屋根のあるウッドデッキをDIY!基礎編・直角を出す意外な方法

人工木のウッドデッキを3年使った結果、ひずみや割れがひどくなってきたので、それを解体して新たに天然木でウッドデッキを作ってみました。

どうせ作るなら屋根つきがいい!ということで素人ながらに なんとか屋根まで完成させてみたので、その工程を基礎・床張り・屋根、の3編に渡ってお届けして参ります。

家を建てた時に人工木のウッドデッキのキットを買って、それを自分たちで組み立てて使っていたんですが、

3年間使った結果、

こんな風に真ん中が たわんでしまって、床板の上に乗ると いつパキーンと折れても おかしくないような状態になってしまいまして。。。

横から見ると、

床板のうねりのひどさが よく分かります。

そして床板を支えている木材も、

こんな風に完全に割れてしまってまして。

組み立てる時に水平もとったし、どうしてこんな無残なことになったのか、原因は定かではないです。でもこうなってしまった以上は放置しておくわけにもいかず、やむなくこれを解体して撤去し、新たにウッドデッキを作ることにしました。

まずは、用意した木材や道具をご紹介します。

用意した材料や道具

木材は、レッドシダーという種類のものを選びました。

木材はザックリと、ハードウッド(硬い木)とソフトウッド(柔らかい木)に分けられるんですが、ハードウッドのほうが耐久性に優れているので雨風や日光に晒される屋外ではハードウッドを使ったほうが断然いいんです。

でもハードウッドってものすごく高いんです。その上、重い・加工しにくい、と なかなか扱いづらい木材でして。

ということで予算の面や組み立てやすさを考慮してレッドシダーにしてみました。

レッドシダーは調べたところによると、ソフトウッドの中ではかなり優秀な耐久性があるようなので。

これは束石(つかいし)というもので、ウッドデッキの土台に使う石です。

今回は土台の柱を12本 立てるので、束石も12個用意しました。

太い木材をカットするために大きな刃の丸ノコも買いました。

私が普段愛用しているブラックアンドデッカーの丸ノコと比べると こんなにも差があります。

でも この大きな刃でも90mm角の木材は1回ではカットできないので、

まず1回カットして木材を反転させて、もう1回 反対側から刃を入れて全体をカットしていきます。

赤い矢印が1回目にカットしたところです。


するとこんな風にカットできました。

そして塗料は、ガードラックアクアというものを選びました。

これを選んだ理由は水性で扱いやすいという点と、浸み込むタイプの塗料なので、木の表面に塗膜を作らないから木が呼吸しやすいため長持ちする、という点からです。


今回作ったのは屋根つきのウッドデッキなので、屋根の材料もあるんですが それはまた屋根編の記事の中で ご紹介しますね。


いよいよ作業開始!

まずはカットした木材に塗料を塗っていきます。

木口は木が腐りやすいので特に入念に。

土台となる柱には、基礎パッキンをつけます。

この木材にぴったりサイズの基礎パッキンは売ってなかったので、90mm角の木材に合うように丸ノコでカットしました。

これを、

こんな風にビスで打ちつけました。

基礎パッキンは一般的な家の土台にも使ってあるもので、木材を直接コンクリートの上に置いた状態にしておくと通気性が悪くなって腐りやすくなるからそれを防ぐためのものです。

土台になる柱は短いものが8本、そして写真の長いものが4本あります。

この4本を4隅に立てて、ウッドデッキの柱にしつつ屋根を支えるための柱にもしよう、という設計です。

4つの束石の中央になる部分に線を書いて、


ウッドデッキの土間コンのところにもチョークで線を書いて、



コーナーの十字ところに、さっきの束石に書いた黄色い線を合わせれば、


こんな風に束石の場所が決まります。

柱が垂直になるように調節するために、ペラペラな黒い部品をパッキン下に挿し込んでいきます。

これは1枚が1ミリの厚さなので、1枚入れて垂直になってなかったら2枚目を入れるというような感じで垂直を調節していけばオッケーです。

普通こういった柱の垂直は、5円玉をつけた糸を上から垂らす方法などを使うんですが、今回は邪道かもしれませんが水平器を使いました。

垂直が決まったら、ステンレス製の板金ビスで柱を束石に固定していきます。

ウッドデッキみたいな屋外用のものには錆にくいステンレス製のビスを使います。

まずは2本の柱が立ちました。

次に、この2本の間に水平器で水平を調節しながら板を渡していきます。

両端をクランプで固定したらビスを打ちます。

この、逆さま鳥居、みたいなものをもう一つ作って、

それぞれを持ち上げて移動させて、土間コンに書いたチョークの線の上に合わせると、

ようやくこの状態になりました。

次は横に走らせる木材をクランプで固定してビスを打っていきます。

で、最後は奥の1本を固定するんですが、この時に直角を出す必要がありまして。

というのも この写真のように囲んでいる木材がコの字の状態の時は、きちんとした直角になってないかもしれないんです。真上から見た時に わずかに ひし形っぽく斜めになってるかもしれません。

なので、ラストの1本を打つ時にそれをピシっと直角に正して正確な長方形にしなければならない、というわけです。

ということで直角を出すために、こんな方法を使いました。

短い赤い矢印のところに麻紐を釘に引っ掛けてピンと張ってあります。

青90cm、黄色120cm、赤150cmになってます。

青:黄:赤が3:4:5になると三角形の部分の直角が出るんです。これは配管の仕事をしてた父が使っていた方法で、職人さんたちにはおなじみの方法みたいです。

つまり、あの麻紐がピンと張るまで奥の木材をちょっとズラしたりして調節していけばいいということです。

あ、麻紐は伸びるので、もしこの方法を使う方が おられたとしたら父は釣り糸みたいな伸びない糸を使ってたので、是非、伸びない糸を使って下さい。

この時に使ったビスは7cm以上もある長いコーススレッドです。

奥の木材を固定したら、次は真ん中にも板を走らせて固定します。

あとは、あらかじめ束石に固定してある土台用の木材を今作った枠に どんどん打っていきます。

こう見えても、炎天下です。

はい、土台を全部、打ちました。

で、横に走らせた木材なんですが、

普通は赤い線みたいな感じで各場所2本ずつ木材を取り付けるんです。

でも(素人の)主人が強度計算した結果、この木材の厚みと幅なら1本でいいと判断したので各場所1本ずつしか使ってないんですが、ウッドデッキ・DIY、などで検索すると大抵2本ずつ取り付けているかと思います。

それと、①と②のところは近くで見ると、

こうなってます。

あえて隙間を作った設計にしてありまして。

これは雨や湿気を溜めないためです。キッチリ作ってしまうと雨や湿気が逃げる場所がなくて木が腐りやすくなるという理論からです(素人の主人談より)。


はい、これでウッドデッキの基礎となる部分は完成です。

次はこの土台の部分に床板を張っていく工程をお届けします。

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