ベッド収納の決定版!みんなの活用方法からお悩み対処法まで大公開!
「インテリア」と「収納」は切っても切れない関係。他の人の収納術が気になる人も多いのではないでしょうか。今回は20〜50代の既婚女性に「収納とベッド」についてアンケート調査を行いました。収納ベッドの活用法からお悩み解決策まで、主婦が実践する収納術は必見。
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部屋のデッドスペースを上手に活用する収納術は、誰もが知りたいはず。特に「ベッド」はどの部屋に置いても幅をとられてしまうため、その下の空きスペースを有効に使える「収納ベッド」を検討したことがある、という人も多いでしょう。ただし、ベッドの下には何でも収納できるわけではありません。収納する物によっては、デメリットが生じてしまうため注意が必要です。
そこで今回は、女性のリアルな声をもとに、収納ベッドの活用法とお悩み対処法をご紹介します。すぐに取り入れられる収納術もありますので要チェックです!
■目次
1.ベッド購入時に60%の女性がチェックする「収納の有無」
2.「収納付きベッド=購入」ではない?
3.これが最適!みんなのベッド収納の活用方法
4.ベッド収納のデメリットを軽減するには
まとめ
1.ベッド購入時に60%の女性がチェックする「収納の有無」
「ベッドを買う時にベッド収納の有無は気にしますか?」という質問に対し、約60%の女性が「はい」と回答しています。収納の有無は、サイズや価格と並んでベッド購入時のチェック項目となっているようです。
一方で、現在使っているベッドについて聞いてみると、収納付きベッドを使っていると回答した人は50人中16人にとどまり、収納が付いていないベッドに寝ている人は21人。備え付けの収納以外でスペースを活用している5人も含めると、実にベッドユーザーの半数以上は収納ベッドを使用していないことになります。
その他を選んだ8人は「敷き布団を使っている」もしくは「脚付マットレスを使っている」という回答であり、そもそも寝るスペースに収納は設置できないというケースでした。
2.「収納付きベッド=購入」ではない?
ベッド購入時には多くの人が「収納の有無」を確認するにもかかわらず、実際に収納ベッドを使っている人は少ない。この実態には、どのような理由があるのでしょうか。収納付きベッドのメリット・デメリットを比較してみましょう。
■家があまり広くない人にこそな収納付きベッドのメリット
■「家が、広くはないので、ベッドの下に収納があるのは魅力的です」(30代・会社員)
■「下の段に収納がついているものが絶対にいいです、空きスペースは利用しないと」(40代・主婦)
■「今現在は物があふれていて、ベッドの下を無駄にしたくない」(40代・主婦)
生活する上で就寝スペースは必要不可欠なものです。その空間を縦方向にも使えるのは、布団ではできないベッドならではの利点。そんなベッド下のデッドスペースを有効活用できれば、収納不足が改善できるかもしれません。
■「ベッドの下のスペースに、いろいろなケースで収納するよりは、家具のひとつという感じでの収納のほうが好きだからです」(40代・パート)
■「収納場所が増える、見栄えがいい(ごちゃごちゃしてない)というメリットがあるから」(30代・主婦)
ベッド下の収納はほとんど見えない部分。そこにいろいろなものをしまえたら、そのぶん部屋の中をスッキリさせることができます。ベッドに備え付けの収納であれば、外観は普通のベッドですので、なおさら整って見えることでしょう。
■デメリット
■「毎日寝ている間に人間は汗をたくさんかくので、その下に物をしまいたくない。風通しを良くして、掃除もしやすいようにベッドの下には何も置かないように心掛けている」(40代・自営業)
■「ベッド下の収納は湿気が多く収納には向かないと思っているので、収納なしの物を購入します。」(40代・主婦)
■「購入するときに収納機能がついてるものと実際に悩んだが、普段掃除をする時に邪魔だと考えやめた」(30代・主婦)
湿気による収納物の傷みや、掃除が不便になるかもしれないという危惧などが、収納付きベッドのデメリットとして挙げられました。普段から掃除をしていても、ベッドの下は汚れのたまる場所です。やはりそんなところに物を収納するのはためらう人が多いようです。
■「模様替えをしたい時に、収納が付いてないタイプのほうが、軽くて動かしやすいから」(30代・主婦)
■「たいていの場合、別売りのベッド下収納用の衣装ケースなどが手に入るから」(40代・主婦)
収納が付いていないベッドのほうが便利という回答も多く見られました。引き出し式の衣装ケースなどもさまざまなサイズが売られているので、ベッド下を収納スペースにしたい場合も柔軟に対応できます。わざわざ重い収納付きベッドを買うより楽でいいと考える人が多くいました。
収納スペースは欲しくてもデメリットがあるのは事実。「収納の有無」をチェックしつつも、実際に利用している人は少ないという現状には、こんな理由があったようです。しかし、今後ベッドを購入する時は収納付きを選びたいという人も中にはいました。
■「ベッドは、親が買ってきたため、収納がついていません。自分がもし選ぶのなら、収納付きを選びます」(40代・パート)
■「ベッドはなく、すべて敷布団で生活しているため。ベッドであったら収納つきにすると思います」(30代・主婦)
■「貰い物のベッドなので、最初から付いていませんでした。次に自分たちで購入する時は付いている物がいいと思います」(20代・パート)
デメリットさえ克服できれば、ベッド下を収納スペースとして有効活用したいという人はやはり多いようです。
3.これが最適!みんなのベッド収納の活用方法
収納付きベッドか自分で設置した収納かに関わらず、ベッドの下に収納するものとしては、いったい何が適しているのでしょうか。主婦の皆さんが実践している、ベッド下収納について聞いてみました。
■洋服
■「季節外れの服をケースに入れてベッドの下へ保管しています。夏と冬と2度衣替えするときにケースを丸ごと出して行えるので便利です」(40代・パート)
■「シーズンオフの洋服やビーチ用のサンダル、水着など、あまり使用しない物を入れています」(40代・主婦)
■「ベッド下の引き出しには、季節違いの洋服をしまっています。衣替え時に入れ替えています」(30代・主婦)
■「主人の靴下、下着などを入れています。起きてすぐに着替えが出来るからです」(40代・パート)
■「子どものぶんの洋服がどんどん増えるので、タンスに入りきらないものを収納しています」(40代・自営業)
ベッドの下には洋服を収納している人が多くいました。シーズン外のものを収納して衣替えに活用している場合がある一方、取り出しやすいという利点を生かして日常的な衣類を入れるのも便利のようです。たんすやクローゼットに収まりきらない衣類を収納する、という回答も目立ちました。
ベッド下に洋服を収納する場合は、たんすやクローゼットと同じように防虫剤や乾燥剤を入れ、衣類が痛まないように気をつけましょう。比較的ホコリが多い場所なので、洋服を収納する際にビニールや布製の収納用ケースを併用する人もいます。
■タオル・シーツ類
■「交換用やお客様用の予備のタオルケット・毛布・シーツなど収納している」(30代・主婦)
■「布団のシーツカバーの替えやまくらカバーの替えなどを入れています」(40代・パート)
■「使用前の新品のタオルや衣類(肌着・靴下・パジャマ)を入れています。」(40代・主婦)
■「その季節に着ないパジャマやシーツを入れてすぐに出して使えるようにしています。」(40代・パート)
タオルやシーツ類も、その季節に使わない物を収納する人が多いようです。ベッド下にしまえば邪魔にならずに済むので、開封前の寝具などの保管場所には適しているといえるでしょう。
■本・マンガ
■「ベッドスペースで本を読んだりするから、ベッド収納には本を入れています」(30代・主婦)
■「衣服を入れるのはカビが気になって嫌なので、本や雑誌を収納しています」(30代・会社員)
■「ベットの下に収納をおいて、マンガや雑誌などを入れてあります」(40代・主婦)
■「子どもの頃から漫画が好きで、パートナーも同じく漫画を読むのが趣味です。ただ、年齢もソコソコになって来ており、子どももいることから、あまり大量の漫画が表に並んでいるのもみっともないと感じるようになり、隠す収納という意味で使っています」(30代・主婦)
部屋に本棚を置けないという人は、意外と多いのではないでしょうか。衣類を入れるには湿気やホコリが気になるという場合は、本やマンガ、雑誌を収納してみるといいかもしれません。就寝前に読書をする時に手軽に取り出すことが出来るため、夜のリラックスタイムにひと役買ってくれること間違いありません。
■その他
■「子どものおもちゃや、絵具道具、習字道具、鍵盤ハーモニカなどの学用品などです」(40代・主婦)
■「主には子どもの使わなくなったおもちゃや、おもちゃが入っていた空箱」(30代・主婦)
■「普段使わないカバンや洗濯グッズを入れています。ベッドは湿気ると聞いたので、湿気ても大丈夫なものを選んでいます。」(50代・主婦)
■「あまり高さもスペースもないので、年に2回くらいしか行かないディズニーで使うグッズを入れています。」(20代・主婦)
■「卒業アルバムや写真アルバムなど、普段使わないものを収納していました。」(20代・主婦)
お子さんのおもちゃや学習道具、思い出のグッズを収納する人もいます。小物類は雑多になりがちなため、100円均一などで購入できる手軽な仕切りや箱を活用してみることで、綺麗に収納することができます。ふと思い立った時に、ベッドで思い出に浸る時間もとても癒されそうですね。
4.ベッド収納のデメリットを軽減するには
収納付きベッドのデメリットが「湿気やカビ」であると回答した人は、全体の約6割でした。実際にベッド収納を活用している人も、やはりその点に気をつけて収納するものを判断していることがわかります。
■「寝室の日当たりが悪いうえ、ベッドの下も手の届きにくい部分があるため、ホコリが溜まったり湿気が多いと思います」(40代・パート)
■「梅雨の時期になると湿気がこもるのでそこが一番デメリットに感じています」(30代・主婦)
■「眠っている時に汗をかくと、下にある衣類が気になります。やっぱり湿度が上がるのはちょっと」(40代・主婦)
■「なんとなく清潔な気がしない。正直、どう使ったらいいかわからない」(40代・パート)
毎日使用するマットレスの下には湿気やカビが溜まりやすくなります。そのため衣類ではなく、本や小物を入れるようにしている人も多くいましたが、何を収納するにしても湿気やカビは好影響にはなりえません。毎日のこまめなひと手間が、ベッド収納を快適に保つコツです。
■頻繁に使うものを収納する
あまり使用しないものを収納する人が多いようですが、ベッド下の収納スペースを長期間放置するとカビの原因になりますし、かといって毎日換気するのも面倒です。そこで逆に、頻繁に使用するものを収納する、という発想です。
靴下やハンカチなどの小物や、毎回は洗濯できないジーンズ、休日に使用するバッグなどを収納することで、ベッド収納部分を開け閉めする回数が増えます。それにより自然と換気される回数も増え、面倒に感じることなくカビの心配を軽減することができます。
■除湿シートやプラスチックケースを併用する
除湿剤や除湿シートを収納内に設置すれば、しばらくは取り替える必要がないため、比較的簡単に湿気の問題を軽減できます。また、プラスチックケースなどを活用し収納物を小分けにしておくことで、直接ホコリをかぶることもなく、掃除の際や収納物を取り出す時も便利です。
■定期的にマットレスを「立てる」習慣を
湿気やホコリが溜まる大きな原因は、マットレスです。大きくて重いマットレスを毎日手入れすることは簡単ではありませんが、気づいた時に立てかけておくというひと手間で、カビが発生する心配は軽減されるでしょう。ベッドは一般的にフレームのみで販売されているため、手入れのしやすいマットレスを購入するという工夫もおすすめです。
まとめ
「ベッド収納」は有効活用できるスペースでありながら、湿気・ホコリという懸念要素が存在していました。しかし、あまり使わない物ではなく、使う頻度の高いものを収納することで、その心配もずいぶん軽くなります。
小さなひと手間や工夫をすることで、ベッド収納のデメリットは減らしていけるので、ご紹介した方法を実践してみてはいかがでしょうか。
アンケート期間:2017年3月2日
対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、派遣社員、パートアルバイト、個人事業主の方
アンケート総数:50
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