【ジーンズ修理】大好評!股補修 ここまで直せばまず安心
お尻に穴が開いたら、結構、終わりだと思っている方が、多いのですが、そんなことありません。直し方さえ、しっかりしてやれば、まだまだ履けるのですよ。
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●ここまで穴が開いたって、綺麗に直してみせます。
当店、中目黒にあるジーンズ専門修理店、ラントンレーブでは、比較的よくある修理ではあるのですが、
ご来店されたオーナー様は皆様口を揃えて、『もう捨てようと思ってた。』とおっしゃります。
まあ、確かに結構派手目に穴が開いていますので、びっくりするかもしれません。
そして、難しいといえば、難しい修理にもなります。
これは、後々、ご自身でやるには、難しいかもしれませんが、直し方を紹介します。
恒例。まずは、ステッチを外して分解
股の補修をするときは、そのほとんどが、分解から始まりますね。
一番大切なのは、一枚布の状態まで持っていき、
縫い合わさっている部分まで、穴補修のステッチを入れていくことです。
今回は、前身頃の左右のステッチ(小股のステッチ)は、外さなくて済むので、
その辺は、少し楽かもしれませんね。
●一枚布の状態にしてステッチをかけます。それが親切な穴補修
今回の一番大きな穴になります。
その奥にも小さい穴が開いていますので、まず、
弱くなっている生地の部分に当て布をして、大きく
ジグザグステッチをかけていきます。
ラントンレーブでは、だいたい3mmくらいのジグザグになるように心がけています。
ただし、穴の状況、オーナー様のご希望に沿うようにいたしております。
穴には、擬似緯糸を張ってから、ステッチをかけます。
また再度ここを埋めるようにステッチをかけます。
それは、段差がついているので、そのままかけると少し噛んだようになってしまうんですね。
擬似緯糸を貼ることで、その辺を回避できます。
●好評の仕上がりがこちらです。
先ほどのステッチを、前後、左右の見頃に、施して、
最後縫い合わせて、完成です。
最後の縫い合わせる部分でのコツは、
ラントンレーブでは、ジーンズ縫製工場で修行した、匠が仕上げておりますので、
その時に、感じたコツなどを、参考に戻しております。
この修理は、ちょっと最後までは難しいかもしれませんが、
一枚布にして、穴補修は家庭用ミシンでもできますので、そこまでやって、最後の処理を当方にお任せいただいても、大歓迎です。
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