大人の味♪ジャスミンティーゼリー

こんにちは、料理研究家の藤井玲子です。
今日はあんまり甘くないデザートのご紹介です・・・！

中華やエスニック料理なんかを食べた後、甘ったるいデザートはしんどいな・・・
そんな時に食べるジャスミンティーゼリーが大好きです^^
今回は、ゼリーに甘さがない分、練乳と季節のフルーツを添えて頂くレシピのご紹介です♪
ちょっと大人なデザートが食べたいときに、ぜひどうぞ♪

材料（220ccのグラス4つ分）

ジャスミンティー　500cc
グラニュー糖　25g
アガー　15g

練乳　適量
季節のフルーツ　適量

下準備

アガーとグラニュー糖をあわせ、ホイッパーでよく混ぜておく。
※アガーの基本的な下準備で、グラニュー糖と混ぜておくことで、液体と混ぜたときにダマになるのを防ぎます。

作り方

ジャスミンティーを鍋に入れ、沸騰させる。
沸騰したら、火を止め、下準備で合わせておいたアガーとグラニュー糖を加え、ホイッパーで混ぜ溶かす。
（温度が下がる前に手早く混ぜることが大切です）

冷水にあてて、粗熱をとる。
アガーは室温でも固まるため、冷やしすぎは注意。
湯気が落ち着くくらいまでで大丈夫です。

容器に入れて、冷やし固める（30分～）

冷え固まったら、大きめのスプーンでラフにすくって盛り付けます。
練乳を回しかけ、お好みのフルーツをトッピングしたら完成！

ポイント

・ジャスミンティーは市販のものをそのまま使用しても問題ありません。家で煮出す場合は、少しだけ濃いめに煮出しておくと、食べたときにジャスミンティーの味わいがはっきりと伝わるためおすすめです。

・アガーはカラギーナンという海藻からできている凝固剤です。ゼラチンや寒天に比べると透明度が高く、無味無臭、ぷるんとした食感が特徴の凝固剤です。ジャスミンティーの色や風味をダイレクトに出すために、また、のど越しをよくするためにアガーを使用しています。

・アガーは90℃以上の熱い液体に加えることで上手に溶かすことができます。そのため、ジャスミンティーをしっかりと沸騰させてから加えています。しかし、火にかけて沸騰させたまま混ぜると凝固力が弱まることがありますので、沸騰したら火を止めてから混ぜるようにすると良いです。

・アガーの凝固温度は30-40℃。室温でも固まるのが特徴です。粗熱をとる際に、冷やしすぎると鍋の中で固まってしまうことがあります。湯気が落ち着いたくらいで、容器に移し、冷蔵庫で冷やしましょう。

・ゼリー自体に甘みがほとんどないため、今回は練乳をからめて仕上げています。練乳がない場合、フルーツ缶のシロップなどでもOKです。ゼリー自体を甘くすることもできますが、ジャスミンティー特有の苦みや香りが薄まることがあります。

・フルーツは今回いちじくを使用していますが、ライチやすいか、桃など・・・お好みのフルーツを添えてください。上記に記載したように、缶詰のフルーツでもおいしく頂けます。