
たった30分で美味しい「きりたんぽ鍋」
「きりたんぽ 」って、ご存知ですか?
あの、秋田名物の竹輪のようになってるご飯の塊なのですが
これが、お祭りの屋台なんかで味噌をつけて売られている「あれ」とは違って
お鍋で食べると、本当に美味しいものなんです!
ただ、
「きりたんぽの出汁ってどうやって作るのっ?」っていう方が多いと思います。
実際、郷土料理としてのきりたんぽの出汁は「比内鶏」を使わないとしても、
ガラを煮出して、スープ作りに何時間がかかるものなんです。
でも、短時間で身近なもので美味しく食べたいので
「バター醤油ベースのきりたんぽ鍋」を、今回考案してみました!
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「バター醤油のきりたんぽ鍋」を、どうぞ
「きりたんぽ」が、売っているのは見たことあるけど、
食べたことのない方は、どうやったら美味しいか、分からないのが普通ですものね。
調理開始から、食べれるまでたった30分!
「きりたんぽ」の作り方を存知の方は、この短時間に?と驚かれると思いますが、
ではでは!作ってまいりましょう。
「きりたんぽ」が、手に入らない方は
後ほど紹介する、「だまこもち」でも代用できます。
下ごしらえ
・糸こんにゃく、大1袋280g入り
袋をあけて水を切って、ざっと流水で洗って
沸騰したお湯に入れて
5分ほど沸騰させてザルに上げて食べやすく切って
待機しておきます。
下ごしらえ2
・鶏モモ肉、1枚 半解凍状態で横に薄くスライス
で、待機!
(生よりも、半分凍っているほうが薄く切れます。)
下ごしらえと同時進行でベースの旨みを引き出します。
フライパンを中火の強火で熱して
・バター、30g程度(買ってきた時に、10gずつに切っておくと便利です)
・しめじ、1株 石づきを外して手でほぐして入れます。
キノコは、金っ気を嫌うので
できるだけ手で裂いたほうが、キノコ本来の旨みを感じられます。
・舞茸、1パック 手でほぐして入れて
キノコ類は、火が入ると嵩が下がるので
増量したい場合は、一度に入れずに追加投入したほうが効率良く火が通せます。
・えのき、1株 石づきを外して横に2つに切って、
根元のまとまっている所は手でほぐしてフライパンに入れます。
炒めていると、すぐにしんなりしてきますので
キノコ増量追加したい方は、ここで行います。
・九条ねぎ、2本 薄く斜めスライス
した物も、一緒に入れて、しんなりしたら火を止めて
待機させておきます。
九条ねぎは、火を通しても溶けてドロドロにならないねぎの代表格!
甘いネギのお好きな方は、白い長ネギを使うと甘くなります。
出汁のベースを作る
キノコを炒めているのと同時進行で出汁ベースを作っていきます。
鍋に
・水、カップ7
・ガラスープ顆粒、大さじ1強 (市販の顆粒のものです)
・やすまるローストだし、1包み (天然粉砕の出汁)
やすまる出汁は無添加で安心!
しかも一緒に使うすべての材料を引き立てて、味の深みを増してくれるので
私にとっては、手放せないお出汁なんです。
鶏肉からも出汁をとる
出汁が沸騰したら、沸騰を止めないように
・切った鶏肉
を、1つずつ入れて全部に火を通します。
火を強火にしてしまうとお肉が硬くなりやすいので
中火の強火程度の火加減で行います。
灰汁取り
灰汁が出てきますから、キレイに灰汁を取り除いて
鶏の脂は旨みになるので捨てないで、
網じゃくし等で、灰汁だけをキレイに取り除きます。
味付け
・醤油、カップ1/4 を、入れて沸騰させます。
炒めた具材を入れる
沸騰させている途中に
・バター炒めしておいたきのこやネギ
を、
・醤油を加えた出汁
の、中に入れて全体を馴染ませます。
・待機してあった糸こんにゃく
も、一緒に入れて馴染ませてシッカリ沸騰させます。
ぐつぐつ~。
もう!メッチャ美味しい鍋屋さんの香りです。
「えぇ~?もう良いの~?」
って言うぐらい短時間調理!
(実は股関節に違和感があって、しゃがむと電気が走ったように痛くなるので
整骨院に行ったり、なんだかんだ忙しく普段調理に取り掛かる時間を大幅に過ぎました。)
主人の帰るコールがあってからの、調理でしたので
だから、短時間で済ませなくってはいけなかったのです。
テーブルに出せるお鍋に入れ替え
テーブルの出せるお鍋に入れ替えて
別に、継ぎ足し分も丼に入れて
テーブルへ運びます。
きりたんぽ
初めてご覧になる方もいらっしゃると思いますが
これが、真空パックで売ってた 「きりたんぽ」です。
ピンクの字の 「めんこいな」 は、「可愛いなぁ~」の意味です。
「きりたんぽ」を切る
・きりたんぽ、3本
主人が、モッチリ感が良いと言うことなので、1本を3つに斜めに切りました。
早く煮えてサラッとした方がいい方は、4つに切ると味わいが変わります。
きりたんぽが手に入らない方は!
・ご飯に、・片栗粉・塩、少々 を入れて半つぶしにして
ピンポン玉よりも少し小さいお団子状態に丸めて
これが「だまこもち」と言うのですが、
秋田では、「きりたんぽ」の変わりに食べたりするんです。
テーブル準備
普段の「きりたんぽ」に入れないのですが、オレンジトマトも一緒に盛りつけて
目の前でグツグツさせながら、いただきます。
きりたんぽはカチカチになっていても、すぐ煮にけるので
テーブルでお鍋がグツグツしてきてから、
一度に食べる分だけ入れて、そのつど追加して
煮え具合の好みを、各自の好きなところで取り出していただきます。
実食
むっちり、良い味に煮えた「きりたんぽ」は
きのことバターの旨みを吸って
何時間もかけて取った出汁にも負けない美味しさがあります!
煮込む代わりに、きのこの旨みをバターで炒めて グ~ンと引き出して
やすまる出汁とガラスープと鶏モモの旨みで、長い時間煮込んだような、
美味しい出汁になったわけなんです。
キノコ自体も相乗効果で美味しくなっているので、タップリいただけます。
キノコの旨みは水溶性なので、
こうやってお汁と共に一緒にいただくお鍋が
旨みを余すところなくいただけるいい方法と思います。
鶏肉も、出汁の作用だけではなく
具財としてもいい仕事をしてくれますので、
お肉を沢山めしあがりたい方は、最初にお肉を増量して
火が通ってから取り出しておいて、後で継ぎ足すやり方ですと
時間もかからず、美味しくできます。
おなかいっぱい
二人で、あれだけあった継ぎ足しようの具財も全部食べて
主人はこのお汁で、次の日のうどんを要望しました。
今回作った量は2~3人前ですので
ご家族の多い方は、増量計算して作ってみてください。
出汁が難しいと言われる「きりたんぽ」ですが
こうして作っていただくと、作りはじめから食べるまで
たった30分で、美味しく「きりたんぽ」を味わっていただけます。
本来のものと作り方は異なりますが、美味しさに遜色ない
自信作の仕上がりです♪
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