつけない状態で冷凍保存もOKです。

Kawano Maki
黄色と赤の可愛いミニトマトがたくさん収穫できました

【材料】
ミニトマト
オリーブオイル

【用意する道具】
クッキングシート
保存瓶

Kawano Maki
ミニトマトの切り方によって、水分の抜けやすさが変わってくるので、注意

ミニトマトを半分に切ります。このとき注意したいのが切り方。ミニトマトをヘタの部分を上にして見ると、楕円形になっていることがわかります。この楕円形の長い方に包丁を入れます。

Kawano Maki
種がむき出した状態になるのが正解です

すると、ミニトマトの中の柔らかい部分がしっかりと見える状態でカットでき、水分が抜けやすくなります。

Kawano Maki
天板に並べます

カットしたミニトマトはクッキングシートを敷いた天板に並べて、120℃に熱したオーブンで1時間半~2時間加熱します。オーブンに入れたら、あとはほったらかしでOK。とっても簡単なんです。

Kawano Maki
オーブンに入れたら、あとはほったらかし。低温でじっくりと乾燥させていきます

まだ柔らかいくらいで仕上げるのがセミドライトマト。できたてがあまりに美味しそうなので、ひとつ口にぽいっと放り込めば、トマトのぎゅぎゅぎゅっと濃縮された旨みがぱーっと広がっていきます。

Kawano Maki
セミドライトマトが完成。一見水分はないように見えますが、完全に乾燥した状態でなく、手で触ると柔らかい半生状態に仕上げます

長く保存するときには、オリーブオイルに漬け込んでおきます。消毒した瓶にセミドライトマトを入れ、完全に浸るようにオリーブオイルを注ぎます。数日経つと、オリーブオイルが馴染んでトマトがより美味しく、オイルにはトマトの風味がうつって、これまた美味しくなります。オイルも捨てずに、パスタやドレッシングに使ってくださいね。

Kawano Maki
オイル漬けにしておくと、日持ちします。お好みで、一緒にニンニクなどを漬けてもOK。香りが変わります

簡単美味! セミドライトマトとクリームチーズの生ハム巻き

Kawano Maki
簡単だけど、とっても美味しいセミドライトマトの食べ方です

セミドライトマトはそのままでも料理にしても美味しいですが、これは私が最も美味しいと思うセミドライトマトの食べ方です。クリームチーズとともに生ハムでくるりと巻くだけ。トマトと相性のよいバジルも添えてみました。

一口でパクリと食べられる大きさ。生ハムの塩気にチーズのとろりとした柔らかさ、最後にトマトの甘みと旨みと香りがわーっと広がります。小さなピックで刺すと、見栄えもいいので、おもてなしの一品にもなります。キリッと冷やしたスパークリングワインや白ワインとよく合います。

簡単で美味しいセミドライトマト、ぜひ作って味わってみてくださいね。

Kawano Maki
お酒のおともに、ホームパーティの一品に、ぜひどうぞ♪
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■暮らしスタイリスト/一人暮らしアドバイザー/料理家自らの一人暮らし体験を元に取材や研究を重ね、2001年からWebを中心に各種メディアで暮らしに関する情報を発…

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