【一味違う?】サビ塗装ワザ3選!格好いいサインプレートをDIY!

木の板を錆びた鉄板風にしたいっ!

スポンジポンポンだけでは、
錆の表現が単一で面白くない。
今回ご紹介するワザは、
100均の塗料や絵の具で
他とは一味違う塗装技を
ピックアップしてみました☆

○捲れ塗装?
塗装が「捲れ(めくれ)た」状態を再現

○雨ざらし塗装?
錆の流出を再現

○洗い水で塗装!?
汚し仕上げの奥の手??


【難易度】
★★★☆☆
工程が多く一見難しそう
で・す・が!
加工も塗装も全てザックリ粗くでOK!!

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主な材料と下準備

使う材料は100均で揃います。

○板材、有孔ボード(セリア)
表面をサンドペーパーで滑らかに。

○プラスチックチェーン(ダイソー)
半分の長さを使用します。

○アクリル絵の具(セリア)
赤、青、黄、黒、白、ローアンバー
今回はシンプルな色味で表現します。

○水性塗料(セリア)
ブラック、スモーキーブルー

○木工用ボンド
(シーラーの代用品。私はプライマーを使いますが、100均にはなかったので。)

サンドペーパーで板の表面を整え、
水で溶いた木工用ボンドを
1度塗りします。
シーラーの代用品として
木材の目止めをしてくれます。
塗料の食い付きを良くします。

きちんと下処理しないと、
後でヤニが浮いてきたり、
塗料が木に染みこんでしまいます。
何度も重ね塗りすることになって
手間が余計増えます。

【 捲れ 】は、カットで作る!

では、今回のポイントです!

目的の部分の塗装を捲ることは、
非常に高度な技術や材料が必要です。
それを簡単にナイフだけで
再現したいと思います。

使う刃物については
デザインナイフなど小回りのきく
使いやすい物を選んで下さい。

捲れる位置は隅からが良いでしょう。
刃を寝かせて角度を付け、
切り込みを入れ、少し刃を起こします

注意)この時一気に刃を起こすと、
残したい部分が割れてしまい、
せっかくの捲れがとれてしまいます。

作業中の写真です。
見づらくてごめんなさい。

失敗しても大丈夫!
板の厚みは十分ありますので、
やり直せば良いだけです(笑

塗装はザックリ、大胆に!

捲れが出来たら水性塗料
(スモーキーブルー)で2度塗りします。

綺麗に塗ろうとしないでOK!
どうせ後で汚しますので(笑

次にサビの部分を塗っていきます。
アクリル絵の具を使います。
赤とローアンバーを混ぜた
赤茶色をベースに塗ります。

平小筆などの毛先に絵の具を付け、
チョンチョンといった感じに、
捲れの下に滑り込ませて塗ります。
少々はみ出ても構いません。
全て味になります♪

赤茶色の一色では、単調ですね。
いまいちサビっぽくないので、
所々に黒を混ぜてアクセントを入れて
より錆びっぽくします。

境目がハッキリして、
捲れているように見えてきました!
ここからどんどん板を汚して、
経年劣化の風合いを出していきます。

雨ざらし効果(ウェザリング)

次のポイントは、
雨ざらしで捲れた部分から
サビが流れてきたような表現です!

アクリル絵の具の赤と黄を混ぜ、
オレンジ色を作ります。

ポイントは水でシャバシャバ状態に
薄めてしまうことです。
シャバシャバですっ!

板を少し傾けます。

作品の上部側から筆を使って、
思い切って材料を垂らして下さい。

垂れていった先で水玉が出来ますが、
筆で馴染ませます。

えっ!?シミみたいになったよ!?
こんなので大丈夫?

もちろん汚すことが目的なので、
ぜーーんぶ味になります(笑

少しずつ色味を濃く、
水分量も減らしていき、
線も細くしていきながら
色を重ねていきます。

シャバシャバオレンジ

色目の深いシャバシャバオレンジ

前のと同じ色のトロトロオレンジ

シャバシャバ手前の赤茶色

トロトロのローアンバー


濃くなってくると垂れないので、
垂らしたい場所に水だけで線を書き
絵の具を上に載せるといいでしょう。
何度か垂らしていくと
綺麗なグラデーションが出来ます。

プレートはこのように汚し続けます。
根気よくやっているうちに、
なんだか少し楽しくなってきますよ♪

ゴツイのが良い!装飾もサビサビ!

さて、プラスチックチェーンも
ガッツリと錆びさせましょう!

マルチプライマーを2度塗り、
下地を作ったら水性塗料のブラックで。

少々の塗り残しはオッケーです。

ブラックのままでもいいですが、
ここは、良くある方法でサビ塗装します。
スポンジや筆をポンポンするやつです。
今回は割愛させていただきます。

さすがに今や鉄板の技法ですね♪
スカルは、、、ハロウィンなので
何となく一緒に写り込みました。
意味はありません(笑

仕上げ!「筆の洗い水?」

お好きな文字をステンシルして、
少しお化粧します。
私はステンシルが苦手なので、
大きな数字を一文字だけ(泣

ステンシルが馴染むよう、
汚したり濡らしたり、
錆を載せたりします。

そして、3つ目のポイント
「筆の洗い水」

汚いですよね、、、。
これを刷毛でざーっと塗ります(笑

しばらく浸透するのを待って、
余計な水分をキッチンペーパーで
軽く叩くように吸い取ります。
(この時、絶対に擦らないで下さい!)

盤面上で使われた色が
混ざり合っているので、
くすみに違和感がなく仕上がります。

最後に、
プレートの上部に小さな穴を開け、
細めの針金や番線などを通して、
チェーンを雑にくぐり付けて完成です!

有孔ボードでも出来ます。
ステンシル周りを捲れさることも!

色んなところで使えますので、
シャビーシックな小物作りに
とても役立つ塗装法です。

長い記事を最後まで読んでいただき、
ありがとうございます♪

如何でしたか?
真っ黒や真っ茶色なサビだと、
少しヘビーでお部屋には合わないなぁ。
と思っていました。
これならカラーも取り入れられます♪
男前とは違ったテイストのお部屋の
アクセントとしても☆

100均で揃う材料でできるので
是非試してみて下さい!☆彡

インスタで他にも色々と公開してます!
良かったら見て下さい☆彡

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木工、粘土などを主分野に、ウッドバーニングアートなど少々。大物より細かな技、渋めの小技を少しずつですが公開して参ります。塗装によるエイジングやフェイク加工を得意…

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