【ジーンズ修理】ファスナー交換

今回は壊れたファスナーとはどういう状態のものかというのをご説明差し上げます。

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壊れたファスナーはこんな感じ

このようになってしまうジッパーは故障しています。

動画では

引き手が下を向いた状態で引き手を持たず、
ファスナーが降りていってしまいます。

このタイプのファスナーでは引き手を下にした時に
ロックがかかるシステムになっていますが、

そこのところが故障してしまっていました。

ファスナーの交換修理というのは、
だいたい務歯がひとつ飛んでしまって引き手が
外れてしまう修理がほとんどなのですが、

引き手の故障が次に多いですね。

修理していて判明したことなのですが、
今回はファスナーが初めから斜めについていたのも、故障の一因と考えられます。

ファスナーを外しました

画像一番上のファスナーが壊れてしまったものですね。

真ん中はの画像一番下のファスナーを短く
ジーンズ似合うように加工したものです。

最近の綿テープは、名前は綿テープなのですが、
実際はナイロン製が多いようですね。

当方が採用しているものは、名前の通り
綿製品で力織機による杉綾織りによるものです。

丈夫さを一番に考えて採用しました。
引き手はオートマチックというスタイルで
中にバネが入っていて、引き手を下に下ろすとそのバネで
しっかりロックがかかるシステムになっております。

仕上がりはこんな感じです。いかがでしょうか?

たくさんのジーンズを修理していて
思うところがあります。

当方も一つのジーンズの縫製方法を基準にしてみているので、
そのどちらも正しいのかもしれませんが、

ナショナルブランドと言われているところの縫製と
今回のブランドでは、ファスナーが斜めについていたり、
ジッパーを合わせた時、少しファスナーの寸法が足りないように思いました。

ジーンズを購入する側も少し知恵をつけないのかもしれませんね。
そのサポートになれるよう、これからも小さなポイントを
提案していけたらと思います。


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