暮らし方を考える【整理 実践作業編 】整理は生きている間ずっと続くもの! セルフコンサルティングのススメ

ご自宅の片付けに、しっかり確実に取り組みたい方に読んでいただきたい記事です。
片付けは、実行→継続→習慣化の繰り返しです。

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セルフコンサルティングとは?

セルフコンサルティングとは、自分自身を客観的に理解して、足りないものを知ること。
改善策を考えて、試行錯誤を繰り返すこと。
 
つまり、整理収納コンサルティングとは、片付けられない問題点を自分で探し、自分で是正していくことです。

整理 実践作業編

整理は生きている間ずっと続くものなので、継続し習慣化することが大切です。

継続するためには、
『できた!』
『使いやすい!』
『きれいになった!』
などの達成感が非常に重要になってきます。

勇み足で一気に終わらせようとすると、気力・体力共に奪われてしまいますので、ご自分のペースで、毎日少しずつ達成感を得ながら続けていってください。

イラスト/タカノユキ
思い出のものから始めると気持ちがタイムスリップしてしまい、片付けは一向に進みません。

1.小スペース・短時間でできる場所やアイテム、愛着の少ないものから始める

【小スペース】・・・冷蔵庫・パントリー・靴箱・洗面所・トイレなど。

【短時間でできる】・・・お財布・バッグ・化粧ポーチ・引き出し1つ・棚1段など。

【愛着の少ないもの】・・・思い出・写真・手紙など思い入れの強いものは、気持ちに整理が付かず、時間がかかってしまうので最後にします。
その他にも例えば、洋服や本は人によって愛着の強弱が異なります。
ご自分にとって、ものとのつながりの弱いものからとりかかりましょう。

2.全部出す(集める)

引き出しや棚からピックアップする方法はNGです。
全部出す=全体量を目視すること。
五感で自分の持ち物の量を感じることが重要です。

ご自分の想像よりたくさん出てきたものに、驚かれることでしょう!

全部出すと言っても、大きな空間(押し入れやクローゼット)の中身を全部出さなくてもOKです。空間を区切るかアイテム分けをし、疲れない程度の量にしてください。

3.分ける(いる・いらない・わからない)

イラスト/タカノユキ
整理のポイント:代用できないか?と考える。
卵焼き用フライパンでなくても、卵焼きは作れます。

テーブルや畳一枚分程度のスペースに整理するものを全部出し、
【いる】 【いらない】 【わからない】
の3つに分けていきます。                
                
いろいろな分け方がありますが、一番わかりやすい分け方は、
『この一年間で一回以上使ったかどうか?』
この分け方は感情を伴わない分かりやすい方法です。

この一年で使わなかったものは、今後も使う可能性が低いものなので、一つの目安にしていただければと思います。

分ける際のポイントは、
今後【使う】か【使わない】か
どうしても迷う(わからない)ものは【保留】にし一年以内に見直しましょう。

4.減らす(数・量の調整)

多すぎると感じているもの、使わないと分かっているけれど、いろいろな理由から手放せないものに関して、自分の暮らしに合った数・量に調整していく必要があります。

減らすポイント1 自分で数を決める

誰かの真似をせず、自分で数・量を導き出すことがとても重要です!
 
【家族の人数から割り出す方法】
食器・タオル・寝具類・傘など
 
【収納の容量から割り出す方法】
洋服(クローゼット)本(本棚)食品ストック(パントリー)おもちゃ・思い出の品など
 
【使用回数・使用日数から割り出す方法】
日用ストック品・洗剤・トイレットペーパーなど
 

減らすポイント2 不要なものに気付く

高かった・いつか使うかも・壊れていない・いただきもの・サイズが合わないけど好きなど、手放せない理由はたくさんありますが、手放すことで得られる、

【スッキリした空間】【管理する手間】

と比べて、メリットがあるかどうかを判断基準にされてみてはいかがでしょうか?

5.手放す(譲る、売る、寄付、捨てる)

いらないと判断したものを家の外に出します。

≪譲る≫
人に譲る場合は、必ずお伺いを立ててからお渡ししてください。
 
≪売る≫
フリーマーケット・リサイクルショップ・ネットオークションなど。
 
≪寄付≫
リサイクル団体に不用品を寄付する際は、現金の寄付を募られる場合もあります。
 
≪捨てる≫
各自治体の規定に従って処分します。

6.保留品の見直し(1年以内)

イラスト/タカノユキ
保留ボックスは見えるところに置いてください。押入れの奥に入れてしまうと、見直す事を忘れてしまいます。

保留にしたものを1年以内に見直します。

箱に見直し期限の年月日を書いておき、その日までに必ず見直しましょう。
 

まとめ

整理作業に慣れていない方は、
短時間でできる場所から始めてください。
全体の流れは、

① 全部出す

② 分ける

③ 減らす

④ 手放す

⑤ 保留品の見直し

この一連の流れを暮らしの中で習慣化していただけたら幸いです。

次回は、【整理 分け方のヒント】  を予定しております。



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