【ほりえさちこのすぐ楽レシピ #46】ハロウィンに作ろう！甘さとろける「くもの巣かぼちゃプリン」のレシピ

プリンの上のくもの巣柄がスタイリッシュ！「くもの巣かぼちゃプリン」の作り方

●材料（3～4カップ分）
・かぼちゃ……正味150ｇ ※皮や種、わたは除く
・ゼラチン……５g（※ゼラチンは水大さじ２に振り入れてふやかす）
・牛乳……１カップ
・砂糖……大さじ３
・生クリーム……1/4カップ
・砂糖……小さじ１
・洋酒……お好みで適量
・板チョコ……20ｇ
・メープルシロップ……適量

●作り方
1. かぼちゃは種、皮、わたを除いてひと口大に切り、耐熱容器に入れてラップをしてレンジで3～4分間加熱します。加熱後に潰します。

2. 大きめの耐熱容器に牛乳を入れレンジで約2分、様子をみながら加熱し牛乳を温めたらゼラチンを入れます。ゴムベラで混ぜて、ゼラチンが溶けたら、かぼちゃを加えましょう。ここでミキサーにかけておくと、後の工程でザルで濾すときにスムーズです。砂糖はかぼちゃの甘みによって調整してください。

3. 2をざるで濾したら、ボウルの底を氷水に当てて、ヘラで混ぜながら冷やします。

4. 3にとろみがついてきたら、カップに流し入れて冷蔵庫で1時間以上冷やし固めます。

5. 生クリームに砂糖、洋酒を加えて、6～7分程度に泡立てる。とろりとリボン状に落ちるのが目安。4が冷えたら、生クリームを表面5〜6mmほど流し入れます。

6. 板チョコを耐熱容器に入れてレンジで約1分間加熱し、ゴムベラで混ぜながら、余熱でゆっくり溶かします。溶けたチョコレートをコルネ（※作り方は下記参照）に入れたら、生クリームの上に中心から渦巻き状にチョコレートを絞ります。

7. つまようじで、中心から放射状に8箇所なぞって、くもの巣を描けばできあがり♪

●コルネの作り方
クッキングシートを底辺15〜20cmをベースに二等辺三角形の形でカットします。中にチョコレートを入れたら、先を2〜3mm程カットします。

大人のパーティーにもぴったり！　おしゃれなパンプキンプリン

ハロウィンでは定番のかぼちゃですが、苦手な人にも取り入れやすい絶品スイーツです。なめらかでやさしい甘さのプリンに、チョコレートのパリッとしたほろ苦のアクセントが効いています。大人から子どもまで楽しめる「くもの巣かぼちゃプリン」。ぜひこの秋お試しあれ！

「プリン液は濾すことで、口当たりがなめらかに仕上がります。カップに入れるときは、手際よくやらないとすぐに固まってしまうので、一気に流し入れるのがコツ。お好みで、ラムやブランデーなどを入れると大人っぽい味に仕上がりますよ。ハロウィンらしさを出すポイントとして、くもの巣を描くときも、素早くやらないとチョコレートが固まってしまうので、スピードを意識しましょう。お好みでメープルシロップを添えるのもおすすめです。

ハロウィンらしいスタイリングのポイントは、オレンジ×黒の組み合わせ。こうもりのピックは以前に〔ナチュラルキッチン アンド〕で購入したもの。100円ショップなどで、こういったハロウィンモチーフのアイテムをゲットして、雰囲気を盛り上げてみてください。ケーキのホール型で作るとパーティーでも大活躍しますよ」（ほりえさちこ）

【ほりえさちこ】
栄養士／フードコーディネーター。和洋女子大で健康栄養学を学び、栄養士や食育アドバイザーの資格を取得。祐成陽子クッキングアートセミナーの講師を経て、テレビや雑誌、広告などで活躍。『フリージング離乳食―1週間ラクラク』『フリージング幼児食 1歳半〜5歳 —1週間分作りおき!』は累計4万部のロングセラーに。近著に『サラ弁』がある。

●ライター　庄司真美
●写真　さくらいしょうこ
＊＊「すぐ楽レシピ」は毎月第一土曜日の12時に公開！＊＊