
ネズミがいるか確かめる方法とは?マンションの場合の注意点も解説!
ネズミがいるか確かめるにはラットサインが重要なポイントです。本記事ではネズミがいるか確かめる方法と原因、さらにマンションの場合の対応法も解説します。
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ネズミがいるか確かめる方法はラットサインに注目
なんとなくネズミがいそうな雰囲気はあるものの、本当にいるのか分からないというときはラットサインに注目してみるといいでしょう。
ラットサインとは、ネズミが残していった痕跡のことで、ネズミがいる手掛かりになります。ラットサインの場所によって、どこに潜んでいるのか、どこから侵入したのかという目安になります。
ネズミがいるか確かめるためのラットサインの具体例
- 何かをかじったような跡
- 徐々に黒くなっていく汚れ
- 糞尿の跡
これらが主なラットサインです。
ラットサインを見つけたら、まずはどこでラットサインを見つけたのか、量や規模はどれくらいなのかを写真やメモに残すようにしておきましょう。
糞の大きさからネズミの種類を推定できるだけでなく、駆除業者に頼んだ時に状況をより詳細に伝えられます。
【1】何かをかじったような跡
何かをかじった跡はラットサインの1つです。ネズミは雑食で、基本的には何でも食べます。食べる行為以外でも、ネズミの歯は伸び続けるという特徴から歯を削る必要もあり、硬いものをかじるのです。配線コードや柱、石鹸などに小さなかじり跡があればそれはラットサインである可能性が高いといえます。
ネズミは人間にとって危険な病原菌を保有している場合もある(※)ため、ラットサインには素手で触らずに、他にもないか探してみましょう。
【2】徐々に黒くなっていく汚れ
黒っぽい油汚れのようなものもラットサインの可能性があります。
ネズミの視力は弱く、体の一部分を壁などにつけながら移動する習性があり、そのときに汚れが付着することでラットサインを残します。警戒心の強さから同じところを通ることが多いため、次第に汚れが濃くなっていくのも特徴です
【3】糞尿の跡
約1cmの黒いポツポツした糞や尿のあとはラットサインである可能性があります。糞である程度種類が特定できるため、大きさを把握しておきましょう。
自分で掃除する際は、必ずマスクと手袋を着用したうえで、布にアルコールやエタノールを染みこませて拭きます。糞尿には雑菌や病原菌が潜んでいる可能性があるため注意しましょう。
マンションや家にネズミがいるか確かめるために種類を知っておこう!
- ドブネズミ
- クマネズミ
- ハツカネズミ
マンションや一戸建てに侵入してくるネズミは主に3種類です。
ネズミがいると分かっただけでショッキングではありますが、種類について把握できておくと適切な方法で駆除が可能になります。
【1】ドブネズミの生態
ドブネズミは名前の通り、水回りや湿った場所を好みます。高い場所は苦手で、低いところにいることがほとんどです。攻撃的な面もあるため、見つけた場合は不用意に近づかないようにしましょう。
他の種類と比べ、糞が比較的大きくまとまっているのが特徴で、大きさが約cmある場合はドブネズミである可能性が高いです。
【2】クマネズミの生態
クマネズミはドブネズミと違い、高い場所を好みます。そのため、屋根裏や換気扇、排水パイプなどの高い場所にラットサインがあった場合はクマネズミを疑いましょう。
糞は約1cmないくらいで、細長く色は茶色や灰色をしています。
【3】ハツカネズミの生態
ハツカネズミは紹介した中で一番小さく、ペットとして売られていることもあり大人しいのが特徴です。
ただし、繁殖力が非常に強くあっという間に大量に増えてしまうため迅速に駆除のプロに相談するのをおすすめします。
ネズミが侵入してしまう原因は?
ネズミが侵入してきてしまう原因は、家がネズミが生活するうえで快適な場所であるからです。
天敵から身を守ることができるうえ、食材も豊富である住宅は、いつネズミに狙われてしまってもおかしくはありません。ネズミは雑食であるため、食材がなくても石鹸やトイレットペーパーといったものも食べてしまいます。
日頃からネズミに対するアンテナを立てて対策しておくことが予防の上で大切です。
ネズミを放置すると火事になる恐れも
ネズミの侵入を放置しておくと、火事の被害にあう可能性も出てきます。
原因は漏電です。伸び続ける前歯を削るために、電気配線やケーブルなどをかじってしまいます。他にも家財に被害が及ぶこともあるため、ネズミを見つけたら早急に対処しましょう。
マンションでネズミを見つけた場合の対応は?
ネズミの被害はマンションでも考えられます。通気口や室外機から侵入する可能性があります。
室内でネズミを発見した時は、迅速にマンションの管理会社に相談しましょう。
ネズミによる被害が自分の部屋だけでなく、他に及んでいる可能性があり、建物全体をチェックする必要があります。
駆除はできるだけ業者に頼むのがおすすめ
ネズミが出ると、すぐにでも自分で駆除したくなるかもしれませんが、やめておきましょう。
侵入してくるネズミで多いとされるクマネズミが、殺虫剤が効きづらいスーパーラットになってきているという背景があり、駆除が難しいのです。
もし駆除に失敗してしまうと、ネズミの警戒心がさらに高まり、駆除に手間がかかってしまいます。不安が少しでもある場合はプロに相談しましょう。
ネズミに悩まされているなら「ねずみ駆除110番」に相談してみよう!
ネズミの駆除や対策で困っているという人は、 「ねずみ駆除110番」の利用がおすすめです。
個人の場合は14,320円(税込)から、店舗オーナーの場合は21,800円(税込)から依頼ができます。ねずみ1匹からでも駆除対応をしており、見積もり以上に追加費用がかからないのが魅力です。相談は24時間365日受付中のため、ねずみ駆除に困っているなら、まずは気軽に事前の無料見積もりの相談をしてみましょう。
※対応エリア・加盟店により記載価格で対応できない場合があります。
ネズミの侵入を防ぐ対策3選
- すき間を作らない
- 食事や食品の管理を徹底する
- わさび・唐辛子・ハッカ油を忌避剤代わりに使用する
日頃からできるネズミ対策として以上の3つを解説します。
定期的に対策をしなければならないものもありますが、ネズミを寄せ付けない環境にするためにも根気強く取り組みましょう。
【1】すき間を作らない
ハツカネズミのような小さな個体のネズミは約1.5cmというすき間からでも侵入できます。見つけにくいかもしれませんが、他の害虫対策にもなるためしっかりチェックするのが大切です。
予防という意味でプロの業者に頼んですき間がないか確認してもらうのもいいでしょう。
【2】食事や食品の管理を徹底する
ネズミは雑食といえど、食品の管理を徹底しておくことで侵入の可能性を減らせます。水がなければネズミは生きてはいけないので特に注意しておきましょう。
食べたものを出しっぱなしにせず、封ができるものに入れておいたり、食器はすぐに洗ったりと工夫が大切です。
【3】応急処置としてわさび・唐辛子・ハッカ油を使用する
忌避剤がなかったときの代用として、わさび・唐辛子・ハッカ油を使うのもおすすめです。ネズミが侵入してきそうな場所に塗りこんで予防します。
ただし、これらの材料は長時間の使用によって効果が薄れてくるので再度塗りこむ必要があります。面倒な方は忌避剤を購入するのがいいでしょう。
また、ペットや小さい子がいる家では、わさびや唐辛子をなめてしまっては危険なため、使用の際には注意が必要です。ハッカ油も妊婦の方は使わないようにしましょう。
ネズミがいるか確かめる方法を実施して早期の対処を
ネズミがいるか確かめる方法や対策について解説しました。ネズミの侵入はとても厄介です。侵入してしまった場合には被害を少なくするためにもできるだけ早く専門業者に相談しましょう。また、日頃から対策をして、ネズミが侵入しない環境作りをしておくのがおすすめです。
ネズミがいるか確かめる方法に関する記事をチェック

※記載している商品情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年2月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。
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