「捨てるのどれ?」「これもういらないよね?」って子どもに言っていませんか?

どんどんと増える子どものおもちゃやグッズを前に「これ捨てていい?」「もうこれいらないよね?」と声をかけていませんか?子どもが自分で片づける力をつけるために大切な一言があります。

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Drawer Style

「捨てるのなんてない!全部いる!!」

おもちゃ箱やスペースから子どものおもちゃが溢れ出して、もうこれは減らさないいけないなとなったとき、親が子どもについついかける言葉は
「いらないの選んでおいて」「これもう捨てていいよね」「今は使ってないから捨てていい?」。

その言葉にほとんどの子供は、「捨てるものはない!全部使ってる!(そんなこと言うママは)嫌い!」(笑)。
なかなかうまくいかないのが悩みの1つとしてよくあげられます。

そんな時、「子どもと片づけ」の関係がちょっとした声かけ1つで変わるのです。

「大切なものから選んでね」

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大人でも一緒ですよね。たくさんの洋服が詰まったクローゼット、こんなに着まわせないと思ってはいてもなかなか量は減らせないものです。
子どもも想いは全く同じ。

そんな時は、例えばいっぱいであふれたおもちゃ箱をまずはひっくり返して空にしてみてください。そこでかける言葉は
「大切なものから箱に入れていって」

そういうと空っぽになった箱に子どもは喜んで好きなおもちゃを入れてくれます。
「いっぱいになったら教えてね」と言っておくとちゃんと教えてくれます。

ただあふれた状態のおもちゃ箱と大事なものがいっぱいに入ったおもちゃ箱とその他のおもちゃがあふれている状態。
見た目は一緒でもその違いは5歳の息子でもしっかりと分かっていました。
それはきちんと自分で分けたから。

想いへの折り合いのつけ方がわかる片づけ

大切なおもちゃが箱にいっぱいに入っていて、次にあふれたおもちゃの方ですが。目に見えて大切なものが箱いっぱいあるとあっさり「これはもういらない。」「○○ちゃんにあげてもいい」など手離せるときもあります。
そうでないときは、一度違う場所に袋や箱に入れて保管。時間が経ってからもう一度聞くと、時間が解決して手離せることもありますし、慣れてくると「これとこれは(おもちゃ箱)に戻すから、(今おもちゃ箱の)これとこれはもういらない」と自分で折り合いを付けれるようになってきます。

前者も後者もやっていることは「減らす」で同じ。
でも、最初の「大切なものを選ぶ」というステップが自分で考える力をどんどん育んでくれます。

捨てるから始めない片づけ

グッズが必要なわけでもなく、時間がかかるわけでもない。
声かけ1つなので、今すぐに、しかもタダで(笑)取り入れることができます。
お子様との片づけ、参考になればうれしいです!

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