ハツカネズミの寿命は20日?生態や駆除方法などを詳しくご紹介
ハツカネズミの寿命は20日? とその名前から勘違いする人も多いと思います。この記事では、そんなハツカネズミの本当の寿命と合わせて、生態や駆除方法などを詳しく紹介します。
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ハツカネズミの寿命は?長い?
ハツカネズミの寿命は約1年から2年ほどです。ハツカネズミという名前から、寿命が20日と勘違いするかもしれませんが、実際にはハムスターなどと同じくらいです。「だったら、1年我慢すればいなくなるのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし、それは大きな間違い! ハツカネズミは繁殖力が高いことで有名な動物です。
ハツカネズミの名前の由来
ハツカネズミという名前の由来は諸説ありますが、その妊娠期間からとされています。ハツカネズミは妊娠期間が20日間であることから、その名で呼ばれています。つまり、20日経ったら新しくネズミが生まれるということ。その上、一度の出産で6〜10匹生まれるのでどんどん増えていきます。
ハツカネズミの危険性
病原菌を持っている
ハツカネズミは家の天井裏やゴミ捨て場など、不衛生なところにいることが多いため、細菌やウイルスを保有している可能性があります。絶対に素手で触らないようにしましょう。
配線や建材をかじる
ハツカネズミをはじめとする多くのネズミは、げっ歯属といい、上下4本の歯が伸び続けてしまうという特徴を持っています。そのため、配線や建材をかじり、歯を削ることで、正常な歯を保つ必要があるのです。しかし、配線や建材をかじる行為は、漏電や建物の老朽化の原因になってしまいます。
食材を食べ荒らす
倉庫やキッチンに侵入されると、中にある米やパンなどを食べ荒らされてしまいます。さらに、ハツカネズミの通った後には、もともと持っていた雑菌が付着している可能性があるので、食料そのものが食べられなくなってしまいます。
ハツカネズミの見分け方
ハツカネズミのほかに、住宅地ではドブネズミとクマネズミも多く発生します。それぞれの特徴を知ることで、どのネズミが家に出たかを見分けることができます。
大きさで判断する
ハツカネズミ | ドブネズミ | クマネズミ |
|
大きさ | 小型 | 大型 | 中型 |
体長 | 5~10cm | 18~26cm | 14~20cm |
しっぽの長さ | 5~10cm | 18~22cm | 17~26cm |
体重 | 10~20g | 140~550g | 100~200g |
※出典:アース害虫駆除なんでも辞典
ハツカネズミは、ドブネズミやクマネズミよりもかなり小柄なのが特徴です。しっぽも短く、カラダも小さいため、比較的見分けやすいでしょう。
フンの大きさを見る
ハツカネズミ | ドブネズミ | クマネズミ |
|
フンの大きさ | 4~7mm | 10~20mm | 6~10mm |
色 | 茶色 | 焦茶・灰色 | 茶・灰色 |
特徴 | 両端がとがっている | まとまっていて太い | 散らばっている場合が多く、細長い |
※出典:アース害虫駆除なんでも辞典
ネズミのものと思われるフンを見つけた際は、大きさや色、形で見分けましょう。また、アブラコウモリのフンとネズミのフンはよく似ています。昆虫が主食なので、ネズミと比べてフンがパサパサしているのが特徴なので、その点に注意してフンを調べてください。
ハツカネズミと他のネズミの違いは?
生息場所が違う
ハツカネズミやドブネズミ、クマネズミは、それぞれ生息場所が違います。
ハツカネズミ | ドブネズミ | クマネズミ |
農耕地 | 下水溝の近くや川辺 | 乾燥した場所 |
壁の中やすき間 | 床下 | 天井や屋根裏 |
自宅にどのネズミが発生しやすく、どこに住み着きやすいかを知っておくことが大切です。
小さな隙間から入ってくる
ハツカネズミやドブネズミ、クマネズミには、それぞれ違った特徴があります。
ハツカネズミ | ドブネズミ | クマネズミ |
|
泳ぎ | 苦手 | 苦手 | 得意 |
綱渡り | 得意 | 得意 | 苦手 |
特に食べるもの | 雑穀 | 雑穀 | 肉や魚 |
※出典:アース害虫駆除なんでも辞典
それぞれの特徴を知っておくことで、対策に役に立つこともあるかもしれません。
ハツカネズミが出やすい時期は?
ハツカネズミをはじめとするネズミは春と秋に出やすいと言われています。しかし、夏に出やすいネズミや、冬に民家に住み着くネズミもいるので、注意が必要です。
いつネズミ対策をするべき?
ネズミの対策は、ネズミが出やすい春と秋だけでなく、夏や冬でもネズミが出ないわけでは決してないため、一年を通して対策は必要です。また、ネズミを見かけた際には、漏電による火災など、手遅れになる前に、速やかに駆除を行うようにしましょう。
ハツカネズミを駆除する方法
罠や毒餌、忌避剤を使用する
自分でネズミを駆除する場合、罠や毒餌を仕掛けたり忌避剤を使用することがおすすめです。ネットショッピングや、近隣のホームセンターで、適したものを選んで購入するようにしましょう。
侵入口を防ぐ
ネズミは建物のちょっとした隙間から入り込んできます。開きっぱなしの換気扇や、壁のひび割れ、屋根下の通気口などの隙間を金属たわしやパテ、金網で防ぐようにしましょう。
食料を密閉しておく
ネズミは、食事をしないと3日ほどで餓死すると言われています。ペットフードも食べてしまうので、ペットを飼っている家庭の場合は、より注意するようにしましょう。
ネズミ駆除なら「ねずみ110番」がおすすめ
ここまで、簡単にできるネズミ対策を紹介してきましたが、やはりプロに頼むのが一番です。
「ねずみ駆除110番」では、個人の場合は14,320円(税込)〜、店舗オーナーの場合は21,800円(税込)〜で依頼が可能です。電話でのご相談は24時間365日受付中のため、ねずみ駆除に困ったら、まずは気軽に事前見積もりの相談をしてみましょう。
※対応エリア・加盟店により記載価格で対応できない場合があります。
ハツカネズミは飼育できる?飼い方も解説
ハツカネズミがペットショップに売られているのを見たことがあるかもしれません。それもそのはず、ハツカネズミはペットとして飼うこともできるネズミです。
害獣として忌み嫌われるネズミですがその姿はかわいらしく、お世話をすれば愛着も湧くことでしょう。一匹だけ飼うならその繁殖力を発揮することもありません。
野生のハツカネズミをペットにしても大丈夫?
ハツカネズミをはじめとする野生のネズミには、雑菌や寄生虫が付着している可能性があり、非常に危険です。野生のネズミを発見しても、決して近寄らず、素手で触らないようにしましょう。
ハツカネズミは繁殖力が強いので駆除するなら早めに!
ペットとして飼うこともできるハツカネズミですが、その繁殖力は凄まじいです。正しい駆除方法を知っておくことで、ハツカネズミに日常生活を脅かされることも少なくなることでしょう。駆除サービスをうまく使って、快適な生活を実現させましょう。
ハツカネズミの寿命に関する記事をチェック
※記事内の情報は、LIMIA編集部の調査結果(2024年1月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。
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