【 初心者向け 】木工の基礎講座☆最終回☆キッズチェア完成!木工って素晴らしい!

木工DIY初心者の方向けの木工講座も
今回が最終回です!長丁場ほんとに
お付き合い頂きありがとうございます。

材料費、100均で1,000円使うなら、
真面目に家具を作ってみよう!
というのがコンセプトです♪

いよいよキッズチェアを組み立て、
塗装するまでの仕上げ工程です。
初めて電動工具を使いますが、
一般的で使い勝手の良い電動ドライバーなので、
そこまで敷居は高くありませんね♪

今回は、木工は初めてという友人に
すべて作業して貰いましょう!
T君:大阪生まれ大阪育ち。
手先は不器用なのにセッカチさん。

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おさらい♪

それでは、前回までの分もおさらいしておきましょう。

T君「ノコギリとヤスリやね!前記事読んだし、もうばっちりやで!」

君は作業してないんじゃ、、、。

あまり難しく考えず、何か上手くいかないなと思ったら、もう一度手順を確認しましょう!

前回も掲載しました、簡単な図面です。
コレを元に木材を切り出したので、すっかり覚えた方もいらっしゃるかも知れません。

T君「そんなん覚えてへんよー!」


そう、ですよね(笑
確認しながら進めましょう。


電動ドライバーを使おう☆

組み立てには電動ドライバーを使います。

T君「おう、これやったら多分俺、結構使えると思うで!」

それは頼もしいですね!

ホームセンターには沢山の種類の電動ドライバーがありますが、自宅DIYで使用する物なら、それほどの機能は求めません。
選ぶポイントは以下の通り。

・有線タイプより、充電タイプ!
・2バッテリーセット(充電を待たなくて良い
・12V以上(使用時間が長くてパワフル
・トリガー強弱調整可能なもの
・トルク機能付き(段階が調整出来る

T君「全部覚えて選ぶの大変やなぁ」

ホームセンターの店員さんに、
初心者におすすめで、長く使える物を教えて貰いながら選ぶといいですよ♪

これぐらいの性能ですと
4,000円〜10,000円前後です。
メーカーやサイズも様々ですが、
中庸の徳と言いますし、中間ぐらいのものがお勧めです。

T君「なるほど、少し高い買い物だし、ちゃんとしたものを選びたいしなぁ。勇気を出して、店員さんに教えて貰うわ!」

T君「えっーと。グラグラして、思ったように穴を空けたり、ネジを揉み込んだり出来へんねんけど?」

はい。簡単な構造だから直ぐ使えちゃいますよね。でも、上手に安全に使うには、準備とコツがありますよ!

●準備
・トルク調整
(SPF材などの柔らかい材料の場合6〜10)
・交換用ビット(下穴用ドリルと、ドライバー)
・回転方向の確認

●使い方
・材料に対し垂直に立てる
・脇を締め、手首のブレが起きないよう両手で持って固定
・最初はゆっくりとトリガーを引き、先端がまっすぐ入る事を確認しながら慎重に。
・突き抜ける場合は、捨て木を当てて裏面の木の割れを防ぐ。

以上を踏まえ、さっそくやってみます。

下穴は大事!!

図面の通りに採寸したら、下穴を開ける場所に印を入れます。

T君「下穴?木ねじって木に直接打てる物じゃなかったん?」

いきなり木ねじを打ち込むと、木が割れてしまう恐れがあるので、下穴をドリルビットで開けます。集成材などと違い、木目が綺麗な木は、導管にネジ切りの回転の振動が伝わりやすく、ヒビ割れてしまいます。

T君「裂けるチーズに、竹串刺す感じ?」

例え、酒のつまみて…。

T君「そっか!せっかく下処理した木材が割れたら台無しやもんなぁ!で、どれぐらいの穴を開けるの?」

下穴の目安は「ネジ径の70%」です。
木ねじ径が4mmですので、2.8mmのビットを使用します。

T君「よっしゃ!じゃ、早速…」


それでは、やってみましょう!

写真のように垂直に立て、ゆっくりと回していきます。
体重を乗せ過ぎると、芯がズレた時にとても危険です。ドライバー回転方向の負荷に対して、木材やドライバーが動かないように手首をしっかり固定する感じで、押さえつけすぎないようにしましょう。

T君「あわわわわ。斜めに入ってしまった!」

脇が開いたり、腕を伸ばした状態では、しっかりと真っ直ぐの芯を通す事が出来ずに、そのように斜めに入ってしまいます。
姿勢を正しく保ちましょう。

T君「なんとか開けられた。けど、どうやって抜けばいい?」


ドリルを抜く時ですが、開ける時と同じく正回転のまま引き抜いてください。
なんとなく反回転させたくなりますけどね(笑

ビスはチョイ出し♪

下穴を開けたらドライバービットに交換し、ビスを打ち込んでいきます。

T君「下穴開けたから、スムーズに入っていくな!なるほど実感や!」

木材の合わせが大変そうですね。
こちらの反対側を支えておきますね。

T君「あっ!そこどうやろうか悩んでてん。ありがとう!」

T君「でも、一人で作業するときはどうしよう?」

材料の先端と先端などを組木するとき、上手く木と木を固定するのが難しいですね。
そんな時のコツです。

反対側にほんの2〜3mmほど先が出るまで進めて、つきあわせる木材の位置をしっかりと合わせてください。
出ているビスが釘の役割をして、仮止めしてくれます。位置調整が出来たら、少しずつビスを揉み込んで下さい。

T君「ほんまや!これやったら一人でも出来るな!!」

背面と正面を先に作る!

T君「図面は見られるけど、どこから組み立てたらええのん?」

背もたれ部分を含む後ろ脚部分から
材料を繋いでいきます。

使用する木ねじ長は60mmを使用します。

先ほどの作業をひたすら繰り返すのみですが、さきの尖った物を使うので、怪我などしないよう十分に気をつけて行ってください。

片側が出来たら、それを使って反対側の脚にケガキを入れます。

T君「おっ!実際、全部の材料に印入れるの面倒やなぁって思ってた。こりゃ楽ちんやな(笑)」

T君「反対側の脚も付いたよっ!俺って飲み込み早いんちゃう!」

そうですね♪
補強の数が増えてくると、安定して立ててビスを打てますね。ですが、少ないウチは不安定でやりにくいです。
慌てて無理をしないで、やりやすい位置を探ってくださいね♪

T君「なんか、不細工なハシゴみたいやなぁ?こんなんで大丈夫か?」

余計なことを…。

まったく同じ要領で、次は前足部分です。

T君「小さいし、もう一人でも大丈夫やで♪」

本当に調子が良いですね(汗


今回、組み立てでもっとも難しいポイントは、脚や背もたれの骨組みに2×2材を使い、補強材には1×2材を使ったことです。
太さの違うものを組み合わせた時、芯を出すことはとても難しいと思います。

すべて2×2にすれば寸法合わせも、下穴を開けるのも、ビス留めだって、ぐっと楽になりますが、あえて1×2を使いました。

T君「お前、ずっと思ってたけど、そもそも意地悪やもんな!」

違いますっ!!

・太さを2×2に揃えると、デザイン上すごく無骨になって可愛くない。

・3歳児でも扱えるよう、すこしでも軽量化したかったこと。

T君「ふーん。ただのドSじゃなくて、いろいろ考えてんねんな。」

すごく失礼ですね(怒

繋いで座面の土台にする!

背面と正面をつなぎ合わせます。
正面は繋げる木材と上面を合わせてください。
座面を乗せる土台となりますので、段差ができないようにします。
このように一体の面にすることを
「面一(つらいち)」にすると言います。

T君「ちょ、ちょ!そっち持って、そっち!!早く!」

さっき一人でも出来るって言ってたのに。それから、めっちゃセッカチですよね。

ずいぶんと形になってきましたね。
それでは、のこりの補強を入れましょう。

T君「あれ?補強材1本足りへんけど?もしかして、設計ミスちゃうか?」

違いますって!

子供が小さいうちは、食べ物をこぼしたり、物を落としてしまって入り込んだときに、手を入れてサッと掃除をしたり、物を拾うための隙間を開けておいたんです!

強度は十分ありますが、気になる方は両側に入れてください。

T君「ほっほー。主婦目線やな!」

そうですね(疲

背面は天までの高さを再度確認し、土台が水平になるよう注意してください。

T君「座面が傾いたら、座り心地悪そうやもんなぁ。寸法もう一回見ておこう。」


座面を貼って組み上げ完成!

T君「ん?図面を見直してんけど、一番奥の座面、これはどういうことなん?」

デザインの問題ですが、隙間無く座面を貼る場合は、なんの問題も無く並べるだけでオーケーです。

しかし、今回は隙間のある座面をデザインしてしまったので、背面側の板の角を切り欠いて、背もたれと面一にします。

T君「まさかの、ここでノコギリ再登場か!もう使わなくていいと思ってたのに。」

そう言わず、最後の一踏ん張りですよ!

写真のように38mm四方で角を落としていきます。この時、難しいのが切り終わりです。
途中で止める必要があるので、ノコギリ刃を直角に当てて切り終え、ノコギリを抜かなければいけません。
無理な体勢にならないよう、慎重に行ってください。

T君「コレ出来たら、俺のことノコギリマスターと呼んでくれな!」

いや、大きく出たな、おい。

綺麗に収まりました。
板と板の間は10mm前後の隙間を取りました。
ここで使う木ねじ長は40mmを使用しました。

T君「さすがノコギリマスターやろ?」

……。

T君「やったで!!初めて本格的に木工にチャレンジでここまで出来たら、ちょっと感動やなぁ♪」

本当に頑張りましたね!
木工の場合は1mm〜2mmそれ以上の寸法狂いや、歪みなどがあっても、組み立てにはあまり影響なく出来てしまいます。
素人作りなら、許容の範囲でしょう☆

これは木材の柔軟性のお陰です。なので、あまり寸法や角度に神経質になりすぎる必要はありません。

これが鉄工だと、0.5mmの誤差でも組み立てには支障が出てきます。
それゆえに、木工は素人でも手の出しやすい物作りだと言えるのです☆

塗装前のサンディング

T君「さぁっ!色塗ろうや!いろ!」

さて、組み上がった喜びもつかの間、
塗装前の下地をサンドペーパーで作ります。

T君「えーっ!また地味な奴やーん!これ絶対地味なやつやーん!」

この工程飛ばしたら、せっかくの今までの苦労が、半減してしまいますよ!
仕上げは大事なんです!

ホームセンターで売られているSPF材は、野地板や垂木に使われる杉材などに比べ、すでに表面はかなり滑らかです。
角の面取り済みのものもありますね。
今回も最初から240番を使って仕上げていきます。

ハンドサンダーにクルッと巻きつけて、全体的に研磨していきます。

T君「うおーーーっ!!やったらーー!」

力任せにゴシゴシしても無駄ですよ。
サンドペーパーの粒子は決まっているので、力を入れようが緩めようが、仕上がりは同じ。
どちらかというと、粒子が早く落ちてしまったり、目詰まりしてペーパーの無駄遣いになります。どうせなら、回数を増やすことですね。

T君「じゃ、早く擦ったら回数増えるな!うおーーーっ!!」

まぁ、疲れない程度にお願いします(汗

入り組んだ部分は、ハンドサンダーから外し、ペーパーを折ったり丸めたりしてゴシゴシしてください♪
余力があれば、400番目で座面を仕上げておくと良いでしょう。

T君「はぁ、はぁ、はぁ。パイセン。腕がパンパンなんで、余力ありません。変わってください。」

だから、言ったのに。

塗装は好きなテイストで☆

T君「今度こそ、塗装やんね!」

はい、ご苦労さまでした。

ついに、形になった椅子を前に「さぁ、どんな色にしようか」と、ワクワクしてきましたね☆

T君「おー!もうな、色決めてんねん!って、どんな塗料を使うん?黒ある?黒?」

せっかく木で作ったので、木目を活かしたいですね。ここはステイン系やワックス系がお勧めです。後からアンティーク風にもアレンジできるので、取りあえず塗るのもありですかね(笑

T君「ふむふむ。木目を活かした塗装かぁ。あの染みこむ感じのやつやな?」

うん。まぁ、その感じのやつ?かな(汗

とりあえず塗りつける前に、濡れウェスでしっかりとゴミを取り除き、カラ拭きして下地を綺麗にしておきましょう。

今回の見本では、ブライワックスでフィニッシュしてみます。
色は定番とは少し違う、チーク!
深いけど、しっかり赤みと黒みもある木の色を演出してくれる、なかなか良い色味です。

使う物はウエスと刷毛や小筆、ゴム手袋を用意します。

乾いたウエスに少量のワックスを取ります。
このぐらいでしょうか。

木目に沿って広げながら、コシコシと染みこませる要領で塗り広げていきます。
色味が均等になったほうが良いですが、ムラになっても味が出るのであまり気にしないで良いでしょう。

屋内での作業の場合、オイルの匂いが充満してしまうので、しっかりと換気を行って下さい。

T君「パイセン!狭いところとか、コーナーの際とか、指入れへんよー!」

奥まって手の入りにくいところは、このように小さな刷毛や小筆の先を使って塗り込みます。
浸透しきらない余分なワックスは、塗りながら拭き取るようなイメージで進めて下さい。

塗り終わるまで少し時間がかかりますが、休憩を取りながら根気よくやりましょう☆

ついに完成!

T君「ジャーーン!でーーきーーたーー!
お疲れ様、おれー!ほんと、遊びに来たのに作業させられるとか、何でやねん!って思ったけど、けっこう楽しかった-!」

こらこら、ちょこちょこ本音を織り交ぜるでないわっ!(笑

あとは、ワックスをしっかりと乾燥、浸透させ、全体をカラ拭きすれば、艶も出てきますよ。
まだ、アレンジも可能ですよ!
たしか黒に塗りたいとか?

T君「うん?今からできるん?」

子供さんが使うと考えて、あえて無垢のままでも良かったですし、傷などが気になる方は保護のためニス仕上げしても良いでしょう。

カラーを取り入れて、自分好みのお色に上塗りするのもありですよっ!

T君「よし、好きな風にやってみる!」

デザインそのままに、寸法を少し変えてあげれば、スツールにもなります。
少しエイジングを加えたりして、アレンジ色々試してくださいね♪

T君「なんでもありやねんな。」

そうですね、基本的なことは変えられませんが、組み合わせを変えて寸法を変えれば、ローテーブル、ダイニングテーブル、ベンチなどなど、作れる物は沢山あります。

大きさが変わるとデザインも変えて、強度も考慮しなくてはいけませんがね。

T君「次は自分で考えた作品で、見返してやるからなー!」

それは楽しみですね♪

T君「何だかんだで、やり切ったな。」

初めての木工DIY、どうでしたか?

T君「力入れすぎたり、無理な体制になったりで疲れたけど、コツが分かったら自分でも出来るんやなって実感したわ!」

そうですね。
何となく使えそうな工具達ですが、普段使いしてない分、何が正しいか実は知らない事が多いですよね。

T君「そうやね。でも、絵心とかと一緒で、不器用で苦手やという固定概念持ってたけど、下手なりにも完成するもんなぁ。今度は自分で作りたい物を考えて、一人でトライしてみるわ!」

気に入ってもらえて良かったです♪
まだまだ伝え切れていないコツもありますので、また一緒にやりましょう!

T君「おぅ!でも、とりあえずビールでも飲ましてくれへん?」

…。

木工に興味を持って欲しい!

3回もの長きにわたって読んでいただき、ありがとうございます!

細かくやり方を掲載しようとすると、このようにとても長くなるので、ベーシックな部分は大体の方が書かれる記事では、割愛されているケースが多いですね。けっして意地悪なわけではありません(笑

これを機に作品の幅を大きく広げて、楽しいDIYライフを☆


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木工、粘土などを主分野に、ウッドバーニングアートなど少々。大物より細かな技、渋めの小技を少しずつですが公開して参ります。塗装によるエイジングやフェイク加工を得意…

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