子どもの片付け力UP!親子でやろう勉強グッズのお片づけ

新生活が始まる前に、ここまでの勉強グッズを一度片づけておきたいもの。でも親子で取り組むと喧嘩になりがち。。。と言う声をよく耳にします。
勉強グッズの片づけポイントは「捨てなくていいんだよ!」という声がけと、「分ける大変さを子供自身が知る」こと。
この2つさえ守れば、次からは子供達自身でルールを決めて、乱れにくい勉強グッズのお片づけを身に着けることができますよ。

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3月は勉強グッズの見直しを!

私は、一般家庭のお宅に伺う片づけのサポートをしています。
3月に一番多い依頼が「子供の進学を機に、机周りを片づけてほしい」というもの。

できれば、子供達自身に「片づけ」のやり方を知ってもらい、今後は自分でやれるように!と願う親御さんの思いが伝わってきます。

そこで今回は、進学や進級のタイミングを機に「子どもの勉強グッズに関する片づけ」のポイントをご紹介します。

1、「分ける」作業をやってもらう

さて、片づけるよ~と声をかけると、「全部必要だし」「捨てるものなんてない!」と言うお子さんがほとんどです。これは子どもに限ったことではありませんが、「片づける=捨てる」と思い込んでいる人が多いのが現状です。

そこで、「一つも捨てなくてもいいんだよ。ただ、分けることだけ一緒にやろう!」と声をかけましょう。

勉強グッズの場合、具体的に言うと大きく分けて

●教科書
●参考書(塾のテキスト含む)
●ノート
●テスト用紙
●プリント
●思い出

の6種類くらいに分けるのが良いでしょう。


片づけでは、この「分ける」という作業に一番時間がかかります。

最初は「絶対に捨てたくない!」と分け始める子供ですが、小学生であれば2時間、中学生でも3時間も分けていると次第に「つ、疲れた…ここまでやるほど残したいものなのだろうか?」と考え始めます。

あえて親は口出しをせず、根気よく分ける作業に付き合ってあげるのがいいでしょう。

2、残すものを選び取る

親子で片づけをすると、つい「こんなもの要らないでしょ」や、逆に「え?成績表?そんなの捨てちゃダメよ!」なんて言ってしまうものです。

色々な思いはあるかと思いますが、ここはグッとこらえて要否の判断は子供に任せましょう。

こうして、「分ける」「選び取る」を子供の頭でトレーニングすることで、子供たちは「モノを持つことの大変さ」を知るようになります。

私は『捨てるのがイヤな子は全部残せばいい』という考えです。
ただ、残すにはそれだけの時間を要するということを、出来る限り時間のある子供時代に経験してもらいたいと強く思います。

勉強グッズについても、一度苦労を経験すれば子供達は工夫します。

次からは

●教科書
●参考書
●思い出

は残す。

●ノート
は学期ごとに処分する

●テスト用紙
●プリント

は週末ごとに処分、などルール決めを各自で行うようになりますよ。


新生活が始まる前に、ぜひ勉強グッズのお片づけに取り組んでもらえたら嬉しいです。

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香村薫(こうむらかおる)モノを減らして時間を生み出す片づけのプロ家事研究家・ライフオーガナイザー株式会社ミニマライフ代表取締役1978年大阪生まれ幼いころから「…

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