［DIY] アルファード 車中泊用2段ベットを自作して家族で楽しもう！

1. 車中泊ベットはどのように手に入る？

アルファードの車中泊ベットは販売されているので購入する事も出来ます。
しかし市販のベットはいずれも単なるフラットベットです。

まだ小さいとは言え子供がいるのでフラットベットだけでは少し狭いです。
せっかく高い空間があるので上手く利用して
家族がゆったりと寝れる環境を作りたい。

そうなるとやはり2段ベットが欲しくなりますが、市販品ではありません。
そこでアルファード車中泊2段ベットをDIYします。

2.車中泊2段ベットの材料は？

一般的にDIYでは木材が主流の材料です。
当然、木材でも作れますがいくつか問題があります。

①フラットなベットが作りにくい
　　車内の床は多少の凹凸があるため
　　ベット足を置く位置によっては傾いてしまいます。
　　木材ではこの微妙な凹凸を調整する事が難しいです。

②ベット分解や組立が難しい
　　2段ベットになるとそこそこのサイズになるため
　　走行中は分解して3列目に収納する必要があります。
　　木材だとこの分解や組立作業が大変です。

そこで注目したのがアルミパイプです。

この材料を使えばベット足の微妙な調整も簡単にできるため
フラットなベットが作れます。
さらに分解や組立も六角レンチ1本でできるため、
木材に比べてとても作業が簡単です。

そこでアルミパイプを使ってアルファード車中泊2段ベットを
DIYすることにしました。

3.アルファード車中泊2段ベットの設計

使用する材料は直径28mmのアルミパイプです。
このパイプでベットの枠組みを作り、
そこに板を取り付けてベットにします。
ベット足はアジャスターで高さ調整ができるようにしました。

アルミパイプはメーカが提供する3D CADで設計する事ができます。
こちらが設計したアルファード車中泊用2段ベットになります。
ベット板はCADでは描けませんので枠組みだけとなっています。

ベットは長いところで2m以上ありますが、
このままでは2列目シートを起こす事ができません。
そこであえて2本のパイプをつないで作っています。
これだと2列目シートを使う時はそこから外して分解できます。

2Fベットも簡単に分解できる作りになっており、
例えば荷物を運びたい時などはワゴンのような使い方もできます。

これらの分解、組立は全て六角レンチでボルトを締めたり、
緩めたりするだけでできます。

4.アルファード車中泊用2段ベットを組み立てよう

設計が終わればメーカから見積もりを取って注文します。
費用は3.5万円程でした。
約2週間程で部品が届き、後は組み立てます。

ベット板以外の部品は全て入っているので、
六角レンチで組み立てていきます。

まずは1Fベットを完成させて、
その上に2Fベットを作れば完成です。

ベット足のアジャスターで高さを調整しているので、
フラット感は抜群です。
ベット自体もしっかりしているので安心して寝る事ができます。

5.走行中は分解します

ベットの際は2列目と3列目シートを倒していますが、
走行時は2列目シートを起こす必要があります。

しかしこのベットであれば2列目にあたる部分だけを
分解して3列目に載せることができます。

これで走行中も安心ですね。
この作業は六角レンチ1本でできるためとても簡単です。

6.さいごに

アルファード車中泊用2段ベットのDIYは如何だったでしょうか？

意外と自分が理想とする車中泊ベットは市販品にはありません。
だからと言って諦める必要もありません。

このDIYを木材で作ろうとすると大変ですが、
アルミパイプを使えばそれほど難しくありません。

またベット製作に使用する工具も六角レンチやスパナ、
ノコギリ、電動ドライバーなど100均一にある工具で
ほとんどか揃います。

より詳しい内容やベッド板の取付部品などは
ブログの方で紹介していますので、
よかったらご覧ください。

もしこれから車中泊を検討されている方は
是非試してみて下さい。

またブログには軽自動車など他の車種の
車中泊ベットDIY事例もありますので
よかったらご覧ください。

この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。