キッチンの油汚れの落とし方6選!こびりついたベタベタ汚れもスッキリ
キッチンの壁や換気扇、コンロ周りや五徳などについた油汚れの落とし方を6つ紹介します。重曹やセスキ炭酸ソーダ、アルカリ電解水やメラミンスポンジを使った、軽度な油汚れからこびりついた油汚れまで簡単に落とせるおすすめの方法をまとめました。また、キッチンの油汚れを落とすポイントや、油汚れを防ぐ方法についても解説しています。
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キッチンの油汚れを落とすポイントは?
油汚れは酸性なので、アルカリ性のアイテムを使って掃除するのがおすすめです。中和反応が起きることで、頑固なキッチンの油汚れも分解されてスルッと落としやすくなります。
また、油汚れは冷めて固まると落ちにくくなるので、まず温めて油を柔らかくして浮かすことも重要なポイントです。
今回は”重曹”、”セスキ炭酸ソーダ”、”アルカリ電解水”といったアルカリ性洗剤や、”メラミンスポンジ”を使ったキッチンの油汚れの落とし方を紹介します。
キッチンの油汚れの落とし方6つ
- 1.軽度な油汚れを落とすには”重曹スプレー”
- 2.中度の油汚れをこすり落とすには”重曹ペースト”
- 3.頑固な油汚れをしっかり落とすには”重曹パック”
- 4.軽度な油汚れにおすすめ”セスキ炭酸ソーダスプレー”
- 5.ラクに掃除したい方におすすめ”アルカリ電解水”
- 6.頑固な油汚れをこすり落とすには”メラミンスポンジ”
【1】軽度な油汚れを落とすには”重曹スプレー”
弱アルカリ性の重曹を水に溶かして使用する”重曹スプレー”は、付着してから日の浅い、コンロ周りやグリルの軽度の油汚れにおすすめです。
重曹は水に溶けにくい性質があるので、重曹の割合を増やしすぎるとスプレーボトルが詰まることがあるので注意しましょう。
必要なもの
- 重曹
- 40℃程度のお湯
- スプレーボトル
- スポンジ
- ふきん
掃除の手順
- 1.300mlのお湯に大さじ1杯の重曹を入れて混ぜる
- 2.スプレーボトルに入れて油汚れにスプレーする
- 3.5~10分ほど置いてからスポンジでこする
- 4.重曹が残って白くならないようにふきんで拭き取る
▼重曹スプレーの作り方や活用法をより詳しく知りたい方はこちら
【2】中度の油汚れをこすり落とすには”重曹ペースト”
重曹ペーストは長時間放置して蓄積した、換気扇や五徳などにこびりついた油汚れを落とすのにおすすめです。
重曹は水に溶けにくい性質があるうえ、粒子が適度に柔らかく大きいのでキッチンの研磨剤として活躍します。
必要なもの
- 重曹
- 水
- スポンジ
- ふきん
掃除の手順
- 1.重曹3:水1を目安にペースト状になるまで混ぜる
- 2.重曹ペーストを油汚れに塗り込む
- 3.5~10分ほど置いてからスポンジでこする
- 4.重曹が残って白くならないように念入りに拭き取る
【3】頑固な油汚れをしっかり落とすには”重曹パック”
重曹パックは、重曹ペーストでも落ちない頑固な油汚れにおすすめ。パックの効果で油汚れと重曹がよく混ざり合い、固まった油汚れがより落ちやすくなります。
必要なもの
- 重曹
- 水
- 食品用ラップ
- スポンジ
- ふきん
掃除の手順
- 1.汚れの上に重曹ペーストを厚塗りし、食品用ラップで密閉する
- 2.1時間ほど置いてからスポンジでこする
- 3.重曹が残って白くならないように念入りに拭き取る
▼重曹の活用法や注意点などより詳しく知りたい方はこちら!
【4】軽度な油汚れにおすすめ”セスキ炭酸ソーダスプレー”
セスキ炭酸ソーダは重曹よりもアルカリ度が少し高く、コンロ周りや換気扇、キッチンの壁などについた軽度の油汚れの掃除におすすめです。
水に溶けやすいため研磨作用はありませんが、水に溶かしてセスキスプレーとして使用するのに◎。
必要なもの
- セスキ炭酸ソーダ
- 水
- スプレーボトル
- ふきん
掃除の手順
- 1.水500mlに対し小さじ1〜2杯のセスキ炭酸ソーダを入れて混ぜる
- 2.スプレーボトルに入れて油汚れにスプレーする
- 3.5~10分ほど置いてからふきんで拭き取る
- 4.汚れ残りが気になる場合は二度拭きで仕上げる
▼100均のセスキ炭酸クリーナースプレーの実力は?
【5】ラクに掃除したい方におすすめ”アルカリ電解水”
アルカリ電解水は強アルカリ性で酸性の油汚れに強く、頑固な油汚れを手軽に落としたい方におすすめです。
水100%でできているので二度拭きが不要と掃除がラクで、食べ物を扱うキッチンの掃除にぴったりです。
必要なもの
- アルカリ電解水
- ふきん
掃除の手順
- 油汚れにアルカリ電解水を直接吹きかける
- ふきんで拭き取る
▼アルカリ電解水の働きや使い方をもっと知りたい方はこちら
【6】頑固な油汚れをこすり落とすには”メラミンスポンジ”
メラミンスポンジとは、メラミン樹脂を細かく発泡させて作られたスポンジのことで、こびりついた油汚れにおすすめです。
メラミンスポンジ自体に高い研磨作用がありますが、重曹やセスキ炭酸ソーダなどと合わせて使うとより汚れを落としやすくなります。
ただし、こすりすぎると傷をつけてしまうこともあるため、力加減には注意して使用しましょう。
必要なもの
- メラミンスポンジ
- 水
- ふきん
掃除の手順
- 1.メラミンスポンジに水を含ませる
- 2.円を描くようにやさしくこする
- 3.ふきんで拭き取る
▼メラミンスポンジの正しい使い方と注意点はこちら
キッチンの油汚れをプロに頼んでピカピカに!
自力でシンクの油汚れが落ちないときや、徹底的にきれいにしたいときには専門業者に依頼してみましょう。
「ハウスクリーニング110番」は土日祝日の依頼にも対応してくれます。1箇所からの掃除対応も可能で、お得なセットプランも豊富です。さらに、通話料無料で携帯・スマホからでもメールでも相談ができるので、気軽に相談してみましょう。
キッチンの油汚れに関するQ&A
Q1. キッチンの油汚れにクエン酸は使える?
A. クエン酸は油汚れよりも水アカや石鹸カスなどの汚れにおすすめです
クエン酸は酸性成分なので酸性の油汚れよりも、水アカや石鹸カスといったアルカリ性の汚れとの相性が◎。また、電子レンジやコンロなどの消臭殺菌にも役立ちます。
▼クエン酸の掃除活用術はこちら
Q.2 こびりついた長年の油汚れの落とし方は?
A. 油汚れを温めたあと、重曹パックで掃除するのがおすすめです
油汚れを落とす際は、初めに熱めのお湯を使って油を浮かすことが重要です。次に重曹パックで、油汚れをより落としやすくしてから研磨作用で落とすのがおすすめです。
Q3. キッチンの油汚れを防止する方法は?
A. 油がはねるのを防いだり、こまめに汚れを拭き取ったりすることが大切です
油はねガードといったようなアイテムを使って、調理中に油がはねるのを防ぐことが手っ取り早い汚れ防止対策になります。
また、油汚れは冷めて固まる前であれば簡単に落とすことができるので、こまめに拭き取ることも大切です。
キッチンの油汚れに関連する記事はこちら
※画像は全てイメージです。
※お掃除の際には、ゴム手袋をつけて、しっかりと換気を行い作業をしてください。
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