バルサンは床下のシロアリに効果的?自分でできる予防策や駆除法を解説

害虫駆除のくん煙剤として知られる「バルサン」は、家の床下に巣を作りやすいシロアリ駆除にも効果があるのか解説します。さらに、バルサン以外を使った駆除や予防法から、シロアリ駆除業者が行う対策法まで紹介。

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バルサンはシロアリにはNG!自分でできる駆除方法は?

提供:LIMIA編集部

「バルサン」は、殺虫成分が含まれた煙を使ってゴキブリやダニを駆除する「くん煙剤」。

床下にいるシロアリの駆除にも使えるか気になるところですが、床下は外気が出入りする構造のため、部屋を閉め切って使う必要があるバルサンはほとんど効果がないと言えます。

そもそも、シロアリを退治するには巣ごと駆除する必要がありますが、「イエシロアリ」や「アメリカカンザイシロアリ」は床下以外にも巣を作ることがあるため、バルサンでの退治は難しいでしょう。

LIMIA編集部
スタッフA
床上のシロアリには効果がある?
バルサンにはシロアリ駆除でも使われるピレスロイド系成分が含まれています。シロアリは分類上ゴキブリの仲間であることから、部屋に侵入してきた目の前にいるシロアリや羽アリには一定の効果が期待できるのではと思うかもしれません。しかし、商品にシロアリに効果があるという記載はないので使用は控えましょう。

自力で駆除する場合は殺虫剤の使用も控えよう

提供:LIMIA編集部

スプレータイプの殺虫剤もシロアリ駆除に使用することはあまりおすすめしません。

自力で駆除しようと対処することで、シロアリが奥に逃げ込んで探しにくくなることや、薬剤によってシロアリが家中に散らばり巣が拡大する原因につながってしまいます。

そのため、見かけたシロアリはティッシュで潰す、熱湯をかけるなどの応急処置で留めておきましょう。その後、目に見えない場所にシロアリが潜んでいるかもしれないので、害虫駆除業者に相談するのをおすすめします。

バルサン以外のシロアリの予防策4つ

  1. 1.家の外に木材を放置しない
  2. 2.部屋の風通しをよくする
  3. 3.雨漏りがないかチェックする
  4. 4.専門業者に薬剤散布を依頼する

【1】家の外に木材を放置しない

バルサンは効果が長く続かず、巣を作りやすい木材内部まで薬剤が届かないことから、「シロアリ予防」という点でも効果は期待できません。そのため、バルサン以外の方法での予防をおすすめします。

木材はシロアリの大好物なので、家の外壁や基礎付近に木材を放置しておくと大量発生する原因になるため注意。同じくダンボールも好物なので気をつけましょう。

また、ウッドデッキを作らないというのもシロアリ予防のひとつとして有効です。

【2】部屋の風通しをよくする

シロアリは湿気が多く暗い場所を好むので、家のなかは風通しをよくしておくことが大切です。

特に湿気が多い浴室やキッチン、トイレなどの水回りに集まりやすいため、窓を開ける、換気扇を回すなどして定期的に換気をしておきましょう。

【3】雨漏りがないかチェックする

雨漏りが起きている部分も湿気を好むシロアリのすみかになりやすい場所。半年〜1年に1回はチェックしておくことで予防につながります。

雨漏りは屋根や外壁の不具合が原因で起こることが多くあります。「部屋の天井にシミができている」「部屋がなんだかカビ臭い」「雨の日に水が垂れてくる」という場合は確認して早めに対処しましょう。

【4】専門業者に薬剤散布を依頼する

害虫駆除業者にシロアリ予防のための薬剤を散布してもらうと安心です。

ネットを調査してみたところ、多くのシロアリ予防の薬剤は効果が5年ほどで切れてしまうため、シロアリ被害を防ぐためにはなるべく定期的に散布し続けるのが理想。

シロアリは1年中活動していると言われていますが、特に動きが活発になってくる4〜9月ごろが薬剤の散布におすすめの時期です。

LIMIA編集部
スタッフA
市販の防除剤で予防するものひとつの手
ホームセンターに売っているシロアリの防除剤は自力での予防策として活用できますが、市販のものは効果の持続期間が短いため、こまめに行う必要があります。使う際は、商品の使用範囲を守り、子どもやペットの接触や誤飲、火災などの事故に十分に気をつけてください。

専門業者が行うシロアリ駆除・予防方法は?

バルサン以外の駆除剤でシロアリ駆除や予防を行うには、専門の駆除業者に依頼するのが安全。

ここからは、害虫駆除業者は主にどんな方法でシロアリ駆除を行っているのか専門的な対処法を解説します。依頼を検討している方は参考にしてみてください。

バリア工法は即効性がある

バリア工法とは、シロアリが家のなかに侵入してしまった際にも効果的な駆除方法です。

シロアリのエサとなる家の柱や床下などの木材に直接薬剤を塗る「木部処理」と、床下の発生しやすい場所の土に薬剤をまいて侵入を防ぐ「土壌処理」の2種類が一般的。効果が続く5年を目安に散布することが望ましいです。

バリア工法は、即効性があるのがメリットですが、臭いが気になりやすい方やアレルギーがある方には注意が必要です。

ベイト工法はシロアリ予防にも使える

ベイト工法は、駆除剤が入ったエサをシロアリがいそうな地面にしかける駆除方法。エサと勘違いして持ち帰ることで、巣ごと駆除できるのが特徴です。

しかし、効果が出るまでに期間がかかるため、予防としての使い方がおすすめと言われています。こちらはエサが入った容器の確認のため1年おきを目安にチェックが必要です。

薬剤の臭いが少ない、建物の構造に関わらず施工できるのがメリットですが、薬剤を散布するバリア工法より費用が高めとなっています。

シロアリ駆除はシロアリ110番に相談!

バルサンでのシロアリ駆除や自力で床下に潜って薬剤を散布するのは難しいのが現実です。

室内や庭でシロアリや羽アリを数匹でも見かけた場合は家の近くに巣がある可能性も考えられるため、なるべく早めに害虫駆除業者に相談することをおすすめします。

「シロアリ110番」は、電話やメールで害虫に関する相談を受けつけています。シロアリが住みついていないか、被害状況などを調査してくれるのでチェックしてみてくださいね。

バルサンやシロアリに関するQ&A

Q1. バルサンはシロアリ駆除に効果的?

A. シロアリ駆除に効果的という記載はありません。

ゴキブリやダニなどの害虫駆除に使用できますが、シロアリに効果があるとは書かれていません。

シロアリが潜んでいる木材の内部まで薬剤が浸透しないことや、バルサンは部屋を閉め切って使用する必要があるため、空気が流れている床下の使用にも不向きと言えるでしょう。

Q2. バルサンはシロアリ予防に使える?

A. シロアリ予防にもバルサンは向いていません。

バルサンは長期的に薬剤の効果が持続しないため、シロアリ予防には向いていません。

Q3. 自分でできるシロアリ駆除法はある?

A. ティッシュで潰す、熱湯をかけるなどで応急処置が可能です。

シロアリに殺虫剤をかけてしまうと、逃げてしまい見つけにくくなる場合があるため、数匹見かけた場合はティッシュで潰す、熱湯をかけるなどで対処して、早めに害虫駆除業者に相談するのをおすすめします。

シロアリに関する記事はこちら!

※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2022年11月)に基づいたものです。
※画像はイメージです。

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