【 初心者向け 】木工の基礎講座☆第2回☆木材を切り分けて、ヤスリがけしよう!

前回、今回と地味な見た目の記事となっております(笑

木工DIYしたいけど、何から初めて良いか分からない!という初心者の方にお届けしております。

前回はノコギリの使い方で終わってしまいましたので、今回は作品作りに入っていきます。

木を切る!と言っても、何をどのぐらい切れば良いのか決まっていないと、始めるに始められないですよね。

簡単なキッズチェアを演習用に図面を起こしましたので、一緒に初木工DIYを完成させましょう!

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図面を見てみよう!

お化粧前の素組み写真です。
出来上がりはこのようになります。

初心者の方でも出来るよう、
難しい構造は避けて、とってもシンプルで
ナチュラルな感じのものをチョイスしました。

側面と正面図を起こしてみました。
慣れてくれば、なんとなく考えながら
図面無しでも木材の切り出しイメージが
出来るようになります。

そのためには相当数の作品を作って
感覚を養わなければなりません。

そういった高度なことは置いといて、
この図面から必要になる木材を数えて、
切り出し図をおこします。

切り出し図を起こそう!

ホームセンターには多くの木が並んでいますが、もっとも扱いやすいSPF材を選びました。

長さについては、1間※(6F=1,820mm)のものから取るのが無駄が少なくなりますが、持ち帰るのが大変です。
そこで、半間(3F=910mm)を前提にします。

1×4(19mm×89mm)×2本
1×2(19mm×38mm)×3本
2×2(38mm×38mm)×2本

ホームセンターにもよりますが、
およそ1,000円ほどで購入できます。

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※尺度のお話

F(フィート)≒1尺

1間(けん)は、成人男性が腕を目いっぱい広げた長さが目安で、一広(ひとひろ)とも言います。本当は昔の人の身長ですと1.5mなんですが、現代では1間と相似します。

1間=6尺=181.8㎝
1尺=10寸=30.3㎝
1寸=3.03㎝


話を戻しましょう(笑
上の図のように木材をカットすれば、
無駄が少なく、必要な分だけ材料が取れます。

この図をそのままホームセンターの店員に渡して、カットサービスを利用して切り分けて貰う事も可能です(汗

前回書きました、ノコギリの使い方を
良く思い出して、怪我の無いよう慎重に
木材をカットしましょう!

自分も久しぶりに手ノコ挽いたので
ちょっと疲れました(笑

前記事はこちらから!↓

木工ヤスリを使ってみよう!

ノコギリで切りっぱなしの木材、
購入したての木材は荒くささくれています。
また、角が立っておりインテリア作品として使用するには適していません。

まず、寸法通り切ったにもかかわらず、
やはり、1〜2ミリほど長かったり、
断面が斜めになってしまった場合は、
この、木工ヤスリを使いましょう!

ヤスリの両面を見比べると、
細かいものと、粗いものと違いがありますが、普段使うのは細かい目の方です。

粗い方は「鬼目」と言い、凄く粗く丸い形状をしており、造作など大きくしっかり削る時に使う物です。

写真のように、断面にまんべんなく当たるようにして削ります。
ノコギリは引く時に切れましたが、木工ヤスリは「押す」時に削れます。
ここは間違いやすいポイントですので気を付けて下さい。

1ミリ程度の長さであれば、たいした時間もかからず削れます。
サンドペーパーの40番程度の粗さでも削れなくはないですが、非常に時間がかかります。

角を取る!(コーナーアール)

キッズチェアなので、子供の安全には気を使いますよね。
そこで主要な部分の角を丸くして、
引っ掛けたりぶっつけたりしても、
痛くないようにしましょう。
これも木工ヤスリを使って削ります。

この角を丸くすることを、コーナーアール
またはアールを出すと言います。

上の写真は間違いです。

丸くするのだからと、上の写真のように
撫でるように削りたい気持ちはわかりますが、これだと丸の頂点が削れすぎてしまいます。

正解は下の写真!

木材の角に対して反円運動をぶつける感じです。
「えっ!?なんで反対やん!」
ですが力学上正しい削り方です(笑

やり方は、
1、ヤスリの刃先を当てる
2、前進しながら徐々に刃先を上げる
3、この時、柄の方は下げていく
4、角に当たっている部分を支点にする

初めて教えた方は、だいたいぎこちない動きになってしまいますが、これも練習ですね♪

詳細な説明は難しいですが、ベルトサンダーやグラインダーなどの機械は円運動をしていますよね?
そこに材料を当てる要領と同じです。

今回は、背もたれ上部と座面の前2カ所の角を半径4ミリほどとして、丸くしたいと思います。
このときの表記を(R4)と示します。

R0=直角
R1=チクッとしないレベル
R2=滑らかなさわり心地
R3=辺と辺の境目が曖昧に感じる程度
R4=遠目に見ても角が丸く見える

糸のこなどで、角を丸くカットしたくなりますが、正しく使えば木工ヤスリだけでも簡単にかなり丸く削れますよ♪

面取りはサンディング(紙ヤスリ)

さて、先ほどの背もたれ上部以外の角は
R1〜R2程度で良いのですが、さすがにこれぐらいだと、木工ヤスリでは面倒です。
角を落とす程度のアールを「面取り」といいます。

ここでサンドペーパー(紙ヤスリ)の登場です!

最近は100均でも見かけるようになりました。セットになって小さいサイズで売られているのも嬉しいですね。

紙ヤスリの目の粗さ細かさは、
数字が小さい方が粗く、
数字が大きいほうが細かい
というルールになっています。
1インチの長さの中にある粒子の数を示しており、もちろん多い方が細かいと言うことですね。

なお、この段階を「番目」「メッシュ」
などと呼びます。

よく使う番目を揃えました。
60番、120番、240番、400番
市販では2,000番目ぐらいを見かけますが、ステンレスや金属加工の仕上げ用で、木工では、せいぜい600番目ぐらいまでしか使いません。

60番目を使います。
材料にクルッと巻きつけ、
親指と人差し指に力を込めます。

この時、それぞれの指に角の当たりを感じながら上下にしごきます。
コレで2角同時にアールが取れますので、
反対側に裏向けて同じ事を繰り返します。
指触りが滑らかにになるまで、触って確認して下さい。

このぐらいで十分です。
サンディングをすると、木屑と紙ヤスリの粒子が沢山出ます。
材料に付着したクズをウェスなどで
綺麗に拭き取って下さいね☆

まだ、表面や断面が粗くて
完全ではありませんが、
組み上がり後に仕上げます。
無駄が多いので…。

これで、
やっと材料の下処理が終わりました。
長い記事を最期までお読み頂き、
ありがとうございました。

次回は組み立て、そして塗装をします!
いよいよ初DIY作品の完成です♪
物の出来栄えは仕上げにかかっています。
せっかく自分で作ったインテリア
思い入れがあって、長く使える物にしたいですね☆

では、次回はまた明日(11/5更新予定)

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木工、粘土などを主分野に、ウッドバーニングアートなど少々。大物より細かな技、渋めの小技を少しずつですが公開して参ります。塗装によるエイジングやフェイク加工を得意…

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