高カロリーになりがちな「スペアリブタレ」をできるだけヘルシーに!美味しいく柔らかなスペアリブの作り方
ヘルシー食期間中ですが
結婚記念日の次に大事にしている『呑み比べ記念日』がやってきました。
結婚して10年ですが、まだ、お付き合いをしているときに、
どちらがより呑めるかを競ったおバカな記念日なのですが、
毎年、二人で一緒に健康に呑めてるこの日を、祝っています♪
お酒のアテメニューを、あれやこれや、いっぱい作りたかったのですが、
有ったら食べてしまうので、記念日でもおさえて、
スペアリブもできるだけヘルシーに作ってみました。
やわらかで冷めても美味しい、カロリーおさえめのタレで
ヘルシー食期間中の記念日に食べたスペアリブの作り方のご紹介です。
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タレのカロリーを押さえたスペアリブ
一晩タレに漬け込んで、
フライパンで焼き目をつけてからオーブンで焼くという
ちょっと手間はかかっているように見えますが、
柔らかくって、とっても美味しいスペアリブに仕上がりました♪
タレを作る 玉ねぎ
では、まず、漬け込みのタレづくりからしていきます。
酵素の作用でお肉を柔らかく、臭み消しをしてくれる玉ねぎ
生のままでは、
「玉ねぎ臭い」と言われる硫化アリルと言う物質がたっぷりですが
熱か加わると、それが肉の臭みを取り除いてくれる物質に変化するので
タレに使わない手はないですね♪
・玉ねぎ、半個 すりおろし (30キロcal程度)
ボールの中にすりおろしておきます。
写真がボケてしまいましたが
ちゃんと、撮ったつもりなのですが、ボケてしまって何かわからないですね(苦笑)
これは、新ジャガの小さいのを、皮を剥いたものなんです。
・新ジャガ、小さいの1個 すりおろし (15キロcal程度)
これは、後でタレ自体に火を通したときに、粘度を持たせるためと
ジャガイモのデンプンの効果で、お肉に薄くコーティングをかけて
ジューシーなスペアリブに仕上げようという魂胆です♪
タレを作る ニンニク
いい香りの為に にんにく を使います。
・にんにく、1かけ 半分に切ってすりおろし (7キロcal程度)
(芽は取ってね~)
芽を取り除くのは、にんにくの芽には玉ねぎの匂いの成分と同じ
硫化アリルがたっぷりと入っているので、
この部分に空気が触れて酸化してくると、アンモニアにも似た強い匂いを発します。
にんにくを食べた次の日に 「昨日、ニンニク食べたでしょ?!」と
驚かれる臭いになるのがこの部分です。
芽には糖分も多いので、焦げる原因にもなるので、取り除いてしまいます。
ニンニクのいい香りや風味は、実の部分だけで充分に味わえます。
タレを作る リンゴジュース
・クリア100%リンゴジュース、カップ1 (90キロcal)
りんごも、ジュースになってもその酵素でお肉を柔らかくしてくれます。
お肉を柔らかくする効果と、りんご甘みで糖分の代わりをさせます。
甘酸っぱい酸味も、豚肉との相性が良いので
100%のリンゴジュースを使います。
タレを作る トマト
・トマト、半個 皮ごとすりおろし (18キロcal程度)
トマトは、赤く色付いていれば、旨味成分のカタマリです。
(熟していない青いトマトには、旨味はまだ発生していません。)
トマトケチャップなどはよく皆さんお使いと思いますが
今回はカロリーを上げないために、生のトマトをおすりおろしで使います。
タレを作る 醤油
・醤油、カップ1/4 (39キロcal程度)
・塩、小さじ半分 (0cal)
漬け込みのタレ完成です♪ 全部で 199キロcal
普通のタレですと、
ケチャップやソースを加えて、タレ自体カロリーが上がりやすいですが
199キロcal のタレ!
しかも、これも全部摂取するわけではないので、 ちょっと安心です♪
骨付きリブ肉
・骨付きリブ、700g (可食部 1750キロcal)
骨付きは、バラ肉計算で100g 386キロcal
そこから、骨の分 35%~40%をひいて計算します。
すると、今回くらいの肉付きでは、1本 250キロcal程度。
焼くと脂も落ちますので、 もう少しカロリーは下がります。
豚バラの部分は、脂分が有るのでヘルシー料理には適さないと思われがちですが
少量でいただくのでしたら、 満足感や腹持ちの面から考えて
量を考えて食べたら、そんなに悪くない食材と言えます。
タレにつける
まずは、作ったタレに漬け込みます。
お肉に、ドリップ(解凍の時に出る汁)がついているようでしたら
タレに漬け込む前に、キッチンペーパーなどでシッカリ拭き取ってから
タレの中に漬け込みます。
ドリップには、肉の臭みが出ている場合が多く、
細胞の壁が壊れて流れてきているものなので、
できるだけドリップのないものを選ぶのが懸命です。
短時間しか漬けられない場合は、塩コショウをお肉に直接してから漬けますが
今回はじっくりと一晩かけて漬けるので、
お肉自体に塩コショウはしません。
漬け込み
ラップで落し蓋
漬けたリブ肉の頭が出ないように、ラップで落し蓋のようにして
空気が入らないように、毛細管現象を利用して、
リブ肉が完全にタレに浸かるようにしてから
漬けたボールから臭いが出ないように、ボールにピッチリとラップをして
一晩冷蔵庫で漬け込みます。
焼きの工程 (次の日)
そして、呑み比べ記念日当日! (食べる日)
漬け込んだタレから、リブだけ取り出して
強火のフライパンで加熱します。
軽く焦げの入った焼き色が付いたら、ひっくり返して反対側も同様に焼きます。
お肉の旨味を閉じ込めてジューシーに仕上げたいので
オーブンに入れる前に、表面を焼いて固めてしまいます。
短時間で強火で行うことがコツです。
リブを取り出した後のタレ
同時に、別鍋でタレも沸騰させます。
泡状に出てくる灰汁をきれいに取り除いておきます。
焼き色が付いたら取り出す
フライパンでは、表面を焼くだけが目的ですので
焦げ色の入ったリブから順にお皿に取り出して、待機しておきます。
少し煮詰まったタレにくぐらす
焼き色の付いたリブ肉を
灰汁を取り除いたタレにもう一度くぐらせて、本番焼きの準備をします。
(タレ全部は使いません。くぐらせるだけにとどめます。)
カロリーを気にされない方は、全部お使いになってもよろしいですし
煮詰めて焦がさないように付けソースとして使われてもいいと思います。
オーブンに入れても大丈夫な鉄板に入れる
このまま加熱をしても良いような鉄板もしくは取っ手の取れるフライパンに
タレにくぐらせたリブを入れて
全体に
・ハチミツ、小さじ2 たらり~っと回しかけて
甘みのアクセントを加えます。
クミンシード
お肉の臭みを消してくれるスパイス
・クミン、小さじ2程度、全体にふりかけます。
クミンは、インドを代表するほどのスパイスハーブですが、
美味しいカレーの材料としてだけでなく、
食物繊維を多く含みミネラル豊富で、カリウムも豊富! 亜鉛の元気もくれます。
消化酵素を刺激する作用もあるので、お肉料理にとっても合うんです♪
全体にパラパラかかる程度のクミンシード!
パウダーでも良いのですが、
私は、このクミンの噛んだ時の食感が好きなので、シードを使っています 。
この状態で160度のオーブンに入れて40分、ゆっくりと低温で焼きます。
柔らかさの秘密がこれなんです。
高温だと、肉のタンパク質が急激に縮んで硬くなります。
かといって、低温すぎると、美味しい肉汁が流れ出てしまうので
160度で40分位が、この漬け方、焼き方においては
柔らかく、美味しく仕上がる温度と時間でした。
焼き上がり
家の中に、美味しいいい香りが広がります。
こんな匂いをかぐと、お肉食べる気満々になりますよね(笑)
さぁ、熱々のうちにいただきましょう。
実食
では! 熱々のリブ! いただきましょうかぁ~♪
熱いけど、スペアリブは手で食べたいですよね!
ここに、凍らせたジョッキに入った、キンキンに冷えたビールがあったら♥
もはや天国ですよね!
いけません、いけません。
正気に戻って、ヘルシー食期間だということを思い出さなくってはっ!
や・わ・ら・かっ ヽ(*'0'*)ツ です。!
スペアリブってこんなに柔らかかったっけ?!
もしや、これは名のある国産豚ではないだろうかと
間違えるほどの柔らかさです。
りんごジュースとか、玉ねぎの酵素でタンパク質分解して、
ジャガイモの食物繊維とデンプンもまとわせて、コーティング状態にして
高温で表面を焼き付けてから、ちょうどいい低温で
じっくりとやわらかに、ジューシー感を保たせながら焼く!
実験くん大成功っていう感じです♪
濃い味付けではないので、飽きずにじっくり噛めば噛むほど 『旨い!』
シッカリ肉食べてる感じがする、
骨付き肉は、旨味の出方が違うと、実感できる仕上がりです♪
100g100円しなかった、外国産のスペアリブ用のお肉でしたが
記念日に、ちょっと奮発しました系の喜びに変わるような
そんなスペアリブでした♪
これからバーベキューシーズン!
漬け込みの下ごしらえだけしておいたら、ヘルシーでありながら
バーベキューにも大活躍ですね♪
高カロリーになりがなスペアリブを、できるだけヘルシーに作った
「ヘルシー美味しいスペアリブ」の作り方のご紹介でした♪
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