ドブネズミの特徴と対策は？大きさと住み着く場所を紹介！

ドブネズミの大きさや住み着く場所などの特徴

ドブネズミの大きさや住み着く場所などの特徴を事前に知っておくことで、対策に繋がるかもしれません。詳しく解説していきます。

1. 大きく灰褐色

ドブネズミの大きさは18〜28cm程度で、クマネズミやハツカネズミといった家屋に住み着くネズミのなかでは最も大きいサイズです。

色は灰褐色、茶褐色、赤褐色。太い胴体と、胴体よりも短いしっぽが特徴です。

フンは1〜2cm程度で丸みがあり、均一な大きさをしています。

2. 下水や床下に住み着く

ドブネズミは水辺、湿った所を好み寒さに強い生態を持っているため、下水、排水管、床下、コンクリートのすき間に住み着きます。雑食性で肉、魚、昆虫、ペットフードなどタンパク質を好むため、ゴミ捨て場や床下倉庫、地下街に住み着くことも多いです。

泳ぎが得意なため排水管、配管を移動できます。しかし、垂直運動や綱渡りのような動きは得意ではないため高所にはあまりいないようです。

3. 大きさがそっくりなドブネズミとクマネズミの違い

同じく家屋に住み着き、大きさも似ているクマネズミという種類のネズミもいます。

クマネズミはしっぽが胴体より大きく、目が隠れるくらいの大きな耳を持っています。運動能力も高いため、天井裏や壁の内側に住み着くことが、ドブネズミとの違いです。

ドブネズミによる被害

ドブネズミによる被害について解説していきます。被害の具合やご自身の家の作りに照らし合わせながら、対策に繋げてみてください。

1. 家屋への被害

ドブネズミは歯が伸びるのを防止するために物をかじる習性があります。

そのため床材をかじって家の修繕が必要になるケースも報告されています。床下の配線や回線、ガス管、電気コードをかじることもあるため、火災や通信障害を引き起こすこともあるので注意が必要です。

雑食のため、家の中の食品をあさり経済的被害を与えることもあるようです。

2. 人体への健康被害

ドブネズミの体や排せつ物を介して、サルモネラ菌、レプトスピラ菌、ツツガムシ病、ペスト菌、鼠咬などの感染症にかかってしまうことがあります。

ペット化した「ファンシーラット」という、人になつくドブネズミもいますが、野生のドブネズミは上に挙げた病原菌やノミやダニが寄生していることもあるので飼わないようにしてください。

ドブネズミが住みついたときの対策

【対策1】駆除する

ドブネズミの特徴、生態を踏まえると、以下のような駆除方法があります。

家の中でドブネズミを見たという人は、 「ねずみ駆除110番」の利用がおすすめです。

個人の場合は14,320円（税込）〜、店舗オーナーの場合は21,800円（税込）〜依頼が可能です。電話でのご相談は24時間365日受付中のため、ねずみ駆除にお困りの人はまずは気軽に事前見積もりのご相談をしてみてはいかがでしょうか。

※対応エリア・加盟店により記載価格で対応できない場合があります。

【対策2】侵入させないように予防する

さらなる侵入を防ぐことも大切です。壁のひび割れをパテでふさぎ、通風孔や換気扇に金網を設置、ドア、窓の開けっ放しには注意しましょう。

ドブネズミは泳ぎが得意なためトイレの配管、お風呂やキッチンの排水口からも侵入できてしまいます。使わないときは蓋をしたり、業者に相談することをおすすめします。

食べカスやゴミの始末を徹底し、ゴミ出しを朝に行うなど餌場をつくらないことも重要です。

ドブネズミの特徴を知って効果的な対処法を！

以上、ドブネズミの特徴でした。大きく、好奇心旺盛で、泳ぎが得意なため、家やお店の様々な所にいるかもしれません。ドブネズミの気配を感じたらすぐに対策をしましょう！

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※記事内の情報は、LIMIA編集部の調査結果（2023年2月）に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。