暮らし方を考える【収納】適正量はどうやって決める?自分の暮らしに見合った量とは?

適正量=自分や家族にとってのちょうどいい量。

サイズがぴったりの服は着ていて気持ちがいいように、ちょうどいいものの持ち方は、毎日の家事を楽にしてくれます。

ものを1つ持つことは、どんなに小さなものだとしても、管理の手間や置き場所の確保が必要です。
自分の助けになるものを必要なだけ残し、あまり役に立ってくれないものは手放す。
その難しい線引きを、一度しっかり考えてみましょう!

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適正量を決めるヒント

適正量を考えるとき大切なのは、
『この家では〇〇がこれだけ必要。』ということを明らかにすることです。

例えば、フェイスタオル。
家族4人で1日に4枚使い、毎日洗濯をする。
翌日は洗濯してしまって使えませんから、乾いたものが更に4枚必要なので、
4×2=8
適正量は8枚ということになります。
そこに雨の日のことや、
洗濯乾燥機の有無なども考慮して、
【自分の暮らしの適正量】を導き出すことが大切です。

家族の人数や使用頻度から考える

『どれだけ使うか?」という、
【人側】に合わせた収納方法です。

日用品や消耗品や食品や衣類など、毎日使い回すものや、買っては減っていくものに有効です。

フォト/room work
我が家のタオルの適正量は、
フェイスタオル8枚・バスタオル4枚
その他にプール用が4枚あります。

広さや収納スペースから考える

『そこに入るだけ』という基準で、
【収納側】に持ち方を合わせる方法です。

家の広さや収納には限りがありますので、
使用頻度などで出した数量を収納できない場合に有効です。

フォト/room work

右はぎゅうぎゅうで取り出しにくい。
左は余裕がありシワになりにくい。
クローゼットに吊るす収納は、ハンガーの本数で適正量を考えます。

フォト/room work

我が家では、靴箱に入る分を適正量としています。
入りきらない分はクローゼットにしまっています。

フォト/room work

ひとまず、仮に数量を決めて生活してみる

適正量を決めるのに、緻密な計算は必要ありません。
ざっくりと決めた数や収納に入るだけの数で、とにかく1週間生活してみましょう!

その数を基準にし、足りない場合は足してみる。多い場合は減らしてみる。
微調整をしながら、自分の暮らしにちょうどいい数量を探ってみてください。

フォト/room work
多い、少ないは自分で決めるべきこと。
ご自分の納得のいく量を自分で決めて持ちます。

(上の洗剤の写真について)
収納スペースから割り出す方法を採用すると、洗面所の収納にこれだけの量が入ります。

使用頻度で考えると、
洗剤1袋を使い切るのに1週間かかるので、写真の数量(11袋)だと3ヶ月弱もちます。

洗剤などのストックの持ち方は人それぞれです。買い物に行く頻度や持っていて安心する量を、収納スペースに折り合いをつけて割り出しましょう!

まとめ、適正量をキープするには

一旦決まった適正量でも、日が経つうちに増えてしまっては意味がありません。

適正量とは、自分で決めた自分の軸です。
それを守るためには、どうしてこの数量になったか?という理由を忘れないこと。
もし増えてしまっても、その理由を思い出せば、またキープできます。

そして適正量をキープするために最も大切なことは、増えたものを減らすことではなく、買うとき、貰うときに慎重になることです。

買うとき、貰うときに、どうやって適正量を決めたか思い出すことで、物量を一定に保つことができるようになります。


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