インテリアの「防炎」ってどういうものなの?
カーペットやカーテンなどのインテリアや、
繊維製品には「防炎加工」がされているものがありますよね。
この「防炎」というのは…いったいどういうものなの?
っていうのが今回のお話♪
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今回は「防炎」のお話。
どうもこんにちは!
あなたの暮らし応援アドバイザー。
北海道の標茶(しべちゃ)にある平田家具店、
店長の平田敬(たかし・弟)です!
「防炎」っていう言葉を見たことありますか?
主に繊維が使われている製品に
「防炎」とか「防炎加工」という言葉が使われていることがあるんですね。
その防炎ってのは一体どういうものなの?
っていうのが今回のお話♪
「防炎」ってどういうものなの?
例えばカーペットの「帯」と呼ばれるパッケージ部分には…
こんな風に「防炎加工」って書かれているわけです。
こういう防炎加工がされている製品を防炎製品って言ったりもするわけです。
「防炎加工」っていうのはカーペットやカーテンなどの繊維に
「防炎性を与える加工」または「防炎性のある繊維を使う」ということなわけですね。
それじゃ「防炎性」っていうのは何か、っていう話になるわけです。
これを店長の手元にある専門的な資料
「カーペット辞典(著:日本カーペット工業組合(平成8年))」
という本で調べてみると「難燃性」という欄に、
『火災時など、カーペットの炎の着火のしにくさ、炎の拡がりにくさ、最近では発煙の少なさも含めた性質の総称。「防炎性」とはっきりした区別はない。』
と書かれております。
(「防炎性」と「難燃性」は一緒ってことね)
つまり「火がつきにくく、拡がりにくい」というのが「防炎性」っていうわけです♪
「防炎」は「不燃」ではないのです。
先ほど「火がつきにくく、拡がりにくい」というのが「防炎性」とお話しました。
ここの部分はとても大事なことでして、
つまりは「防炎」っていうのは「燃えない(不燃)」っていうわけじゃないのです。
防炎加工がされている製品であっても、
「限界を超えると火がつく」んですね。
加工がされていないものから比べると
火がつくまで時間がかかる、っていうだけで、
完全に着火してしまうと燃えるわけです。
火の取り扱いにはご注意を♪
そんなわけで今回言いたいのは、
カーペットやカーテンのインテリアに「防炎加工」というのが
されているものがありますが、そういう加工を過信せずに、
火の取り扱いには充分に注意しよう!ってことなわけです(笑)
「燃えにくい」のと「燃えない」は違うってわけなのです♪
さてさて。
それでは今回はこの辺で。
店長でした~!
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