どのような場所でも穴は直ります。

穴補修といえばほとんどの場合、膝とかお尻と思われがちです。
それ以外の場所になると、できないところもあると思われがちですが、
技術さえあれば、可能なのです。

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穴補修も場所によってはできないところもあるの?

見出しのような質問を受ける事があります。
時々、断るお店もあるようですが、
画像の場所、小股の場合はその付け方さえ分っていればそんなに難しい修理ではないので、

技術のある方は是非やってみてください。

家庭用のミシンですと少し厳しいかもしれませんが、
職業用ミシンであれば大丈夫です。

針は#18 糸は#30を使用しております。

まずはいつも通り。分解。

分解です。

この時に、最後縫い戻す時のことを考えて分解します。
外す順番の反対が縫う順番になります。

小股は前身頃を仕上げる時の最後の縫い合わせ部分ですが、
縫製上では比較的最初の方の縫製になります。

最初の方になればなるほど、順番間違いが命取りになります。

必ず覚えておいてください。

便利がいいばかりがいいわけではない。昔ながらの縫い方でもいい事があるのです。

最近の小股の縫製は表から見えるダブルステッチを一発で縫い合わせているものがほとんどです。
このジーンズもダイレクトなステッチでした。

しかし、1970年代くらいまでは、(もちろん最近もありますが)
小股縫製の際、一度左右の見頃を合わせて地縫いした後に
ダブルステッチを入れております。

この縫製方法の利点は、
小股はとてもテンションがかかりやすく、ステッチが切れやすいのです。

綿糸縫製の時代はステッチが弱いので#6の太さの糸で縫われていたほどです。

ダイレクト縫製の場合、そこが外れてしまったら
それこそダイレクトに、見られてはいけないものが見えてしまいます。

しかし、この地縫いがしてあればそれが防げる訳です。

約1時間で終了!

小股の修理は、穴が深くなればなるほど、比翼、持ち出しの縫い合わせ部分に
干渉してくるので、できればここまで大きくなる前に直した方がいいかもしれませんね。


結構綺麗に直ったのですが、画像にするとちょっと目立ちますね。

このように、一枚布にまで解いていけば、大体の箇所では家庭用ミシンでも
可能です。お試しください。

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