ご飯が足りなくなるほど美味しい「お魚そぼろ」はブリのアラや血合いで作るミンチプラスの作り方

ほぼ捨て値で売っているブリのアラや血合いなんかは、
主婦にとっては、とってもありがたい食材なわけですが

お魚は好きでも、お魚の骨や皮、食べにくいところから血合いまで
なかなか食べてくれない主人に、どうにか食べさせようと作った「お魚そぼろ」

ところがこれが、ご飯が足りなくなるほど大喜びで
あっと言う間になくなってしまうほど! 

生臭さをシッカリと取り除いて、ミンチをほんの少し混ぜたことで
噛んだ時の満足の行く旨みも残り
煮上げてから冷めてくる時のほんの一手間で、
冷蔵庫で冷たくなってもとっても美味しい「お魚そぼろ」に仕上がりました。

今日はその作り方をお話しちゃいます♪

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おむすびの中身にしても美味しい「お魚そぼろ」

熱々の炊きたてご飯に、「お魚そぼろ」
お茶わんを用意して、ご飯をよそってが待ちきれずに
ついついラップ乗っけをやってしまうくらいに、美味しい仕上がりになりました。

普段は血合いが苦手で手を付けない主人ですが
味見のおかわりをしたぐらいに、とっても美味しくできましした。

アツアツご飯で、ハフハフしながら、ぜひ食べていただきたいですね~♪

化石化する前に冷凍庫から取り出した「ぶりアラや血合い」

冷凍庫の整理しながらの毎日なのですが、
これは、
お正月に半身で買ったぶりを、お造りやしゃぶしゃぶで食べた時に
血合いの部分や、お腹の内側の骨の部分なんかをまとめて冷凍しておいたのと
ブリカマなんです。

先程も書きましたが、主人は、お魚の血合いの部分が苦手なんです。
主人の親は、血合いの部分など捨ててしまえという考え方で
食の教育は、大人になって世間で言う「もういい年齢なんだから」
と言う年齢になっても、なかなか治りません。

これをどう食べさせるかが、いつも課題です!

骨皮以外は好き

ところが、ブリカマは大好きな主人。
ただし! 骨や皮から身を外してほしいと言います。
変なところが乙女なので、魚の目玉も鱗も骨も皮も怖いんだそうで。
(丸ごとの魚をさばく主婦には、理解しがたい心理なのですが(笑))

いい歳をしたおじさんが、よその方と外食をした時に
恥ずかしくないように、結婚してからずいぶんと鍛えてまいりました。(笑)

血合いやアラの処理

一旦凍らせたものは、解凍してから使ううと
凍っていく時に大きくなった水分の氷が細胞膜を壊しているので
余分な水分が出てしまって、そこから旨みも逃げるので
凍ったまま調理できるものは、なるべく凍ったまま解凍せずに加熱します。

どうしても霜などが気になる場合は、表面だけ流水で流すのがいいでしょう。

まずは、臭みを消す作業から行います。
・ブリ半身分の血合いやアラ、
凍ったまま、パスタを茹でる時よりも少し濃い目のお塩のお湯を沸騰させます。
解凍しないままの、「凍った血合いや、そのいちみ」を沸騰したお湯に入れて
氷でくっついたのがとけて、再び沸騰したら、流水にとって10分程さらします。

ブリ大根の大根を抜いたものだけも冷凍してあったので

たっぷりブリ大根を作った時に、食べきれなかったものを
”凍らせると美味しくなくなる大根” だけを除いて冷凍してありました。

この中の、ブリも一緒に「お魚そぼろ」にしてしまいます。
なので、広口の鍋に入れて中火にかけて煮溶かします。

ブリだけ取り出す

炊いたブリだけ取り出して、
・取り出したブリの身 は、
流水でさらしてあるブリアラと一緒に流水にさらしておきます。

煮汁は美味しく再利用!

・ブリを取り出した後の煮汁 に、
・醤油、大さじ1 
・みりん、大さじ1 
を、プラスして中火で沸騰させます。

ボコボコと沸騰させると煮詰まりますし、次の作業がしにくくなるので
ゆっくりと、ゆるい沸騰を続ける程度に中火がオススメです。

鶏肉を加える

・鶏もも肉、1枚  一口大に切って
沸騰を止めないように、1切れずつ鶏肉を入れます。

これは、確実に切った鶏モモ1切れ1切れの表面に先に熱を入れて
ゆっくりと旨味と肉汁を逃さないように、柔らかく煮るためのコツです。

ボコボコではなく柔らかい沸騰を止めずに、鶏肉を全部入れ終わったら
熱効率のいいお鍋に、汁も具財も移します。

お鍋を移す

ボコボコではなく柔らかい沸騰を止めずに、鶏肉を全部入れ終わっったら
熱効率の良い、圧力調整もできるお鍋!「クックレインボーごはん鍋小」 に
煮汁も具財も全部入れ替えました。

強い火でなくっても効率よく熱が回るクックレインボーを使いますので、
ジューシーなまま、具財の形を崩さずに柔らかく煮られます。
煮るものの量がそんなに多くないので、底面の小さいごはん鍋小が大活躍です。

何度か、私のリミアのページではご紹介させていただいていますが
※ クックレインボーご購入ご希望の方にお知らせです!(o^-')b
2016年9月15日より『ダーリンのつまのLIMIAを見た!』 と、お伝え頂くと
ご購入特典が受けられます!
(特別特典については、お問い合わせしてみてくださいね)
下記ファックス、電話、メールでのお問い合わせ、ご購入申し込みのみでと、
させていただきますので、よろしくお願いいたします。
FAX 045-914-743  フリーダイヤル 0120-099-253  メールinfo@cookrainbow.jp
(お問い合わせ窓口担当:五十嵐(いがらし) まで)

蒸気圧力を逃しながら煮る

鶏肉以外は一旦煮てあるものを使うので、圧力を使って煮る必要な無いので
圧力調整のできるフタのメモリを『3』にセットして
圧力・蒸気を最大に逃すようにして、
弱火で20分程  煮て、
冷める時に味が入り込むので、そのまま放置します。

クックレインボーは、保温力にも優れているので、
冷める時もゆ~っくりと冷めるんです。
なので、濃くない味の煮汁でも中までシッカリと味が入り込んで
ほっとくだけなのに、均等に味が入り込むのも嬉しいところです。

柔らかいのに煮崩れせずにワンランク上の煮物ができるんです。
ありがたいことです。♪

流水でさらしたブリの身を煮る

水にさらしていたぶりのアラと切り身は
ザルに上げてから、キッチンペーパーで水気をおさえて
手でほぐしながら、皮や骨を取り除いて、お鍋に入れて
・酒、カップ半分
・みりん、カップ半分
で、中火の弱火にかけます。

・三温糖、大さじ6
・しょうが、大2カケ   皮ごとすりおろし
中火の弱火にかけながら、灰汁を取り除き
中火の弱火にままゆるく沸騰させます。

合い挽きミンチを入れる

中火にかけながら、ゆるい沸騰を続けている所に
・合い挽きミンチ、124g  
解凍せずに凍ったまま入れて、解凍しながら加熱して

ミンチの色がシッカリ変わって火が通ったら、キレイに灰汁を取り除きます。

トマトの旨みを借りる

・トマト角切りパック、大さじ6強

俗に、美味しいものは海のものも山のものの入ってると言われます。
トマトは旨味の塊!
この旨みを、海も物の美味しさに加えましょう。

かき混ぜて、中火の弱火で10分ほど煮て
お醤油味をつける前に、甘みとトマトを染み込ませます。

先に、旨味や甘味を煮物に染み込ませておきますと
濃い味付けにしなくっても、水っぽくない美味しい煮物になるんです。

醤油を入れる

トマトを入れて10分ほど煮たら

・醤油、カップ1/4 を入れて
弱火に下げて、水分が半分くらいになるまでゆっくりと煮ます。

鶏の煮上がり

「お魚そぼろ」 に、お醤油を入れて煮ている間に

先ほどクックレインボーのままで、置いていた煮物が室温ほどに冷めました。
これは、また食べる時に温め直して、盛り付けます。

鶏モモのぶり出汁煮

ブリが出汁代わりになってるのでとっても美味しい仕上がりです。
煮汁の再利用ですが、ある意味とっても贅沢な煮物と思います。

ごぼうやレンコンも、煮えていたのを一度冷凍して再度煮ているので
驚くくらいの柔らかさに煮えあがっています。

鶏モモのぶり出汁煮、実食

柔らかくってぷるんぷるんの煮えあがりです。

シッカリと中の中までやさしい味わいが染み込んで
どこに出しても恥ずかしくない煮物になっています。

辛子をつけて

長時間かけて煮込んだ豚の角煮よりも美味しく
角煮にも似た旨味があるので、辛子をつけて食べるとよく合います。

煮物は、ほんの味見程度でイイという主人も
キレイにぺろりと食べてくれました。

お魚の煮汁が残った時には、
こういった、素材を変えて煮物にするのもおすすめです。

煮汁が半分になった「お魚そぼろ」

お醤油を入れて煮詰めて、煮汁が半分程度になった所に
更に、
・醤油、カップ1/8強  追加!
今度は火加減を、中火に上げて、
かき混ぜながら骨が残っているようなら取り除きます。

お醤油は、一度に入れてしまうと
表面だけ濃い味になってしまうので、2度に分けて入れました。
こうすることで、塩分での締りも防げて、柔らかいままのそぼろになります。

目を離さずに仕上げる

もう、半分ほどに水分が減ってきている所に
追加のお醤油を入れましたので、ここからは水分を飛ばす作業です。

弱火で煮ても、放ったらかしでは底面が焦げて美味しくなくなるので
煮汁がこれくらいになるまで
焦げ付かないように丁寧にかき混ぜながら煮詰めたら
火を止めて、表面が乾かないように、かき混ぜながら冷まします。

落ち着かせる

汁垂れしないように、煎るくらいまで火を入れてしまうと、
冷めてからボソボソに硬くなりますし
かと言って、煮汁が多すぎるとビショビショで美味しくない。
煮たままほっとくと、お鍋の上と下とで味わいが違ってしまったり、
表面だけが乾燥して、黒くなったりしますので、
火を止めて冷めるまで数回かき混ぜながら冷まします。

そうすると、冷めても美味しい、しっとりしたお魚そぼろができるわけなんです。
(ミンチプラスですけどね♪)

実食

甘辛で生臭みもなく、しかも噛めば噛むほど旨味のあるシットリの
「お魚そぼろ!」 の、完成です。

これがまた、お酒のアテに頂いても
お箸が止まらない美味しさです。

主人も味見をおかわりして
なおかつ、ご飯の時にお茶わん大盛り2杯もぺろりと食べました。
冷蔵庫保存で冷たくなっても、シットリも美味しさも変わらずです。

アラや血合いの部分は、捨て値で売られているところだけに
お財布にはとってもありがたいところです。
ちょっとミンチ使いをするだけで、お子さんのお弁当から
おむすびの中身、お父さんの酒のアテにと、大活躍です。!

水を使っていないので、日持ちもしますから
余分なアラや血合いがあったら、ぜひ作ってみてくださいね。♥

ご飯が足りなくなるほど美味しい「お魚そぼろ」と、
お魚の煮物の煮汁使いで新しい煮物の作り方のご紹介でした♪

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