ゴキブリの駆除方法まとめ！今すぐできる退治・対策を紹介

ゴキブリを駆除する方法一覧

※ LIMIA編集部が調べた2023年5月時点のおおよその料金目安です。

状況別のゴキブリの駆除方法は上記の通りです。

ゴキブリが目の前にいるのか、どこか見えない場所へ隠れているのかによって使うべき駆除剤と駆除方法が異なります。

それぞれのゴキブリの駆除方法については、この後でさらに詳しく解説します。

目の前のゴキブリを今すぐ駆除したい場合

専用の駆除スプレーを直接噴射

目の前のゴキブリに有効なのが、ゴキブリ専用の駆除スプレーです。

具体的には、害虫を駆除するイミプロトリンやフェノトリンなどの成分が入った駆除スプレーが挙げられます。

ゴキブリの駆除に特化した有効成分を含んでおり、ゴキブリに対して数秒程度の噴射をするだけで駆除ができます。

子どもやペットがいて駆除剤を使うのが不安な方は、冷却ガスでゴキブリを凍らせる駆除スプレーも効果的です。駆除剤入りのアイテムを使用する際は、別室へ移して使用後は換気するなどの配慮を行うと良いでしょう。

※その他の使用上の注意はこちらをご覧ください（アース製薬：ゴキジェットプロ）

※その他の使用上の注意はこちらをご覧ください（フマキラー：ゴキファイタープロ ストロング）

※その他の使用上の注意はこちらをご覧ください（フマキラー：フマキラーゴキブリ超凍止ジェット）

駆除スプレーがない場合は食器用洗剤を代用

駆除スプレーが家にない場合は、食器用洗剤を代用できます。

洗剤に含まれる界面活性剤がゴキブリ表面の脂分と混ざって呼吸する穴を塞ぎ、窒息による駆除が可能です。

スプレータイプの食器用洗剤であれば、より駆除しやすいでしょう。

熱湯をかけても駆除できる

意外な方法として、熱湯をかけることによる駆除もあります。

60℃以上の熱湯でゴキブリのタンパク質を固めて駆除することができます。ただし、完全に駆除するためには熱湯をかける量や温度の調整が難しいため、基本的には専用の駆除スプレーがおすすめです。

お風呂場のように駆除スプレーや食器用洗剤が用意できない場面でゴキブリと遭遇した場合の駆除方法として覚えておくと良いでしょう。

家のどこかに隠れているゴキブリを駆除したい場合

ベイト剤（毒エサ）で死骸を見ずに駆除

ゴキブリの死骸を見たくない方には、ベイト剤（毒エサ）を設置する駆除方法がおすすめです。

ゴキブリが出そうなところへベイト剤を設置すると、つられてやってきたゴキブリが毒エサを巣へ持ち帰るため、巣にいるゴキブリごと駆除できます。

※その他の使用上の注意はこちらをご覧ください（アース製薬：ブラックキャップ）

※その他の使用上の注意はこちらをご覧ください（フマキラー：フマキラーホウ酸ダンゴ 元祖半なま）

家中を一斉に駆除するなら燻煙剤

家中に潜むゴキブリや巣を駆除したいなら、燻煙剤で駆除しましょう。

駆除成分が含まれた薬剤を加熱によって白煙として部屋中に拡散し、家の隅々にいるゴキブリを駆除できます。

駆除できたことを確認するなら捕獲罠

ベイト剤や燻煙剤は姿の見えないゴキブリを駆除するため、死骸を確認できません。確実に駆除できたことを確認したい場合は、捕獲罠の駆除剤がおすすめです。

代表的な捕獲罠としては、粘着力のあるテープでゴキブリの動きを完全に止めてそのまま捨てられるタイプがあります。

※その他の使用上の注意はこちらをご覧ください（アース製薬：ゴキブリホイホイ＋）

※その他の使用上の注意はこちらをご覧ください（フマキラー：ゴキファイタープロ 激取れ）

ゴキブリが苦手な人は駆除業者に依頼がおすすめ

そもそもゴキブリが苦手で「生きている姿を見るのもイヤ！」「駆除できる自信がない……」という方は、駆除業者に依頼するのがおすすめです。

「害虫駆除110番」なら、8,800円（税込）から依頼が可能。相談、現地調査から見積もりまで無料です。害虫駆除のプロがゴキブリを徹底的に駆除してくれます。

24時間365日対応で無料相談ができるため、ゴキブリの駆除で困っている場合は相談してみてはいかがでしょうか。

※1 事業者の運営サイト全体のお問い合わせ件数になります。
※2 対応エリア・加盟店により異なります。

▼ゴキブリの駆除業者を比較したい方はこちら

ゴキブリ駆除で気を付けたいポイント

ゴキブリを叩き潰す・掃除機で吸い込むのはNG

ゴキブリ駆除の中には、丸めた新聞紙や雑誌で叩き潰したり、掃除機で吸い込んだりといった方法もあります。

しかし、これらの方法はゴキブリが持つ菌が飛び散る、掃除機の中でゴキブリが繁殖するなど事態の悪化を招く可能性があるため避けた方が良いでしょう。

ゴキブリ本体だけでなく卵や巣も駆除する

ゴキブリは「一匹見かけたら100匹いる」といわれています。その理由は、部屋のどこかに卵や巣があり、大量に繁殖している可能性が高いからです。

ゴキブリを駆除できたとしても、家の中に卵や巣があるとすぐに新しいゴキブリが出てきます。ゴキブリとの戦いに終止符を打つためには、卵や巣まで残さず駆除する必要があります。しかし、素人ではどこに巣があるのか見つけることさえ難しいもの。

徹底的に駆除したい場合は、専門の駆除業者におまかせするのがおすすめです。

駆除したゴキブリをトイレに流すと詰まる恐れがある

ゴキブリの死骸を処分する際に、手っ取り早いからといった理由でトイレに流そうと考える人がいるかもしれません。

しかし、トイレにゴキブリを流すことは想定されていないため、詰まりの原因になることも考えられます。浄化槽への影響も考えられるため止めましょう。

ゴキブリを寄せ付けない予防対策方法

排水口や排気口などの侵入経路を塞ぐ

ゴキブリは屋外からやってくるので、家の中への侵入経路を塞ぐ対策ができます。

玄関ドアや窓は開け閉めが必須なため対策が難しいですが、排水口や排気口などはキャップをつけたりフィルターを貼ったりして塞ぐことができます。

生ごみやダンボールは早めに処分する

ゴキブリを寄せ付けてしまう理由として、ゴキブリが住みやすい環境になっている点が挙げられます。

生ごみなどのエサとなる食料や、ダンボールのようなエサかつ住処になるものは早めに処分しましょう。

家の掃除や換気は定期的に行う

ゴキブリは高温多湿で暗い場所を好むため、反対の環境を作れば予防対策になります。

定期的に部屋の掃除を隅々まで行い、こまめな換気を欠かさないように徹底しましょう。お手入れが習慣になっていれば、ゴキブリが発生してもすぐに気づいて駆除することができます。

LIMIAでは、家の場所ごとのゴキブリ対策を解説しています。以下の記事も参考に、ゴキブリを寄せ付けない予防対策を実施してみてください。

ゴキブリの種類別の特徴から適切な対策をしよう

クロゴキブリは屋外からの侵入経路を対策

ゴキブリの体長が大きく、黒い色をしている場合は、「クロゴキブリ」である可能性が高いです。

クロゴキブリは屋外からやってくることが多いため、家のどこかに侵入口となっているすき間がないかを確認し、しっかり埋めるようにしましょう。

チャバネゴキブリは水回りを重点的に対策

ゴキブリの体長が小ぶりで、茶色い場合は「チャバネゴキブリ」である可能性が高いです。

チャバネゴキブリは家の中や飲食店など、室内に生息する習性があるため、一匹いたらキッチンや風呂場などの水回りに巣がないか確認するようにしましょう。

見つけ次第、幼虫や卵を駆除したり、毒エサや捕獲器を設置したりと、対策をとるようにしてください。

ヤマトゴキブリは屋内外をしっかりと対策

ゴキブリの体長がやや大振りで、黒い色をしている場合は「ヤマトゴキブリ」である可能性があります。

ヤマトゴキブリは屋内外を行き来する半野外生息のため、家の外も中もしっかりと対策することが大切です。

また、ほかのゴキブリが産卵をしなくなる摂氏20℃でも産卵する個体が多く、寒さに強いデータもあります。冬でも繁殖をしてしまうため、要注意です。

参考：ゴキブリ類の分類, 生理, 生態と駆除

ゴキブリ駆除に関するQ&A

ここでは、ゴキブリの駆除に関する疑問をQ&A形式で答えます。ゴキブリの駆除で疑問があればチェックしてみてください。

Q. ゴキブリを見つけたらどう駆除する？

A. ゴキブリの駆除方法には、下記の方法があります。

Q. ゴキブリが家に出てこなくなる方法は？

A. ゴキブリを寄せ付けない対策としてハーブが挙げられます。

ミントやクローブなどのゴキブリが嫌うハーブを設置することで、家にゴキブリが寄りにくくなります。ただし、駆除効果はないためすでにゴキブリがいる場合は駆除スプレーやベイト剤などで駆除しましょう。

ゴキブリ対策におすすめのハーブは以下の記事で紹介しています。

Q. ゴキブリを駆除したときの処理方法は？

A. 袋へ入れて密閉し、燃えるゴミで処分しましょう。

放置していると仲間のゴキブリが死骸を食べに集まってくるため、早めに処分してください。また、トイレに流す方法でも処理はできますが、詰まりの原因になる可能性があるためおすすめできません。

※ 記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果（2023年5月）に基づいたものです。
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※ 一般的な使用方法をご紹介しています。製品の効能・使用法は、各社製品によって異なる場合もございます。各製品の表示・使用方法に従ってご利用ください。
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