酸味が嬉しい季節、何の食材でも応用できて美味しい「エスカベッシュのタレ」の作り方

ししゃもとエビのエスカベッシュ

今回は、冷凍庫にあった「えび」と「ししゃも」を使っていますが
白身のお魚でも、鶏肉でも、豚バラ肉でも
何の素材を浸け込んで使っても、とっても美味しく
さっぱりといただける、「エスカベッシュのタレ」です。

この作り方をおぼえておかれると、
ホームパーティでも、普段のお家の常備菜としても
簡単なのに、手の混んだお料理として歓迎されて大活躍です♪

ではでは、作ってまいりましょう。

新鮮食材「ファーマインド」のお野菜

食べごろ新鮮野菜が売りのファーマインドのお野菜を使います。
甘みが強く、シャキシャキとみずみずしいお野菜の中から
今回は、
・水たま、１個
・真の実（まのみ）甘果にんじん、１本
を使います。

シャキシャキを残しての調理

玉ねぎのシャキシャキは好きだけれど、
どうしても生の玉ねぎ臭さが苦手。とか、生玉ねぎにアレルギーがある。
などの理由で、生玉ねぎを食べられないという方にでも安心の
『レンジでチン！』

玉ねぎをラップでキッチリ包み、自動温め機能でレンジでチン！
（電子レンジは内側から熱が入るので
　　　　　　　　　　　　表面が煮えるほど加熱しなくて大丈夫です。）

レンジから出してすぐは熱くてさわれないので、
粗熱が取れてからタテ半分に切ってから繊維に沿ってスライスしておきます。

人参を炒める

油と相性の良い人参は、先に炒めておきます。
この人参は皮もとっても柔らかいので、皮ごと使っています。
ナナメにスライスしてから少し太めの千切りにしてあります。

フライパンに
・オリーブオイル、大さじ３　（普段よりもたっぷり使います）
・切った人参
弱火で焦がさないように油を絡める様に炒めます。

旨味のセロリ

・セロリ茎、１本　ナナメにスライス
こうして切ると、セロリの筋取りをしなくても美味しくいただけます。

人参と一緒に炒めますが
火加減を、弱火から中火の弱火に上げて人参がしんなりするまで炒めます。
（セロリはシャキシャキが残っていても大丈夫です。
　セロリが苦手な方は、人参と同時に入れてシンナリさせてください。）

マリネ液にします

火加減は中火の弱火のままで
・酒、カップ半分　　（あれば白ワイン）
・酢、カップ１

入れてからサッと一煮立ちさせて火を止めます。
（加熱しすぎると酸味が飛んでしまうので注意です。）

玉ねぎと塩コショウ

せっかく、
レンジでチンしてシャキシャキを残している玉ねぎ（水たま）なので
熱を加えすぎないように最後に入れます。
加えて味付けに
・黒胡椒、ミルで７ガリガリ
・岩塩（シチリアの塩を使いました）、ミルで７ガリガリ
・味の素、２振り

色合いを消さないように

普通のお醤油でも良いのですが、お醤油色で野菜の色を消さないように
・薄口醤油、大さじ１
を使います。

本来のエスカベッシュは、お醤油は入れないで塩で味を整えますが
ししゃもが生魚ではなく、軽い一夜干しのししゃもなので
独特の干物臭を消すために少量ではありますが薄口醤油を入れました。

揚げた具材を混ぜる

マリネ液と同時進行で作っていた、今回のエスカベッシュの主役！
ししゃもとエビをいれます。

・一夜干しのししゃも、６尾
・エビ、１０尾　手早く殻を取り除き背中を割って背ワタを取り除いておきます
・塩、全体にかかる程度
・コショウ、全体にかかる程度
ビニールに
・薄力粉、大さじ３弱　
を、入れて下から叩き上げるようにして全体にマブします。
１７０度に温めた油で、色良くなるまで揚げてザルなどで油を切ってから
熱いうちにマリネ液に入れ込みます。

保存容器で冷蔵

熱いままのエビとししゃもを入れますので
粗熱がとれて落ち着いたら、保存容器など漬け込める容器に

ししゃもとエビを並べて、
その上から野菜をかぶせるように、残ったマリネ液を上からかけます。
一緒に食べる
・プチトマト、１０個　も、ヘタを取ってそのまま潜らせておきました。

これで、冷蔵庫に入れて最低３０分は漬け込みます。
（次の日は、もっと美味しくなります。）

取り分けて実食

３０分もすると、しっかりと漬かりますから、すぐに食べられます。
３～４日以内に食べ切れる量で作りましょう。

・自家製の乾燥パセリ　を、かけていただきます。

ししゃもも、こうやって食べたらいつもと違ってすんごく美味しい。
すっぱすぎない柔らかい酸味で野菜も美味しい。
玉ねぎシャキシャキです。

こうしたらお野菜もたっぷりと食べられますね♪

湿度の高いムシムシする季節にちょうど良いやさしい酸味。
とっても簡単で美味しい
「エスカベッシュのタレ」の作り方のご紹介でした♪