重箱の段によって詰めるおかずは決まっている!正しいおせち料理の詰め方

「めでたさを重ねる」という願いを込めて、重箱に詰められるおせち料理。さまざまなおかずを用意して、あとは詰めるだけ…ってちょっと待って!実は、それぞれの段数によって入れるべき料理が決まっているのです。今回は、そんなおせち料理の正しい詰め方をご紹介。美しさはもちろん、しっかりルールを守った上で完成させましょう。

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「おせちを自分で詰めよう!」と思っていても、大きな重箱のなかに料理をどう入れたら良いのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。

市販のおせちなら仕切り板が用意されていることもありますが、家庭用ではそうはいかないもの。適当に詰めると見た目が悪くなり、動かしたときに料理が偏ってしまうこともあります。

そこで今回は、重箱におせち料理をつめる際のコツをご紹介。実は段ごとによってつめる料理が異なるので、しっかり覚えておきましょう。

◼︎目次
1. おせちの重箱の段ごとにつめるものが違う
2. 1段目
3. 2段目
4. 3段目
まとめ

1. おせちの重箱の段ごとにつめるものが違う

基本のおせち料理では、重箱の段によって詰めるものが異なります。料理が準備できたら、段ごとに分けておきましょう。

2. 1段目

1段目は「祝い肴」と「口取り」を詰めるのが決まり事。祝い肴とは“お酒の肴になる料理”のことで、甘めの味付けが多く前菜のような存在となります。
黒豆、数の子、田作り、かまぼこ、昆布巻き、栗きんとん、伊達巻きなどを詰めましょう。

美しく見せるポイントは、似たような色の料理を隣り合わせにしないこと。色のコントラストがはっきりと出るように並べてみましょう。

おせち料理用に笹の葉、松の葉などを使って仕切りにすると、色鮮やかになります。ない場合は、お弁当用に売られているバランでも代用が可能です。

おせちの1段目には、中心に黒豆を配置し、その周りに料理を並べる方法を紹介します。黒豆を小鉢に入れてから重箱の中心に置いてください。その下にかまぼこを八の字に、間に数の子を入れましょう。

上には左から昆布巻き、伊達巻き、栗きんとんを並べます。

3. 2段目

2段目にはメインディッシュとなる料理が入ります。詰めるものは、鯛やぶりの照り焼きなどの魚、海老、叩きごぼう、紅白なます、牛肉のごぼう巻きなど。海老は左向きに並べるようにしましょう。

今回はぶりの照り焼き、いくら、海老、紅白なます、牛肉のごぼう巻き、田作りを詰めてみます。

左上はぶりの照り焼きを詰め、その隣に牛肉のごぼう巻き、中心にいくら、左下に海老を入れました。右下には、小鉢に入れた紅白なますを入れて完成です。小鉢にいれると汁が流れません。

4. 3段目

3段目には煮物を詰めていきます。4段重の場合は4段目です。入れる料理は、筑前煮、里芋、レンコン、煮しめ、こんにゃくなどです。

人参は6角形にカットしたら、花びらを切るように中心に向かって包丁を入れます。花びらの間に包丁を入れ、斜めにカットしていきましょう。花びらは包丁を使って丸く整えてください。カットした人参のくずは、味噌汁に入れると余すことなく使えます。

レンコンも同じように花形にカットしていきましょう。レンコンの穴と穴に包丁で切り込みを入れます。それを左右から丸くカットしていくと、花形のレンコンに仕上がります。

絹さやは、上下をVの字にカットすると、並べたときに葉のような仕上がりとなります。

煮物類は具材を1種類ずつ横に並べていくと、統一感が出て華やかになります。上から順番に横に並ぶようにしてきましょう。飾り切りの人参や絹さやは、彩りを見ながら最後に添えてください。

まとめ

おせち料理の詰め方で迷ったら、1段目は甘いもの、2段目はメインディッシュ、3段目は煮物でそろえましょう。

住んでいる地域によっても詰める料理が変わるため、まずはこの3点を踏まえて詰めるのがおすすめです。ぜひ一度挑戦してみてはいかがでしょうか。

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