新築なのにゴキブリが発生するのはなぜ?原因や対策方法を紹介

今回は新築でゴキブリが発生してしまう原因や侵入経路、入居前・入居後に行う対策方法を紹介していきます。

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新築でゴキブリが発生する原因

  1. 1.ゴキブリにとって好みの暗い環境がある
  2. 2.天敵がいない
  3. 3.引越し時についてきた
  4. 4.新築の家ではなく周辺環境が原因の場合も

【1】ゴキブリにとって好みの暗い環境がある

ゴキブリは夜行性なので暗くて狭い場所を好んで生息しています。また人を嫌い、人が動いていない夜間に活動することが多いです。

入居前の新築は電気がついていないため暗く、換気もされない閉鎖的な空間のため、ゴキブリにとっては最適な環境となります。新築周辺の住居や、近所の飲食店などからやってきて繁殖してしまうこともあるようです。

【2】天敵がいない

ゴキブリの天敵はクモやネズミなどさまざまですが、最大の天敵は人間です。

上記で記載した通り、入居前の新築には天敵となる人間がいないため、ゴキブリが住み着いてしまう可能性があります。

【3】引越し時についてきた

ゴキブリは暗く狭い段ボールや新聞紙、本の隙間などに住み着き、産卵するケースが多いです。ゴキブリの卵があるのに気づかずに、引越しの際に持ち込んでしまうこともあるので注意が必要です。

【4】 新築の家ではなく周辺環境が原因の場合も

  • 近くに取り壊し中の建物がある
  • 近くに飲食店がある
  • 近くに木々の多い公園などがある
  • 近くにゴミ捨て場がある
  • 近くにマンホールがある

新築の家にゴキブリが出る原因は、家だけではありません。家の周辺環境がゴキブリ発生の原因になってしまうことも考えられます。

ゴキブリが好む環境である狭くて暗い場所があったり、食べ物が豊富な場所などはゴキブリの住処となっている可能性が高く、新築の家にゴキブリが発生する原因になるでしょう。

新築のゴキブリの侵入経路

  • 水回りの排水口
  • 排気口・通気口
  • 玄関・窓のすき間
  • エアコン

水回りの排水口

キッチンのシンクやお風呂場、洗面台など水回りの排水口はゴキブリの侵入経路になりやすいです。

新築で引渡し前の家はまだ通水をしておらず、排水トラップに水が溜まっていないため、下水などからゴキブリが上がってくることがあります。

排気口・通気口

室内に設置されている排気口・通気口もゴキブリの侵入経路のひとつです。

排水口と同様に換気扇などを回す機会がないため、ゴキブリにとって侵入しやすい経路となっています。

玄関・窓のすき間

ゴキブリはわずかなすき間からでも侵入することができます。

工事中から引き渡しまでの間の人の出入りでドアを開閉したり、換気のために窓を開けたりする際には注意が必要です。

エアコン

ゴキブリは、エアコンの室外機のファンやエアコンへ繋がっているドレンホースを通しても侵入します

侵入経路なだけでなく、室外機やエアコンの中に住み着いている可能性もあるのが悩ましいポイントです。そのため、ドレインホース専用の防虫キャップをして侵入経路を塞ぐのがいいでしょう。

新築の入居前にしておくゴキブリ対策

  1. 1.侵入経路を防ぐ
  2. 2.くん煙剤を使う
  3. 3.ベイト剤・食毒剤を設置する

【1】侵入経路を防ぐ

ゴキブリが外から侵入している場合は、侵入経路を塞ぐ対策が有効です。

主な侵入経路と、侵入を防ぐための対策をまとめているので、気になる人はチェックしてみてください。

侵入経路

おすすめの塞ぎ方

玄関や窓の隙間

隙間テープを貼り付ける

排水口

ゴミ受けを設置する

換気口・通気口

専用フィルターを取り付ける

エアコン(ドレンホース)

防虫キャップを取り付ける

エアコン(スリープ穴)

エアコンパテで隙間を埋める

【2】くん煙剤を使う

潜んでいるゴキブリをまとめて駆除するときは、くん煙剤を使うのがおすすめです。くん煙剤は隙間にも薬剤が届きやすいため、ゴキブリ駆除にとても便利なアイテム。

煙が出るタイプと煙が出ない無煙タイプの2種類があり、ビルやマンションの場合は無煙タイプを使うようにしましょう。

【3】ベイト剤・食毒剤を設置する

毒餌タイプ(ベイト剤)は、名前の通りゴキブリの駆除剤の入った餌を設置してゴキブリを駆除するアイテムです。

ゴキブリが住み着きやすい場所の近くに設置します。ベイト剤を食べたゴキブリを駆除できるだけでなく、そのゴキブリが出した糞(ふん)や死骸を他のゴキブリが食べることで、直接ベイト剤を食べていなくても駆除が可能です。

新築の入居後にしたいゴキブリ対策

  1. 1.ダンボールや雑誌などは早めに処分する
  2. 2.設置した毒餌(ベイト剤)の有効期限を守る

【1】ダンボールや雑誌などは早めに処分する

ゴキブリは段ボールを産卵場所に選ぶことが多いため、引越しの際に使った段ボールを放置しておくとその中で繁殖してしまいます。そのため、不要な段ボールは放置せず早めに処分するようにしてください。

【2】設置した毒餌(ベイト剤)の有効期限を守る

毒餌(ベイト剤)には有効期限が定められているため、製品のパッケージなどに記載された有効期限を確認して期限が切れる前に交換してください。

また毒餌の食べられた形跡がある場合は、期限内であっても交換するようにしましょう。

新築のゴキブリを徹底的に駆除するなら害虫駆除業者

出典:害虫駆除110番

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※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様の了承をいただいた上で、調査費用等をいただく場合がございます。

新築のゴキブリに関するQ&A

提供:LIMIA編集部

Q1. 新築でゴキブリが出る原因とは?

A. 暗くて狭く、天敵のいないゴキブリにとって好みの環境になっているためです。

ゴキブリは暗くて狭い環境で、ひと気のない場所で活動することが多いです。入居前の新築は天敵となる人間もおらず、暗く過ごしやすいためゴキブリにとって最適な空間となってしまいます。

またゴキブリは段ボールや新聞紙、本の隙間などに住み着いて産卵するケースが多く、卵があるのに気づかずに引越しの際に持ち込んでしまうこともあるので注意しましょう。

Q2. 新築のゴキブリの侵入経路は?

A. ゴキブリはわずかな隙間からでも侵入することができます。

ゴキブリはわずかな隙間からでも侵入でき、水回りの排水口や換気口・通気口などから入ってくるころがあります。エアコンのドレンホースから侵入してくることもあるので、ドレンホース専用のキャップをして侵入経路を塞ぐのがおすすめです。

また、玄関や窓といった人が出入りする際に一緒に侵入してくる場合もあるため、ドアの開けっ放しにも注意が必要です。

Q3. 新築の入居前にしておくゴキブリ対策は?

A. 侵入経路を防ぐだけでなく、くん煙剤や毒餌を使って駆除・対策を行いましょう。

ゴキブリが侵入してきやすい場所の隙間を埋めて侵入経路を防ぎましょう。ほかにも、くん煙剤を使ってゴキブリを駆除したり、毒餌を設置してゴキブリ対策を行ったりするのがおすすめです。

Q4. 新築で入居後にしたいゴキブリ対策は?

A. 引っ越しの際に出た段ボールなどはすぐに処分し、毒餌の有効期限にも気を付けてください。

ゴキブリが好む段ボールや新聞紙などは、溜めずにすぐに処分するようにしましょう。また、毒餌には有効期限があるため、期限が近づいたら必ず交換するようにしてください。

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※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2024年6月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。

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