片づけができるとどうなるの?「片づけ」で子どもに身につく5つの”生きる力”

片づくと部屋も気持ちもすっきりするけれど、実はそれだけじゃありません。
子どもが片づけられるようになると「5つの力」が付くと考えられます。
しかも、その5つの力は、AIが発達したいったり、2020年学習指導要領改訂されることによって、子どもたちに必要とされる「考える力」「生きる力」なのです。

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”片づけ”ができるようになるとスッキリするだけじゃなかった

Drawer Style

「子どもがいつも出しっぱなしで片づけない…」そんな風に悩んだり、イライラする親はたくさんいます。
私も、床いっぱいにいつまでも散らかるおもちゃにうんざりで、「片づけなさい!!」とガミガミ怒ることも。

でも、どうして私たちは子どもに「片づけてほしい」と思うのでしょうか。
怒っているときは、単純に散らかった景色にイライラしてその”怒り”をぶつけていることが多いです。

でも、片づけができると、散らかったものが片づいて「部屋も気持ちもすっきりする」ということだけではありません。

実は、片づけは取り組み方次第で子どもに5つの力が付くと考えられます。
今日は、著書『男の子がひとりでできる「片づけ」』からその5つの力をご紹介します!

1.選ぶ力

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片づけは”選び”続けることでもあります。
「自分にとって何が大切か」「これは必要?」と自分で選び続けることで子どもでも自分の価値観が分かってきます。
この自分の価値観を知った上で選べることは、大きくなって「部活どうしよう。」「どこを受験しよう」と自分で物事を決めないといけないときに大きな力になります。

モノを選ぶときのポイントは、「捨てるモノ」を選ぶのではなく、「大切なモノ」を選び取ること。

2.判断する力

子どもの持ち物は、大人以上に毎年変わっていきます。
洋服や教科書も変わるし、好きなおもちゃだってコロコロ変わる。「どっちの方が使いやすい」それを考えるだけでも”判断する力”は養われていきます。

3.続ける力

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片づけは、毎日・一生続くもの。モノを「使う」と「片づける」は1セットです。
「使ったモノを元に戻す」
これを毎日積み重ねられるようになるだけで、特に特別な何かをしなくても「続ける力」が身に付きます。

4.思いやる力

整えた部屋やモノを丁寧に扱おうという気持ちが芽生えたり、「次に使う人が使いやすいように」と考えて使ったモノを戻したり、片づけを続ければ続けるほど人や物への思いやりが育っていきます。

5.責任感

片づけができるようになり、それを続けられるようになると「使ったモノを元に戻すのは他の誰でもない自分の仕事。」が普通の感覚に。
そんな意識ができあがると、「自分のことは自分でやる」という責任感にも繋がります。

5つの力こそ、”生きる力”!

5つの力をよく見ると、もうそれは”生きる力”そのもの。
さらに、”選ぶ力”と”判断する力”は、AIが発達してくるこれからの時代を生きる子どもたちに必要と言われる”考える力”とも言えます。

やってもやらなくても死なない(笑)と優先順位が大人でもなかなか上がらない”片づけ”ですが、実はこれからの時代に必須の”生きる力”を育むことができるのです。

そんなことがわかるとこちらの言葉がけも変わってくるかもしれませんね。

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「子どもが自分で片づけられる仕組みって?」
「子どものやる気スイッチを押す声掛けって?」
モノの片づけから時間・情報・お金の片づけまで丸っとひとまとめ↓

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