古い部屋をセルフリノベしよう(巾木) 〜DIY実践編-10〜

築57年の寮の一室をセルフリノベーションします。
参考になれば嬉しいです。

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前回の作業はこちらをご覧ください

巾木とは?

今回は巾木を取り付けます。
巾木って何ぞや?と思ったかたもいらっしゃるかもしれません。
巾木は壁と床の接点に設置する部材です。

巾木の役割とは?

巾木の役割は、2つあります。

1つは壁仕上げ材と床仕上げ材の取り合いを調整することです。
意外かもしれませんが、どんな建物でも少なからず動いてしまいます。
床仕上げと壁仕上げは、隙間なく施工してしまうと逃げがなくなり、それぞれが動いた際に干渉してしまい、壊れてしまうことがあります。
それを避けるため、少しだけ隙間を空けて施工するのですが、そのままでは下地が見えてしまうので、巾木を取り付けるのです。

そして巾木のもう一つの役割は壁を保護することです。
巾木がない場合、掃除機のヘッドなどをぶつけた際、壁が傷む可能性がありますが、巾木はそれを防いでくれる、とても大事な部材です。

巾木の取り付けに入ります

さて、前置きが長くなりましたが、巾木を取り付けていきます。
まずは必要な寸法に切断します。
そのまま仕上げになるので、丁寧に切断してください。

接着剤をつけます

取り付ける位置、長さを決め、裏側にネダボンドをつけます。
あまり多くつけてしまうと、取り付けの際にはみ出てきてしまうので、注意が必要です。

そして、これは仮釘。
接着剤であるネダボンドが固まるまで、巾木が動かないようにしておくものです。

仮釘を打ち込みます。
とても曲がりやすいので、慎重に打ち込みます。

ゴムのクッション材と頭がくっつくまで打ちました。

青いゴムの部分を横から叩きます。

頭が飛びました。

仮釘はその名の通り、仮で設置するものなので、頭を飛ばすことができ、留めつけた箇所が目立ちにくくなります。

この作業を繰り返していきます。

仮釘が曲がってしまった場合は当て木をした上で、釘抜きやバール、ペンチなどで抜いてください。

いよいよ完成が近づいてきました。

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松戸市を中心に活動しています。パッシブデザインを取り入れ、夏涼しく冬暖かい、庭とつながる豊かな暮らしをご提案しています。また、DIYのご相談、リノベーションもご…

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