羽アリが家の中で大量発生!どこから?原因や駆除・予防対策を解説
羽アリが家の中に一匹だけでなく大量発生しているときの原因や駆除方法、対処方法を紹介します。羽アリをクロアリかシロアリか見分ける方法や家の中に入れない予防対策方法も解説。
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羽アリはどこから家の中に?大量発生の原因を解説
羽アリは、窓や網戸などのわずかな隙間から家の中に侵入してきます。
もし、羽アリが家の中で一匹のみならず大量発生している場合、すでに家のどこかにアリの巣がある、または、これから羽アリが巣を作ろうとしている可能性があります。
家の中にいる羽アリがシロアリなら要注意!見分け方は?
家の中で見つけた羽アリがシロアリなら、早めに駆除する必要があります。まずはクロアリとシロアリの羽アリを見分けてみましょう。
姿から見分ける
シロアリ | クロアリ |
|
触覚 | 数珠状に真っ直ぐ | くの字に曲がっている |
胴体 | 寸胴 | くびれがある |
羽 | ・4枚がほぼ同じ大きさ ・色が濃く模様が薄く見える | ・上下で大きさが異なる ・色が薄く模様が濃く見える |
シロアリとクロアリの羽アリはどちらも胴体が黒く、胴体の色だけでは判別しにくいです。そのため、触覚、胴体、羽の色や形から見分けるようにしましょう。ただし、羽アリに似た小さな虫もいるので、要注意です。
▼羽アリの詳しい見分け方はこちらをチェック!
▼羽アリに似た虫の詳細はこちらをチェック!
発生時期から見分ける
アリの種類によって羽アリになる時期が異なり、代表的な種類であればシロアリは4〜9月頃、クロアリは5〜11月頃に発生しやすいです。羽アリが発生した時期も参考にするのもよいでしょう。
発生場所から見分ける
シロアリとクロアリは発生場所から見分けることもできます。例えば、高温多湿の場所にある木材を好んで食害するシロアリは、建物の基礎や柱などに発生します。一方、クロアリは食べ物や電化製品の基盤に集まりやすいです。
シロアリの羽アリが住み着きやすい家の特徴
- 不要な木材や紙製品などを敷地内に放置している
- 家の近くに森林や公園、池、河川などがある
- 家の築年数が5年以上経っている
シロアリは柔らかい木材や紙製品などを好んで食害します。雨に当たったり湿気のある不要な木材やダンボールなどの紙製品を敷地内に放置していると、シロアリをおびき寄せてしまいます。
また、木や池、河川、自然の多い公園には、シロアリが生息していることがあり、近所にこのような場所があると、シロアリが家に住み着きやすい環境と言えるでしょう。
そして、新築時に行った防蟻処理の効果は、持続期間が約5年と言われています。そのため、築年数が5年を過ぎると防除剤の効き目が落ちて、シロアリが住み着きやすくなります。
羽アリを家の中で見つけたときの自分でできる駆除方法
- 70〜100℃の熱湯で流す
- 粘着テープを使う
- ビニール袋で侵入経路を塞ぐ
応急処置として、数匹であれば70〜100℃の熱湯で流したり、粘着テープ(コロコロ)などで取り除く方法があります。家の中に侵入している隙間や穴が分かれば、ビニール袋で侵入経路を塞ぐようにしてテープで固定し、専門業者の人が来るまでそのままにしておきましょう。
また、羽アリの姿を写真や動画に残しておくと、後々シロアリかクロアリか見分けやすくなり、業者に駆除を依頼するときにも役立ちます。
▼マンションで羽アリが大量発生したときの対処方法はこちら!
本格的な羽アリの駆除や調査は専門業者に相談してみよう!
羽アリがシロアリかもしれない、食害があったらどうしようかと気になったときには、専門業者に調査や駆除を依頼するのがおすすめです。
シロアリ駆除の専門業者の選び方やかかる費用
専門業者を選ぶときには、見積もり時に明確な金額が提示されているか、再発したときのアフターサービスがあるかなども選ぶ基準にするとよいでしょう。
また、編集部がいくつかの業者のサービスを調べた結果、シロアリ駆除費用は1㎡あたり約3,000円(1坪あたり9,900円)でした。一軒家の場合は、1階の面積が20〜30坪程度なので、一軒家の場合はおおよそ198,000〜297,000円程度が費用目安になります。
※駆除費用は、2023年5月現在で調べたものです
▼シロアリ業者の選び方はこちらをチェック!
▼シロアリ駆除費用の目安はこちらをチェック!
▼シロアリの調査費用の目安はこちらもチェック!
羽アリの調査や予防は「シロアリ110番」がおすすめ!
家にいる羽アリがシロアリかどうか気になったときに、被害の調査や予防、駆除で頼りになるのが「シロアリ110番」です。
「シロアリ110番」では1㎡あたり1,320円〜から駆除を行い、保証も5年ついているので、しっかりとしたアフターフォローも魅力的です。また、調査費用やキャンセル料も無料で、24時間365日、全国のシロアリの悩みごとに電話やメールにて無料で相談ができるため、気軽に問い合わせがしやすいのも特徴的。
※66㎡以下の場合一律88,000円(税込)
※対応エリアや加盟店により記載価格と異なる事あり
羽アリを家の中に入れない予防対策方法
- 網目の細かい網戸を使用する
- 家の周りに廃材を置かないようにする
- 忌避(きひ)剤を使用する
羽アリを家の中に入れないために、窓を開けるときには、網戸を使って羽アリの侵入を防ぎましょう。網目が大きかったり、穴が空いていたりすると羽アリが侵入しやすくなるので、網目の細かなものに変えるとより効果的です。
また、家の周りに不要な木材や紙製品などを置いていると、シロアリをおびき寄せやすくなるため、家の周りには放置しないようにしましょう。
ほかにも、アリが嫌う成分が配合されている駆除スプレーや薬剤などを窓や玄関などに吹き付けて予防するのもおすすめです。
羽アリが家の中にいたときに関するQ&A
Q1. 羽アリが家の中に発生した原因は?
A. 家に巣がある、もしくは巣を作ろうとしている
羽アリは、シロアリやクロアリが繁殖や新たな巣を探すために変化した姿です。家の中で大量に発生している場合、家に巣がある、または巣を作ろうとしている可能性があります。
Q2. 羽アリを見分ける方法は?
A. 姿や発生場所、時期などから見分ける
クロアリの場合、触覚はくの字に曲がり、胴体にはくびれがあります。羽は上下で大きさが異なり、色は透明〜薄い色をしているので模様がはっきり見えます。また、5〜11月頃に発生しやすく、食品や電化製品の基盤に群がります。
シロアリの場合、触覚は数珠状にまっすぐ、胴体は寸胴です。羽は上下ともほぼ同じ大きさ、色は濃いので模様が薄く見えるのが特徴的。4〜9月頃に発生しやすく、建物のなかでも高温多湿な場所にある木材を好んで食害します。
Q3. 羽アリが家の中にいたときの駆除方法は?
A. 熱湯で流したり、粘着テープで取り除く
羽アリが数匹いるようであれば、70〜100℃の熱湯で流したり、粘着テープ(コロコロ)などで取り除きましょう。家の中へ侵入している隙間や穴が分かるようであれば、ビニール袋で侵入経路を塞ぎ、テープで固定しておくのもおすすめです。
Q4. 羽アリを家の中に入れないための予防方法は?
A. 網目の細かい網戸や忌避剤を使用したり、廃材を置かないようにする
羽アリはわずかな隙間からでも侵入するので、穴が空いていたり、網目の大きい網戸はすり抜けてしまうため、網目の細かい網戸を使用しましょう。
また、アリの嫌う成分が配合された忌避剤を玄関や窓に吹きかけて予防するのもおすすめ。そして、シロアリをおびき寄せないためにも、不要な木材や紙製品を家の周りに放置しないようにしましょう。
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※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年5月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。
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