【完全版】小学一年生入学準備まとめ|基本的な持ち物から入学準備金まで
新学期を迎える4月、生活スタイルが大きく変わるご家庭もたくさんあるのではないかと思います。そこで今回は、小学校に入学する際の基本的な持ち物から、体操着袋の手作りアイデア、気になる入学準備金の費用のことなどを紹介します。100均『ダイソー』の便利な商品などもセレクト。これを読めば小学校の入学準備は、ばっちりですよ♪
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小学校の入学準備を始めよう♪
冬が終わり、春が近づいてきました。今年の春、小学校の入学式を迎える子どもがいる方にとっては入学準備で忙しい時期ではないでしょうか。
持ち物をそろえたり、学校へ書類を提出したりやることが多い時期なので、何から手をつければいいのか、迷ってしまいまうのも仕方のないことです。
そこで今回は、小学校の基本的な入学準備としてそろえておきたいアイテムを紹介します! ピカピカの入学式を迎えられるように、しっかり準備していきましょうね。
小学校入学までに準備するもの
小学校は、授業や課外活動を通して子どもたちが成長する場所となります。そのため、自然と必要なものも多くなるのです。行く学校によっては、指定されるアイテムがあるので購入前に不安な場合は、必ず入学予定の学校へ確認をとりましょう。
1. ランドセル
なんと言ってもまず必要となるのが、ランドセル。小学校に行く際に欠かせないアイテムです。一昔前までは、「男の子は黒、女の子は赤」とランドセルの色はクラス中が一緒というのが一般的でしたが、最近では自由に選べる小学校が増えました。
ランドセルの素材は、人工皮革と牛革の主に2種類。頑丈さや背負いやすさも商品によって異なります。これから6年間使うものなので、お子さんとよく話し合ってぴったりのアイテムを選びましょう。
2. 筆記用具
筆記用具は、筆箱、鉛筆、消しゴム、下敷きなど、授業に必要となる必需品。きちんと準備をして、入学式に備えたいですね。
筆箱については、学校によって「キャラクターものはNG」「箱型のもの限定」などルールがある場合もあります。購入前に、必ず確認をしましょう。
3. お道具箱
机の中に入れて、引き出しのように使うお道具箱。中には算数の授業で使う算数セットや、教科書を入れるなどする小学生に必須のアイテムです。
お道具箱には、紙製のものとプラスチック製のものの主に2種類が販売されています。中には、折りたたんだ際に取っ手がつき、長期休暇で持ち帰りが必要なときに便利なアイテムも。中に仕切りがついていると、文房具の整理がしやすくおすすめです。
4. 防災頭巾
災害発生時に、頭部を保護するための防災頭巾。小学校では、主に防災訓練で着用します。実際に地震や火災が発生した際には、落下物による衝撃から守ってくれるアイテム。頭部をしっかり保護できるアイテムを選びましょう。
5. お名前シール
学校の持ち物には、原則すべてのものに名前を書くことを求められます。そんなときに便利なのが、お名前シールです。ペンで名前を書き、アイロンで貼り付けられる布用のタイプもあり給食袋や雑巾などへの記名もできます。
最近では100均『ダイソー』でも取り扱いがあり、コスパよく仕上げたい方におすすめです。
6. 体操着
体育の時間には、体操着を着ます。学校で指定がある場合がほとんどなので、確認をしましょう。指定がない場合には、無難にカラフルなものは避けて選ぶようにしてくださいね。
また、体操着に欠かせないのが体操着袋。市販のものもありますが、節約したい方には手作りもおすすめですよ。
7. 上履き
学校の校舎の中では、自分の靴から上履きに履き替えます。色や形、さらにメーカーまで指定がある学校が多いので購入前に確認をしましょう。
また、名前やクラスをどこに記載するかに至るまでルールがある場合も。わからない場合には、学校に相談するようにするのが安心ですね。
8. 防犯グッズ
登下校の際に身を守る手助けとなる、防犯グッズ。防犯ブザーはその中でも代表格です。ランドセルや洋服に取り付け、いつでも音を出せるようにしておくのが大切です。
使い方を覚えるために、入学準備として早めにに購入するのがおすすめ。備えあれば、憂いなしです。家族みんなで、防犯意識を高める機会にしたいですね。
9. 手提げ袋
小学校で何かと必要となるのが、手提げ袋。夏休みや冬休みになると、体操着や上履きなど、日用品を持ち帰ったり、音楽の授業が始まると鍵盤ハーモニカを持ち帰るために必要となります。
一昔前は、すべて親御さんが手作りするように促されていましたが、最近では市販のものも多く販売されています。かわいいデザインのものがたくさんありますよ! お子さんが気に入る柄のものを、一緒に選びたいですね。
10. 通学の服
小学校に入ったばかりのころは、学校は勉強する場所でもあり、お友達と仲良く遊ぶことを学ぶ場所でもあります。休み時間には、校庭で目一杯遊べるように動きやすい服を用意してあげましょう。
遊んでいるうちに、気づいたら洋服は汚れるものです。デザインももちろん大切ですが、汚れてもいいように替えがきく洋服をそろえましょう。『ユニクロ』『GU』『無印良品』など、安くてもおしゃれなアイテムでコーディネートを楽しむのがおすすめですよ♪
11. ハンカチとティッシュ
大人になっても大切になる、手洗いうがい。小学生のうちに、習慣づけておきたいことの1つです。清潔な手を保つのに必要となるハンカチは、毎日使うとなると枚数が必要になります。
こちらは男の子も女の子も使える、ハーフサイズのガーゼハンカチ。子どもの小さいポケットにも簡単に入るので、遊ぶときにハンカチが邪魔になりませんよ!
12. 雑巾
お掃除の時間になると、役割分担をして教室や廊下などを掃除します。掃除に必要となる雑巾は、各自1〜2枚程度持ち込むように学校側から指示されます。ミシンと使わないタオルがある方は、手作りするとお金をかけないで済みます。
市販では、100均の『ダイソー』や『セリア』で販売されているのを活用すると節約になります。必ず記名するのを、忘れないようにしましょう。
入学準備は小学一年生でばっちり!
入学準備に特化した書籍を活用すると、準備の仕方がまとめて分かるのでおすすめです。
『小学一年生』には、身に付けたい生活習慣やこれから学校で学ぶことを教えてくれる『入学準備かるた』が付録で付いたり、入学前にやっておきたい基礎学習のドリルが付いてくるなど入学準備に役立つアイテムが盛りだくさん! 気になった方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
入学後をイメージしよう!
入学準備ができたら、実際にどんな生活になるのか期待と不安で胸が膨らみますよね。今まで家族だけで暮らしていた生活に学校が加わることで、時間の使い方を考えたり、収納方法にも工夫が必要になります。
ここからは、実際に入学後の生活がどうなるのかイメージしやすいようにキッズオーガナイザー中村佳子さんの協力のもと書かれた記事を紹介します。
朝、笑顔で「いってらっしゃい」「いってきます」
入園・入学・新学期。新しい節目の時期となりました。
朝起きる時間、家を出発する時間、用意するもの、着る洋服など、さまざまなコト・モノが変化しますし、親子共々不安もでてきます。
その結果、毎朝目に付く持ち物や時間ばかりが気になって「用意は終わったの?」「早くしなさい!」とついガミガミ言ってしまう……というのはよく聞く話です。
でも、本当は親だって朝からガミガミ何度も言いたくないし、子どもだってガミガミ言われる前に自分でやりたいと思っているはず。
朝玄関のドアを開けるとき、笑顔で「いってらっしゃい」「いってきます」を言っていますか? 1日を気持ちよくスタートするためにも、笑顔で子どもを送り出してあげたいですよね。
朝の準備をスムーズにするためには〝子ども部屋”の配置から
まずは、モノの片づけ。
ボックスを並べて一つひとつにモノを収めていく、引き出しの中に仕切りを作って細々したモノをきれいに並べていく……モノの片づけというとこういったことが思い浮かぶかもしれませんが、本当にそれが一番大切なことなのでしょうか? 朝の様子を思い浮かべてください。
着替えていると思っていたのにおもちゃで遊び出していた……
こんなことはありませんか?
こんなふうに準備に時間がかかったり忘れ物をしたりすると、朝からまたガミガミいうことにも。ここで大切なのは、1つ1つのモノの収納ではなく子ども部屋のゾーンの配置です。
たとえば、写真のように「寝るゾーン」「遊ぶゾーン」「読むゾーン」「着替えるゾーン」のように配置します。
もちろん共有のものがあるので100%ゾーンを分けるのは不可能かもしれませんが、着替えているときにおもちゃが目につかない配置、勉強机に座ったところからはマンガが目に入らない配置など行動範囲を配慮したゾーンわけができると今するべき動作に集中できるようになります。
ちなみに、わが家では楽器のおもちゃがいつの間にか増えたので「奏でる」というゾーンも作りました。好きなことをいつでもすぐにできるようなゾーンがあると子どももストレス発散になるようです。
リビング学習を叶えるランドセル置き場の5つのポイント
最近では子ども部屋で勉強するのではなく、リビングやリビングの近くで勉強するリビング学習が人気です。それを狙ったというわけではありませんが、わが家も子ども部屋で宿題することはほとんどありません。宿題は「どこでするか」よりも「きちんとやって提出する」ことをわが家では最優先にしているので、リビング以外にもダイニング、廊下、ベランダと家中どこでも勉強OKの言わば”自宅内ノマドスタイル”です。
そうなると、ランドセル置き場にも変化がでるので、わが家を例に「ランドセル置き場をつくる際の5つポイント」をご紹介!
わが家はリビング横の和室に兄弟2人分のランドセル・教科書を収納できる棚を置いています。
【ポイント】
・同じ棚を共用するときも「ここが自分の収納スペース」とわかるように人別にゾーンを分ける配置に
例)長男が左、次男が右、真ん中や一番上の段は共有ゾーン
・学校用品スペースは毎日出し入れする場所なのでモノはできるだけ簡単に出し入れできるように。
例)ランドセルは持ち上げるのではなく直置きに近いキャスター付きのランドセルカートをDIY
・ハンカチ・ティッシュなど次の日の用意をするときに必要なものも同じスペースに引き出し収納
・学習に使うだろう図鑑・地球儀も同じ棚へ
・文房具のストックも自分たちで管理できるようひとまとめに収納(多めにストックを収納することで”いつでもここにある”という安心感が生まれるのか必ずチェックするようになりました)
・扉のないオープンラックにすることで出し入れのしやすさをプラス
ランドセルを定位置に戻さない、忘れ物が多い、すぐに散らかる……など、何かと悩みの多いランドセルスペース。
でも、あっちの部屋、こっちの部屋と移動しなくても用意が完結するようにモノをまとめ(動線を整える)、更に出し入れが楽になるようワンアクション収納を心掛けた配置で子どもでもきれいを維持しやすく、用意もすぐにでき、忘れ物をしない環境になります。
意外と盲点?!お手紙の仕組み
小学生になると出てくる問題が、学校に提出しないといけない提出物の数々……。学校で配布された親宛のプリントを子どもが出し忘れると、提出物や持ち物を忘れたり、印鑑を押し忘れていたり、当日の朝に「○○がいる。」と言われガミガミの原因になることも……。
そんな時に便利なのはキッチンに1つだけ付けたフック。
連絡帳入れを100円ショップの大きめのポーチにして手紙もそこに入れて持ち帰り(わが家は学校がこのスタイルでした)、ポーチには紐を付けておくだけでこのフックが連絡帳の定位置に。
洗い物を出すついでなど何かをするときに一緒に連絡帳も出せるので子どもも面倒くさがらなくなり、お手紙の出し忘れがなくなります。
低学年の間は毎日連絡帳のチェックが必要な学校もありますし、そうでなくても小学生の間はサインしたり印を押したりする機会が多いので、ペンと印鑑(シャチハタ)もキッチン内のフックの近くに常備しておくと更に便利ですね。
「早くしなさい!」はもう言わない。はじめての時間管理〝やることマグネット”
さて、次は時間管理の話。
「〇時までに家を出る」「〇時のバスに遅れずに乗る」と、子どもは初めて時間を意識した生活を始めることになります。
大人は当たり前のように時間に合わせて準備を進めますが、子どもはそうもいかずいつまでも朝ご飯を食べていたり、着替えないといけないのにTVを見始めたり……、そうなると朝から何度も「早くしなさい!」という声が飛び交い、結果険悪なムードで玄関を出るはめに。
そもそも「早くしなさい!」と何度言っても子どもには「何を?」「どれくらい早く?」がわからないのです。それは時間が目に見えないということが大きな問題点なのかもしれません。
そんなときに使いたいアイテムが「やることマグネット」。
時計と朝(夜も)やること(トイレ、食事、歯磨き、着替えなど)を絵で表したアイコンをマグネットにし、ボードに貼ります。
絵で表しているので時計や字が読めない小さな子どもでも「時計の針がこの形になるまでに、これとこれとこれを終わらせる」と自分で理解できるように。
「終わったら(違うゾーンに)マグネットを移動する」というルール1つで子どもは達成感を感じ、親は今子どもがどんな状態なのかが聞かなくてもわかることができるのでガミガミが激減します。
販売しているマグネットでなくても紙に絵を描くのでも十分です。絵が好きな子どもなら描くところから一緒にしてみるのも愛着がでていいかもしれませんね。
一番の目的は、”時間を見える化”するということ。モノを全部出して必要なものを使いやすい場所に並べるというモノの片づけと同じように、時間もやらないといけないことを一度書き出して見えるようにしてから並べて把握する。
「やることっていっぱいあるんだな」「いつも歯みがきを忘れそうになるんだよね」「朝は忙しいから”明日の用意”はやっぱり前の日にした方がいいよね」、時間が見えることで子ども自身もたくさんの発見があります。
ここでようやく、「早くしなさい!」に対する「何を」「どれくらい早く」が理解できるようになります。ただママがガミガミうるさいし怖いから、なんとなく言われるがままにやっておくのとは雲泥の差ですね。
新学期、不安もありますがやっぱりワクワクも多い時期。そのワクワクをたくさん受け止められるよう、モノや時間の片づけで環境サポートすることができます。
今日”できた”の気持ちは、明日も”できる””やりたい”の気持ちに繋がります。困ったときは見直すベストタイミング! 参考になればうれしいです。今日も笑顔で1日をスタートできますように。
【制作協力】キッズオーガナイザー中村佳子さん
気になる入学費用や想定費用総額についてはこちら
入学は、親御さんにとっては経済的な問題に直面することにもなりますよね。自治体によっては、「入学準備金」や「入学準備補助金」と呼ばれる就学援助制度があります。申請方法や実際に入金される時期などは自治体によって異なるので、確認が必要です。
また、年齢が上がるにつれて、遠足や課外活動など学年によって必要となる費用は増えていきます。LIMIAでは、今回紹介しきれなかった気になるお金の話を紹介しています。気になった方は、以下の記事も合わせてチェックしてくださいね。
意外と忘れがち!入学式のママの服装をチェック
「子どものことで忙しくしていたら、自分が入学式に着て行く服を忘れていた……」というのは、世のママさんによくあることです。直前になると、気に入るデザインや自分のサイズのものが見つからずに慌ててしまうので早めの準備がおすすめ。
LIMIAでは、おすすめの入学式の服装を紹介しています。まだ準備できていないという方は、参考にしてくださいね。
まとめ
小学校の入学準備に必要な持ち物を紹介しました。いかがでしたか?
大切な子どもが自立するための第一歩となる、小学校の入学式。準備の時間を楽しんで、家族みんなで新たなスタートを気持ちよく切りたいですね。
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