今回はジーンズの魅力をちょっと違った視点から紹介します。

当たり前のようにファッションアイテムとなっているジーンズですが、元々は作業着。今回は、作業着から街着になったきっかけや意外なジーンズの魅力を紹介いたします。

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ジーンズには、他のパンツにはない魅力がわかりやすくあるのです。

画像をよくご覧いただくとわかるのですが、
通常洋服というものは、ミシンの縫い目が表に出てくることはないのです。
裁縫をやられる方は当たり前の事と思いますが、縫製は全て裏の状態で、縫い合わせる時は


『中表(なかおもて)』

といって、表になる方を重ね合わせて縫っていきます。

ジーンズを含め作業着や軍服などは全てをひっくるめまして、
労働着になりますので、ステッチが表に出てくるものがあります。

作業着に属するジーンズ以外のものはとも色

もう一つ、当たり前の事なのですが、縫製するときは、

生地の色と同じ色の糸で縫うのが当然ですよね。

その事を共色で縫うといいます。

ジーンズ=作業着
というのはご存知の方は多いと思いますが決して、
作業着=ジーンズではないので、他のアイテムなどは
共色で縫製されています。

画像はブラックジーンズなのでジーンズになっちゃうのですが、
チノパンも作業着になります。

ちょっと話が逸れますが、90年代に流行った刑事ドラマを真似てか、
スーツの上に、オリーブグリーンのフード付きコートを着て出勤している方も見かけますが、

単純にスーツの上に軍服ですからねぇ・・・

そのような自由な時代になぜ、未だにブルージーンズを穿いて出勤できないところが多いのでしょうね。

洋服の縫製のセオリーをことごとく覆す。それこそがジーンズ!

今までのことを考えますと、ジーンズの不思議が縫製面から思いませんか?

ジーンズはインディゴブルーなのに、共色で縫われていません。

元々ジーンズはキャンバス地だったのですが、生地代が高いということで、
安くて丈夫な素材を探したところ、フランスのニーム地方のサージがいいということになりました。

その生地が紺色で藍染で染められていたのです。
当時の藍染は非常に染料として安価だったと言われています。

つまり安くて丈夫な生地ということです。
だからすぐ、色落ちしちゃうんですよね。

そして、ジーンズが量産される際にミシンのチューニング(目調子)がやりやすく、縫製ミスがわかりやすいように藍色にとって一番目立つ黄色やオレンジが使われたと考えられております。

1950年代に一部の不良から流行するジーンズファッション。

世界で最初の青春映画と言われている主人公のファッションがジーンズファッションの基になっています。
同時期、若者向けの音楽も発表されます。

ロックンロールです。

若い女優が一世を風靡したりと若者文化が確立されていきます。

その一部の不良から始まった若者ファッションが、
縫製のルールとしては不良であるジーンズであったというのも因果を感じます。

先に書いた女優がジーンズ姿を見せた最初の女性有名人とも言われています。

後に、女性のパンツファッションもジーンズファッションから流行り始めます。

言いたい事が山ほどあってバラバラになってしまいましたが、

最後に

当時では
Tシャツにジーンズという今では当たり前のファッションは
『下着に作業着』ですから。

不良が市民権を得たジーンズに敬意を表さずに入られません。

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