【宇宙食・通販実食レポート】お湯を注ぐだけ！宇宙日本食の鮭おにぎりを実食

ISSより野口総一さんが無事に帰還し、入れ代わりで星出彰彦さんが日本人2人目の船長を務めるため宇宙に飛び立つなど、宇宙が身近になりつつある今日この頃。もしかしたら、そう遠くないうちに私たち一般の人も宇宙旅行できる日が来るのかもしれません。これは、そんな宇宙を夢見る筆者が宇宙食にチャレンジする連載です。今回購入したのは宇宙日本食のおにぎり。お湯を注ぐだけで簡単にできあがる宇宙食を試してみましたよ。

JAXA認証の「宇宙おにぎり」

日本人なら毎日食べたい白飯！　それはきっと宇宙でも同じはずですよね。今回購入したのは、宇宙おにぎり。非常時にも便利な、長期保存食を多数手がける尾西食品のアルファ米を使った商品です。宇宙っぽいパッケージの窓から中身が見えます。宇宙での味覚の変化を考慮し、最もご飯の食味と食感が高い「低アミロース米」を使用しているのだそう。

この商品にも、しっかり「宇宙日本食」のロゴが入っています。実際の宇宙日本食とはパッケージなどに違いがありますが、JAXAの認証した宇宙で実際に食べられている宇宙食です（JAXA認証-JS008）。内容量は40g、水分を含んでできあがると104gになります。

お湯を注ぐだけの簡単調理

裏側を見てみると、作り方や商品情報が書かれています。そして、周囲に1〜4までの数字。これはハサミを入れる順番のようです。まずは切り口1と1のラインをハサミでカットして開封します。

中から鮭の匂いが！　お米はパラパラでヒビが入っています。この中にお湯、または水を注いで作るのだそうですよ。

お湯だったら15分、水だったら60分で出来上がります。

ISSの給水機からは80度のお湯が出るとのことなので、約80度のお湯を準備！

脱酵素剤を取り出して、お湯を給水線まで注ぎ、チャックを閉めて20回ほど振ってよく混ぜ、15分待ちます。

握らずにできるおにぎり

15分経ったら切り口2〜4を順番にカットします。

めくってみるとちゃんとおにぎりになってる〜！

以前購入した宇宙日本食の緑茶も一緒に準備しました。お湯に溶かすだけで飲めるのでめちゃくちゃ便利。宇宙食は簡単にできるところがいいですよね。

宇宙おにぎりの味やいかに？

おにぎりとお茶、これはまさに日本人の食卓です。

パッケージのまま食べられるので、手や食器を汚すことがなくて便利！

パッケージを全部剥がしてみました。袋がおにぎりの形になっているので、取り出してもおにぎりの形です。ちょっと横長で薄いけど。おにぎりにしてはちょっとやわらかめなので、やっぱりパッケージのままの方が食べやすいかも。

お米がちゃんと水を吸い込んで、ご飯になっています。鮭からエキスが出たのかご飯もうっすらピンク色。食べてみるとご飯に鮭の味が染みていて、どこを食べてもおいしいです。宇宙でもおにぎりが食べられるなんて、日本人宇宙飛行士さんもきっとほっこりすることでしょう。

簡単に食べられるおにぎりは、宇宙のみならず地上でもいざというときに助けてくれそう。賞味期限も筆者が購入したときで1年以上あったので、ストックしておくといいかもしれませんよ。

【宇宙日本食】宇宙おにぎり 鮭
価格：378円 (税込)
https://spacegoods.net/SHOP/OP-164.html

関連記事
【宇宙食・通販実食レポート】浜松町「宇宙の店」潜入で見つけた人気商品とは!?
【宇宙食・通販実食レポート】JAXA認証「スペースカレー」を地球で食べてみた
【宇宙食・通販実食レポート】宇宙でも災害時でも活用可能BSFPゼリー飲料
【宇宙食・通販実食レポート】パッケージも宇宙仕様！ちりめん山椒