シロアリ被害の初期症状7つ!対処法なども紹介

今回の記事ではシロアリ被害の初期症状を7つ紹介していきます。また、シロアリ被害が出やすい家の特徴や対策方法なども紹介しているので、最後までチェックしてみてください。

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シロアリ被害の初期症状7つ

  1. 1.壁や柱を叩くと空洞音がする
  2. 2.床や畳が軋んだりフワフワする
  3. 3.木屑やふんが落ちている
  4. 4.ドアやふすまがスムーズに開閉できない
  5. 5.お風呂場の柱や敷居が変色している
  6. 6.蟻道(ぎどう)がある
  7. 7.室内や庭などで羽アリを見つけた

【1】壁や柱を叩くと空洞音がする

壁や柱を軽くノックするように叩いたときに中が空洞のような軽い音がした場合、シロアリの被害に遭っている可能性があります。

シロアリは家に使われている木材の内部を食害するため、表面に被害がないように見えても被害に遭っているケースもあります。

【2】床や畳が軋んだりフワフワする

床や畳を踏んだときにギシギシと軋んだり、フワフワと柔らかかったりする場合もシロアリが関係している可能性があります。

シロアリは床下の木材も食害するため、シロアリ被害にあった場合に床や畳がフワフワする現象が見られるようです。

【3】木屑やふんが落ちている

家屋に被害を与えるシロアリの種類の中に、外来種の「アメリカカンザイシロアリ」というシロアリがいます。この種類は1ヶ所にふんを溜める習性があり、蹴り穴という穴を開けて外にふんを出します。

シロアリのふんは植物の種のような見た目をしており、見分けるのが難しいです。見分け方として、1ヶ所にこんもりと山になっている場合は、シロアリの可能性があります。

▼シロアリのふんについてはこちらもチェック

【4】ドアやふすまがスムーズに開閉できない

玄関や部屋のドア、ふすまの開閉がスムーズにできない場合、シロアリがドアの枠を食害していたり、シロアリの影響で家全体が傾いたりしている可能性があります。

柱や壁がシロアリの被害にあっていると本来の強度を保てなくなり、ドアなどの開口部に歪みが生じるため、建て付けが悪くなってしまうのです。

【5】お風呂場の柱や敷居が変色している

お風呂場の柱や敷居が変色している場合も、シロアリの被害に遭っている可能性が高いです。

シロアリは湿度の高い場所の木材を好んで食害することが多く、とくにタイル張りのお風呂場は湿度が高いため、シロアリにとって最適な環境になります。

【6】蟻道(ぎどう)がある

「蟻道(ぎどう)」はシロアリが作るトンネル状の通り道のことで、風や光を苦手とするシロアリは土や排泄物で道を作り、地上から木材へと移動をしています

家の周辺や壁面に茶色い筋のようなものがあった場合、家にシロアリがいる可能性があるので注意が必要です。

▼蟻道についてはこちらもチェック

【7】室内や庭などで羽アリを見つけた

羽アリはシロアリが成長した姿で、春から夏のあたたかい時期に発生します。羽アリを見つけた場合、シロアリもいるということになり、家の近くにシロアリの巣があるか、家の中に巣を作っている可能性があるので注意しましょう。

▼羽アリについてはこちらもチェック

シロアリ被害が出やすい家の特徴2つ

【1】木造建築

シロアリは木材を食べるため、築年数に関係なく木造建築にシロアリはやってきます。とくに日陰や風通しが悪く、湿気がたまりやすい環境にある家はシロアリが好むのため、注意が必要です。

【2】水はけが悪く、地面や外壁にコケが生えている

水はけが悪い土地は近くに川や沼があったり、もともと田んぼだったりするケースが多く、シロアリが発生しやすい場所となっています。

また、地面や壁にコケが生えている場合、湿度が高い場所に家が建っていることになり。シロアリが生息している可能性が高いため注意しましょう。

シロアリの初期症状を放置してはいけない理由は?

シロアリ被害の初期症状を放置してしまうと建物を支える木材の被害が進行し、耐久性が下がってしまいます。建物の耐久性が下ることで、地震が発生した際などに倒壊するリスクが増えるので注意が必要です。

また、シロアリが潜んでいることに気づかず被害が拡大すると、家具や壁の交換、床の張り替えなどの修理費がプラスでかかるケースもあります。

そのため、初期症状があった場合には、すぐに対処を行いましょう。シロアリの被害を広げないためにも定期的な対策を行うことも大切です。

シロアリの初期症状があるときの対処方法

自分でできるシロアリの対策

  • 窓を開けるときは網戸を使う
  • 夜間は遮光カーテンを使う
  • 庭や床下に紙製品や木材などを放置しない
  • ウッドデッキや木製フェンスには定期的に薬剤を散布する

シロアリの被害から家を守るには、敷地や室内にシロアリを入れないことが大切です。例えば、窓を開けるときには網戸を使ったり、夜間はサッシなどの隙間から入ってこないように遮光カーテンを付けたりする方法があります。

また、シロアリをおびき寄せないために、庭や床下に紙製品や木材、落ち葉などを放置しないように心がけましょう。

ウッドデッキや木製フェンスもシロアリをおびき寄せる可能性があるため、シロアリが嫌う成分の入った駆除や予防ができる薬剤を散布しておくのもおすすめです。

LIMIA編集部
スタッフF
シロアリを見つけても殺虫剤の使用は控える
シロアリを発見した場合、殺虫剤をかけたくなりますが、使用は控えるのがおすすめです。むやみに殺虫剤を使用すると、かえって被害が広がる可能性があるため、応急処置をして専門業者に駆除を依頼するようにしましょう。

シロアリ被害が手遅れになる前に専門業者に相談しよう

シロアリが自然にいなくなることはなく、放置すればするほど、家の耐久性に問題が発生します。初期症状を見つけたときや、被害が心配なときは専門業者に相談してみましょう。

「シロアリ110番」は、電話やメールにて無料で相談を受け付けています。また、調査も無料で行っているため、気軽に相談しやすいのが魅力です。

シロアリの初期症状に関するQ&A

提供:LIMIA編集部

Q1. シロアリ被害の初期症状は?

A. シロアリ被害の初期症状は以下の7つです。

  1. 1.壁や柱を叩くと空洞音がする
  2. 2.床や畳が軋んだりフワフワする
  3. 3.木屑やふんが落ちている
  4. 4.ドアやふすまがスムーズに開閉できない
  5. 5.お風呂場の柱や敷居が変色している
  6. 6.蟻道がある
  7. 7.室内や庭などで羽アリを見つけた

Q2. シロアリ被害の症状が出やすい家の特徴は?

A. シロアリ被害の症状が出やすい家の特徴は以下の通りです。

  • 木造建築
  • 水はけが悪く、地面や外壁にコケが生えている

Q3. 自分でできるシロアリの対処方法は?

A. 自分でできるシロアリの対処方法は以下の通りです。

  • 窓を開けるときは網戸を使う
  • 夜間は遮光カーテンを使う
  • 庭や床下に紙製品や木材などを放置しない
  • ウッドデッキや木製フェンスには定期的に薬剤を散布する

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※記載している商品情報は、LIMIA編集部の調査結果(2024年4月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。

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