【いまさら聞けない裁縫の基本 #5】伸びたウエストゴムを簡単に付け替え!家にある”アレ”が大活躍

パジャマやスウェット。子ども用のズボン。さまざまな洋服に使われてるウエストゴムですが、伸びてしまってもそのまま履いていませんか? 面倒臭いように思える付け替えですが、道具があれば簡単! しかも専用の道具がなくても、おうちにある”アレ”で代用できちゃうんです。

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目をつむりがちなスボンのゆるゆるゴム問題

ズボンのゴムが伸びてしまっても、直すことが面倒になっていませんか? ズボンのウエストがゆるいまま使っているのは、やはりだらしがないですよね。また子どもの場合、ウエストがゆるくてズボンが下がってしまった状態ではズボンの裾を踏んで転んでしまう可能性もあります。

そこで今回は、ズボンのゴムの替え方がわからないという方のために、取り替え方法をご紹介します。不器用な方でも簡単にできるので、ぜひチェックしてみてください。

◼︎目次
1. 必要なもの
2. 付け替えてみた
3. 付け替えのポイント
まとめ

1. 必要なもの

ズボンのゴムを取り替えるときに必要となるのは、ゴム紐とゴム通しの2つ。ズボンの種類によって、幅広のゴムや細いゴムなどがあります。下着やパジャマ類は細いゴム、ズボンでは太いものがおすすめです。

2. 付け替えてみた

ゴムを取り替えるズボンに、紐通し用の穴があるか確認してください。ゴムを交換することを想定していないものもありますが、穴があいている場合は、そこからゴムを引くことができます。

ゴム交換用の穴がない場合は、目立たない部分の縫い目を少しだけほどきましょう。直接ハサミで生地に穴をあけると後で修復しにくくなるため、丁寧に縫い目をほどくのがベター。縫い目をほどいたら、古くなったゴムを引き抜いておきましょう。

新しいゴム紐を、ゴム通しに結び付けます。ズボンのゴムを通す穴が狭い場合は、しばってしまうと結び目部分が大きくなってしまいゴム紐が穴を通りにくくなってしまうため注意してください。その場合はゴム紐を長めに切って、紐通しの先に引っ掛けるだけでもOK。紐通しを先ほどの穴から入れていきましょう。

紐通しがなければ、髪にとめるアメピンでも代用できます。穴の中でいくらか引っかかりやすいので注意してください。

ちなみに、安全ピンでも代用できます。安全ピンのほうが、途中で引っかからず使いやすいでしょう。

また安全ピンの場合、古いゴムを引き抜くのと同時に、新しいゴムを入れ替える方法もあります。古いゴムを取り出しカットしたら、片方に新しいゴムを安全ピンで取り付けてください。もう片方のゴムを引っ張ると、同時に新しいゴムが入っていくので簡単に付け替えられます。

新しいゴムを通し終わったら、端と端を結びましょう。結び目がゴロゴロしやすいですが、簡単に済ませたいときに最適です。ただし当たって痛くなるようなら、この方法は避けてください。

ゴムの端と端をミシンで縫い合わせると、結び目がゴロゴロすることはありません。仕上がりを丁寧にしたい方はこちらの方法がおすすめです。

ゴム通し用の穴がなく、縫い目をほどいてゴムを通した場合は、ミシンを使って縫い合わせてください。そのままにしておくと、どんどん穴が広がってしまいます。ミシンがなければ、手を使ってまつり縫いで仕上げてもよいでしょう。

3. 付け替えのポイント

新しいゴムは少し長めにカットしておくと、ゴムを通しやすくなります。通し終わって仕上げるときは少しきつめにしたほうが、履くときにズボンが下がりにくいでしょう。

まとめ

まだ生地は傷んでないのにゴムのゆるみで履かなくなってしまっているパンツはありませんか? 緩んだゴムを入れ替えるだけですから、難しいテクニックは不要です。ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

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