羽アリに似た虫の正体が知りたい!駆除方法も紹介

羽アリに似た虫を見つけたら、シロアリの羽アリかどうかを確認しましょう。アリガタバチやキノコバエなどの間違えやすい虫の見分け方から駆除方法や、シロアリの種類まで紹介します。

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羽アリに似た虫の見分け方や発生時期

羽アリに似た虫は多くいますが、そのなかでも身近な種類を3つピックアップしました。見分け方や発生時期、有害であるかなどについても解説します。

アリガタバチ

提供:LIMIA編集部
  • 見た目の特徴:全体的に黒っぽく、腹柄節がない
  • 発生時期:4〜10月頃
  • 大きさ:約2〜3mm
  • 主な発生場所:食べ物や畳などのシバンムシが発生した場所

アリガタバチはハチの仲間で、食べ物などに発生するシバンムシという虫の幼虫やさなぎに産卵をして繁殖する寄生蜂です。

オスには羽があり毒針はありませんが、メスは羽がない代わりに毒針があるため、刺された場合、痛みやかゆみをともなって赤く腫れます。

アリガタバチは、羽アリに姿がとても似ていますが、アリガタバチには腹柄節(ふくへいせつ)という、お腹のくびれ部分にこぶのような節がないのが特徴です。

キノコバエ

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  • 見た目の特徴:薄い黒色の羽に長い脚
  • 発生時期:6〜7月頃
  • 大きさ:約2mm
  • 主な発生場所:観葉植物やプランター

キノコバエは、主に農作物に被害を与えるハエの仲間です。体が小さいため、網戸や窓のサッシなどの隙間から室内に侵入します。

梅雨時期に発生しやすく湿度の高い環境を好むため、室内に入ってきた場合には観葉植物やプランターの土に住み着いて増殖します。

薄い黒色の羽と長い脚が特徴的で、人を刺すことはありません。

メイガ

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  • 見た目の特徴:濃淡のある茶色の羽の一部に斑点がある
  • 発生時期:6〜9月頃
  • 大きさ:約10mm
  • 主な発生場所:古くなった小麦粉やお米などの食品

メイガは、古くなったパスタなどの麺類や小麦粉、お米などに発生する蛾(が)の仲間です。

羽を閉じた姿は羽アリに似ていますが、大きな体と濃淡のある茶色の羽の一部には斑点があるのが特徴で、人を刺すことはありません。

羽アリに似た虫とシロアリの違い

提供:LIMIA編集部

羽アリとはアリの種類ではなく、シロアリやクロアリが繁殖や住処を探すために変化した姿。目的を果たすと自然と羽は抜け落ちるという特徴があります。

また、羽アリの全てが危険というわけではなく、主に家屋に被害を与える代表的な3種のシロアリの特徴をピックアップして紹介します。

LIMIA編集部
スタッフF
シロアリとクロアリの見分け方
シロアリの羽アリは、触覚が数珠状で胴体は寸胴です。羽の色が濃く模様が薄く見え、全て同じ大きさをしています。

一方、クロアリの羽アリは、触覚がくの字に曲がり、胴体にくびれがあります。羽の色は透明なので模様が濃く見え、上下で大きさが異なるので、チェックしてみましょう!

ヤマトシロアリの羽アリ

提供:LIMIA編集部
  • 見た目の特徴:全体が黒く胸板が黄色っぽい
  • 発生時期:4〜5月頃
  • 大きさ:約5〜7mm
  • 主な発生場所:床下、水まわり

ヤマトシロアリは、湿気が溜まりやすい床下や水まわりなどに巣を作ることが多いです。まれに、雨漏りした天井や結露しやすい断熱材も食害します。

羽アリの見た目は、全体が黒く、胸板の一部が黄色っぽいのが特徴。また、地域によって若干ズレることもありますが、羽アリになる時期は、4〜5月頃の午前中です。

▼ヤマトシロアリについて詳しくチェック

イエシロアリの羽アリ

提供:LIMIA編集部
  • 見た目の特徴:全体的に黄色みのある色
  • 発生時期:6〜7月頃
  • 大きさ:約7〜9mm
  • 主な発生場所:家の土台、天井裏

イエシロアリは、自分たちで水を運ぶことができる種類で、巣から半径100m以内であればどこでも食害します。主に被害が発生しやすいのが、家の土台や天井裏などです。

羽アリの見た目は、全体に黄色みのある色をしており、大きさは約7〜9mm、6〜7月頃に発生しやすいです。

▼イエシロアリについて詳しくチェック

アメリカカンザイシロアリの羽アリ

提供:LIMIA編集部
  • 見た目の特徴:全体的に黒色、頭部が赤褐色
  • 発生時期:6〜9月頃
  • 大きさ:約6〜10mm
  • 主な発生場所:家中どこでも

外来種のアメリカカンザイシロアリは、乾燥や環境の変化に強く、小さな巣が別々に移動しながら家中の木材を食害するため、駆除が難しい種類です。

羽アリは全体的に黒色で頭が赤褐色をしていて、発生時期は6〜9月頃です。また、住み着いたアメリカカンザイシロアリは、ふんを1つの場所に溜める習性があり、家の中でもふんが見つかることもあります。

▼アメリカカンザイシロアリについてはこちらもチェック

羽アリに似た虫の予防と駆除方法

提供:LIMIA編集部

アリガタバチやキノコバエ、メイガなどの羽アリに似た虫は、家屋に被害はないものの、人を刺したり食物や農作物に被害が出ることもあります。

ちょっとした工夫で発生を予防する方法や、自分で駆除する方法を紹介します。

アリガタバチ

  • 予防方法:食品を早めに食べ切って宿主を発生させない
  • 駆除方法:スプレー式殺虫剤・くん煙式殺虫剤を使う

アリガタバチは、シバンムシに寄生する昆虫です。宿主であるシバンムシを予防することで、アリガタバチも予防できます。

シバンムシは食品に発生するため、開封した食品は早めに食べ切るようにしましょう。また、発生した場合には、スプレー式の殺虫剤やくん煙式殺虫剤で駆除できます。

しかし、シバンムシの幼虫や卵が食品に入り込んでいる場合は、完全に駆除できないこともあります。このようなときには、食品を廃棄するのがおすすめです。

キノコバエ

  • 予防方法:化学肥料を使った土を使用する
  • 駆除方法:殺虫剤や農薬を使用する

キノコバエは、小さな体で網戸やサッシの隙間から室内に侵入します。網戸に穴があれば修繕しておきましょう。

キノコバエが侵入したら観葉植物やプランターの土を住処にして発生します。とくに油粕や鶏糞、魚肥などの有機肥料を使った土に発生しやすいので、化学肥料を使った土に変えるのがおすすめです。

もし発生した場合には、市販の殺虫剤や農薬を使用して駆除しましょう。

メイガ

  • 予防方法:お米やパスタ、小麦粉などは早く消費する。密閉容器に移し替える
  • 駆除方法:成虫はくん煙式殺虫剤。幼虫や卵は食品ごと廃棄する

メイガは古いお米やパスタや小麦粉などの食品に卵を産んで繁殖するため、早めに消費するようにしましょう。

また、ビニール袋で保存していても噛み破って侵入するため、密閉できる頑丈な容器に移し替えて保存するのがおすすめです。

メイガの成虫はくん煙式殺虫剤で駆除できますが、幼虫や卵は殺虫剤で駆除するのが難しいので、食品ごと廃棄しましょう。

羽アリに似た虫がシロアリの場合は駆除を依頼しよう!

羽アリに似た虫について紹介しましたが、シロアリの羽アリかどうかを正しく判断するのは難しいこともあります。

判断するのが難しかったり、大量発生していたり、シロアリの被害が確認できたときには、早めに専門業者に駆除を依頼しましょう。

「シロアリ110番」は、相談や調査を無料で行っているので、気になる人は確認してもらいましょう。

羽アリに似た虫に関するQ&A

Q1. 羽アリに似た虫にはどんな種類がいる?

A. アリガタバチ、キノコバエ、メイガなど

羽アリに似た虫のなかでも、代表的な虫としてアリガタバチ、キノコバエ、メイガがいます。とくに、アリガタバチはクロアリの羽アリと姿が似ているため、見分けるのが難しいです。

Q2. 羽アリに似た虫がシロアリの場合、駆除は必要?

A. 早めに専門業者に駆除依頼をしましょう

羽アリに似た虫がシロアリだった場合は、今後家屋に被害が出る可能性もあります。自分では完全に駆除するのは難しいので、専門業者に依頼して駆除してもらいましょう。

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※記載している商品情報は、LIMIA編集部の調査結果(2022年12月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。

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