カラスの寿命は長い?長生きする理由や生態など飼育可能なのかも解説

カラスは街でよく見かける黒い鳥。本記事ではそんなカラスの平均寿命や独自の習性、カラス被害の対策方法まで詳しく紹介します。

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カラスの寿命は何年ぐらい?

カラスは街中に多く生息している鳥で、人間の暮らしでも身近な存在です。そんなカラスの寿命は長く、簡単には死なないと言われています。

本記事では、そんなカラスの寿命について解説。また独自の習性からカラス被害の対策方法まで詳しくご紹介します。

カラスの平均寿命は約7~8年ほど

カラスの寿命は約7~8年ほどといわれており、野生鳥類の中では長生きの部類にあたります。小さい鳥は天敵の影響や人間の住環境の拡大によってすみかを作りづらくなっていますが、体の大きいカラスは街中では外敵に狙われることはほとんどありません。

そのためカラスは、飼育環境なら20~30年ほどは生きるといわれています。実際に飼育したカラスの中には、約60年生きたものもいるとされるほど寿命の長い鳥です。

カラスとほかの鳥との寿命を比較

カラス

鳩(ドバト)

ツバメ

スズメ

約7~8年

約6年

約1年6ヶ月

約1~3年

カラスの寿命が長い理由

平均寿命は7~8年ほどと、寿命の長いカラス。ここからは、なぜほかの鳥よりも寿命が長いのか理由として考えられることを解説します。

知能が高い

カラスの寿命が長い理由として考えられることの1つ目は、知能の高さです。ほかの鳥よりも優れた知能を持つカラスは、その知能を駆使して生活しています。

例えば人間が出したゴミを漁ったり、固いクルミなどを道路を走る車を利用して割ったりと、知恵を用いてエサを確保します。

危険な目に遭った場所は記憶していて近寄らないという習性もあります。そのため事故に巻き込まれて死ぬことを回避しやすく、長生きできる確率が高まっているのです。

雑食のためエサに困りにくい

2つ目は、雑食性で何でも食べるため、エサに困りにくいという点です。カラスは主食である昆虫だけでなく、動物の肉や木の実なども食べられます。人間が出した生ゴミを漁ってエサを探すこともあるので、注意が必要です。

外敵が少ない

3つ目の理由は、外敵が少ないという点です。カラスの外敵はオオトビやトンビですが、これらはカラスが生息する街中ではあまりみかけないので、襲われることはほとんどなく寿命を伸ばす一因と考えられます。

寿命の長いカラスの生態や習性とは?

  • 日本のカラスは主に2種類
  • 死が近付くと自分の巣に戻る習性がある

日本のカラスは主に2種類

日本に生息するカラスは、ハシブトガラスとハシボソガラスの主に2種類です。人のゴミを漁るのは、主にハシブトガラスのほうだといわれています。

ハシブトガラス

  • クチバシが太くカーブを描いている
  • 額が丸くなっている
  • 森林や市街地でよく見られる
  • ハシボソガラスよりやや大きい

ハシボソガラス

  • クチバシが細くストレートに伸びている
  • 額から頭の先まで緩やかな曲線で、全体的にはシャープな印象
  • 草原や農耕地で見られ、警戒心が強く街中にはあまり寄り付かない

死が近付くと自分の巣に戻る習性がある

死期が近づいたカラスは、森林や樹の上にある巣の中で過ごす習性があります。そのため、市街地で寿命を迎えたカラスの死骸を見かけることは少ないです。

カラスが人間に与える被害とは?

カラスの身近な被害は、ゴミを漁り、散らかすことです。ゴミが散乱すれば不衛生で、悪臭の被害もあるでしょう。

家畜のエサを奪ったりケガを負わせたりしてしまうことや、鶏の卵やヒナまで食べてしまうこともあり、経営にかかわる深刻な事態に繋がってしまうことも。

さらにカラスが人を襲うこともあります。傷口から雑菌が入ると感染症を引き起こすこともあるので注意しましょう。

カラスを避けたり対策する方法

  • CDやキラキラするテープを設置
  • 手すりにテグスを設置
  • ごみ袋にカラスネットを設置
  • 許可を得ずに駆除するのはNG!

CDやキラキラするテープを設置

カラスは目のよい生き物で、視力は人間の約5倍ほどといわれています。色彩能力が発達していて人間には見えない紫外線が見え、ごみ袋の中身を見分けられるとされています。

しかし視力が発達した分強い光に弱く、乱反射する光は苦手と考えられています。そのためカラスを寄せ付けない方法として、CDやキラキラするテープを設置すると効果を発揮する場合も。ただし害がないと悟られると気にされなくなるので、新たな対策が必要です。

手すりにテグスを設置

カラスは羽に何かが触れるのを極端に嫌います。手すりにテグスを設置することで、寄り付きにくくなるでしょう。

ごみ袋にカラスネットを設置

カラスがゴミを漁るのを対策するには、ごみ袋にネットをかぶせるのがおすすめです。

カラスは賢い生き物なので、さまざまな駆除方法を試すと慣れて効果がなくなってしまうことも。そのため撃退グッズを駆使するよりも、ネットを使用し物理的にカラスを寄せ付けない方が効果的とも考えられます。

許可を得ずに駆除するのはNG!

カラスは許可を得ずに駆除してしまうと鳥獣保護法により罰せられます。(※)罰として1年以下の懲役、または100万円以下の罰金が科せられてしまうので注意が必要です。

※参考: 鳥獣保護法の概要(環境省)

カラス対策は業者に頼むのがおすすめ!

ある程度自分でカラス対策をしても、完全に対策するのは難しいところ。そんな時はカラス対策のプロに頼むのがおすすめです。業者によっては見積もりが無料だったり保証がついていたりするので、まずは相談してみましょう。

カラス対策はくらしのマーケットに連絡しよう

「カラス対策は効率的にプロに頼みたい」という方や「自分でカラス対策をしてみたが効果が出ない...」という方は「くらしのマーケット」の利用がおすすめです。

「くらしのマーケット」では、ハウスクリーニングや害虫駆除、水回りのトラブルまで、暮らしにまつわるサービスを掲載。

さまざまな事業者の中から、口コミや料金を比較して、納得のいく事業者に依頼できるのがポイントです。また、登録している事業者は全国に展開しているため、サービス毎の対応エリアが広いのも魅力の1つ。

業者により異なりますがカラス駆除の目安料金は1か所約10,000円~19,000円で依頼できます。カラスの被害に困ったら、まずは気軽に問い合わせてみましょう。

カラスの寿命は意外と長い!被害にあう前に対策しよう

カラスの寿命はほかの鳥と比べて長生きすることが分かりました。独自の習性で死骸を残さなかったり、天敵も少ないことから大きく成長したり、人間の生活に悪影響を及ぼす存在になる場合もあります。

そんな時は自分で対処せずに専門の業者に頼んで駆除してもらうのがおすすめ。寿命が長い分、ほったらかしにすると被害が拡大する恐れがあるので、身の安全のためにも早めに対策しておきましょう。

※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年3月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。

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